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お待たせしてすみません。陸上競技の名言を集めました。
用語一覧(13件)
走った距離は裏切らない
はしったきょりはうらぎらない
アテネオリンピック、女子マラソンの金メダリスト、野口みずきさんが残した言葉。
ちょっとアテネへ行ってくる
ちょっとアテネへいってくる
元、110mhの日本記録保持者の谷川聡さんがアテネオリンピックに行く前に、教え子の学生達に向かって言った言葉。ちょっと行ってくると言っておきながら、その大会で110mhの日本記録を更新して帰ってきたことから名言に追加された。
若い選手の心が揺れているのが見えたので
わかいせんしゅのこころがゆれているのがみえたので
400mh日本記録保持者、為末大さんがヘルシンキ世界選手権の400mhのレース後、インタビューで答えた言葉。この日、ヘルシンキはレース前に突然の雷雨に襲われた。レースの延期か実施かわからない時間が続くなか、為末さんは一人静かに準備を進めていた。その時、周りの若い選手の心の揺れを感じて発した言葉。この大会で、為末さんは、2度目の銅メダルを獲得した。
ゴールの向こうには新しい自分が待っている
ごーるのむこうにはあたらしいじぶんがまっている
現400mの日本記録保持者、高野進さんが、プロフェッショナル仕事の流儀で残した言葉。苦しい練習、レース前の重圧、緊張、プレッシャーを跳ね除け、走り終えた後、そこには新しい自分が待っているよ。と学生たちに伝えた言葉。
けつわれ
けつわれ
頑張りすぎた時、けつ(お尻)が疲労困憊に達し、けつが割れたような苦しさに襲われる現象。が、しかし素人がけつわれを起こすことはあまりない。なぜなら、けつ主働で走ることはトップレベルでないと実現できないからだ。なので、素人は単に足が疲れるだけなのだ。
その1秒を削り出せ
その1びょうをけずりだせ
東洋大学、駅伝部のスローガン。駅伝ファンにはたまらない言葉。
ハードルの上で休む
はーどるのうえでやすむ
400ハードル、日本記録保持者、為末大さんが残した言葉。ついつい、踏み切った後、空中でも何か無駄な動きをしてしまうハードラーにとって大きな気づきの言葉。宙に浮いている時間はもはや何をしても意味がない。ただ、地面に着くのを待つだけ。無駄な動き、例えばリード足を地面に下ろそうとする動き。などは、なんのプラスにも働かない。ならば、宙に浮いている時間は全身をリラック
靴の踵には靴の神様が住んでいる
くつのかかとにはくつのかみさまがすんでいる
中学校の顧問の先生が言った言葉。陸上競技選手にとって靴は命。その靴の踵を踏むという行為は道具を大切にしていないばかりか、パフォーマンスを下げる行為。踵を踏むのは辞めましょう。
やろうかどうか迷った時はやらない
やるかどうかまよったときはやらない
高校生の時に、月刊陸上競技で大阪高校特集で、大阪高校、陸上部顧問の先生が言った言葉。迷っている時にやると、怪我にもつながるので、気持ちが乗らないならやらない方がよいという考え方。
覚醒せよ
かくせいせよ
元、日本陸連専務理事の澤木啓祐氏が言ったとされている言葉。言ったかどうかわからないが言いそうな言葉。
冬季練習中はあと1本をやる
とうきれんしゅうちゅうはあと1ぽんをやる
日本人、初の110mh、13秒台ハードラー岩崎利彦氏の言葉。つらい冬季の時期に、あと1本をいくかどうかは誰もが迷う。そんな時、冬季だからこそ、あと1本を行こう。という背中を押す言葉。
シーズン中はあと1本を我慢する
シーズンちゅうはあと1ぽんをがまんする
日本人、初の110mh、13秒台ハードラー岩崎利彦氏の言葉。シーズン中、レースが近づくにつれて不安が大きくなり、ついつい練習をし過ぎて、怪我や調子を落とすことがある。シーズン中は常に怪我、コンディションとの闘いだ。不安に思う気持ちはわかるが我慢しようという、深い言葉。
競技を始めて、ただ階段を登ったことは一度もない
きょうぎをはじめてただかいだんをのぼったことはない
友達が言った言葉。我々にとって、階段を登るという行為は、常に学び、気づきの場。骨盤の位置を変えたり、足のつま先の向きを確認したり、地面に力を込めやすいポジションを探したりと。階段を登るという日常の些細な場面すら競技者にとっては、学びの場としているというプロフェッショナルな言葉。