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ロウワー//ぬゆり https://youtu.be/3sEptl-psU0
用語一覧(43件)
そう簡単な祈りだった 端から
そうかんたんないのりだったはなから
段々と消える感嘆
段々と消える感嘆
だんだんときえるかんたん
今からドンチョウが上がるから
今から緞帳が上がるから
いまからどんちょうがあがるから
静かな会場を後にさよなら
静かな会場を後にさよなら
しずかなかいじょうをあとにさよなら
言いかけていた事が一つ消えてまた増えて
言いかけていた事が一つ消えてまた増えて
いいかけていたことがひとつきえてまたふえて
背中に後ろめたさが残る
背中に後ろめたさが残る
せなかにうしろめたさがのこる
従いたい心根を吐き出さぬように込めて
従いたい心根を吐き出さぬように込めて
したがいたいこころねをはきださぬようにこめて
胸の中がオリのように濁る
胸の中が澱のように濁る
むねのなかがおりのようににごる
受け止めたいことが自分さえ抱えられず
受け止めたいことが自分さえ抱えられず
うけとめたいことがじぶんさえかかえられず
持て余したそれを守っている
持て余したそれを守っている
もてあましたそれをまもっている
霞んだ声はからからに喉を焼いて埋め尽くす
霞んだ声はからからに喉を焼いて埋め尽くす
かすんだこえはからからにのどをやいてうめつくす
何を言うべきか分からなくて
何を言うべきか分からなくて
なにをいうべきかわからなくて
感じてたものが遠く放たれていた
感じてたものが遠く放たれていた
かんじてたものがとおくはなたれていた
同じ様で違うなんだか違う
同じ様で違うなんだか違う
おなじようでちがうなんだかちがう
いつまで行こうか どこまで行けるのか
何時まで行こうか 何処まで行けるのか
いつまでいこうかどこまでゆけるのか
サダかじゃないなら何を想うの
定かじゃないなら何を想うの
さだかじゃないならなにをおもうの
僕らが離れるなら 僕らが迷うなら
僕らが離れるなら 僕らが迷うなら
ぼくらがはなれるならぼくらがまようなら
その度に何回も繋がれる様に
その度に何回も繋がれる様に
そのたびになんかいもつながれるように
ここに居てくれるなら 離さずいられたら
ここに居てくれるなら 離さずいられたら
ここにいてくれるならはなさずいられたら
まだ誰も知らない感覚で救われていく
まだ誰も知らない感覚で救われていく
まだだれもしらないかんかくですくわれていく
平穏とは消耗をもって代わりに成す
平穏とは消耗を以て代わりに成す
へいおんとはしょうもうをもってかわりになす
実際はどうも変わりはなく
実際はどうも変わりはなく
じっさいはどうもかわりはなく
キョウラクとは嘘で成る
享楽とは嘘で成る
きょうらくとはうそでなる
ホコロぶ前にここを出ていこうか と
「綻ぶ前にここを出ていこうか」と
ほころぶまえにここをでていこうかと
都合の良い願いを同じ様に同じ様に呟く
都合の良い願いを同じ様に同じ様に呟く
つごうのいいねがいをおなじようにおなじようにつぶやく
どこから聞こうか 何を見失うか
何処から聞こうか 何を見失うか
どこからきこうかなにをみうしなうか
さだかじゃないから此処を動けない
定かじゃないから此処を動けない
さだかじゃないからここをうごけない
僕らが疲れるなら これ以上無いなら
僕らが疲れるなら これ以上無いなら
ぼくらがつかれるならこれいじょうないなら
その度に何回も逃げ出せる様に
その度に何回も逃げ出せる様に
そのたびになんかいもにげだせるように
心が守れる様に 奪われない様に
心が守れる様に 奪われない様に
こころがまもれるようにうばわれないように
互いに託して 身体を預けてよ
互いに託して 身体を預けてよ
たがいにたくしてからだをあずけてよ
君と泣く 君と笑う 君と怒る
君と泣く 君と笑う 君と怒る
きみとなくきみとわらうきみとおこる
君と歌う 君と踊る 君と話す
君と歌う 君と踊る 君と話す
きみとうたうきみとおどるきみとはなす
いつまで続くだろうと同じ様に同じ様に呟く
何時まで続くだろうと同じ様に同じ様に呟く
いつまでつづくだろうとおなじようにおなじようにつぶやく
いま忘れないよう刻まれた空気を
いま忘れないよう刻まれた空気を
いまわすれないようきざまれたくうきを
これから何度思い出すのだろう
これから何度思い出すのだろう
これからなんどおもいだすのだろう
僕らだけが
僕らだけが
ぼくらだけが
僕らが離れるなら 僕らが迷うなら
僕らが離れるなら 僕らが迷うなら
ぼくらがはなれるならぼくらがまようなら
その度に何回も繋がれる様に
その度に何回も繋がれる様に
そのたびになんかいもつながれるように
ここに居てくれるなら 離さずいられたら
ここに居てくれるなら 離さずいられたら
ここにいてくれるならはなさずいられたら
まだ誰も知らない感覚で
まだ誰も知らない感覚で
まだだれもしらないかんかくで
僕の生きているすべてを確かめて
僕の生きているすべてを確かめて
ぼくのいきているすべてをたしかめて
正しくして
正しくして
ただしくして
そう簡単な祈りだった ハナから

