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春泥棒//ヨルシカ https://youtu.be/Sw1Flgub9s8
用語一覧(50件)
高架橋を抜けたら雲の隙間に青が覗いた
こうかきょうをぬけたらくものすきまにあおがのぞいた
最近どうも暑いからただ風が吹くのを待ってた
最近どうも暑いからただ風が吹くのを待ってた
さいきんどうもあついからただかぜがふくのをまってた
コカゲに座る
木陰に座る
こかげにすわる
何かホオに付く
何か頬に付く
なにかほおにつく
見上げれば頭上に咲いて散る
見上げれば頭上に咲いて散る
みあげればずじょうにさいてちる
はらり 僕らもう息も忘れて
はらり、僕らもう息も忘れて
はらりぼくらもういきもわすれて
瞬きさえ億劫
瞬きさえ億劫
またたきさえおっくう
さぁ 今日さえアシタ過去に変わる
さぁ、今日さえ明日過去に変わる
さぁきょうさえあしたかこにかわる
ただ風を待つ
ただ風を待つ
ただかぜをまつ
だから僕らもう声も忘れて
だから僕らもう声も忘れて
だからぼくらもうこえもわすれて
さよならさえ億劫
さよならさえ億劫
さよならさえおっくう
ただ花が降るだけ晴れり
ただ花が降るだけ晴れり
ただはながふるだけはれり
今 春吹雪
今、春吹雪
いまはるふぶき
次の日も待ち合わせ
次の日も待ち合わせ
つぎのひもまちあわせ
花見の客も少なくなった
花見の客も少なくなった
はなみのきゃくもすくなくなった
春の匂いはもう止む
春の匂いはもう止む
はるのにおいはもうやむ
今年も夏が来るのか
今年も夏が来るのか
ことしもなつがくるのか
コウカキョウを抜けたら道の先に君が覗いた
高架橋を抜けたら道の先に君が覗いた
こうかきょうをぬけたらみちのさきにきみがのぞいた
残りはどれだけかな
残りはどれだけかな
のこりはどれだけかな
どれだけ春に会えるだろう
どれだけ春に会えるだろう
どれだけはるにあえるだろう
川沿いの丘 コカゲに座る
川沿いの丘、木陰に座る
かわぞいのおかこかげにすわる
また昨日と変わらず今日も咲く花に
また昨日と変わらず今日も咲く花に、
またきのうとかわらずきょうもさくはなに
僕らもう息も忘れて
僕らもう息も忘れて
ぼくらもういきもわすれて
瞬きさえ億劫
瞬きさえ億劫
またたきさえおっくう
花散らせ今吹くこの嵐は
花散らせ今吹くこの嵐は
はなちらせいまふくこのあらしは
まさに春泥棒
まさに春泥棒
まさにはるどろぼう
風に今日ももう時が流れて
風に今日ももう時が流れて
かぜにきょうももうときがながれて
立つことさえ億劫
立つことさえ億劫
たつことさえおっくう
花の隙間に空 散れり
花の隙間に空、散れり
はなのすきまにそらちれり
まだ 春吹雪
まだ、春吹雪
まだはるふぶき
今日も会いに行く
今日も会いに行く
きょうもあいにいく
コカゲに座る
木陰に座る
こかげにすわる
溜息をツく
溜息を吐く
ためいきをつく
花ももう終わる
花ももう終わる
はなももうおわる
アスも会いに行く
明日も会いに行く
あすもあいにいく
春がもう終わる
春がもう終わる
はるがもうおわる
ナゴるように時間が散っていく
名残るように時間が散っていく
なごるようにじかんがちっていく
愛を歌えば言葉足らず
愛を歌えば言葉足らず
あいをうたえばことばたらず
踏む韻さえ億劫
踏む韻さえ億劫
ふむいんさえおっくう
花開いた今を 言葉ごときが語れるものか
花開いた今を 言葉如きが語れるものか
はなひらいたいまことばごときがかたれるものか
はらり 僕らもう声も忘れて
はらり、僕らもう声も忘れて
はらりぼくらもうこえもわすれて
瞬きさえ億劫
瞬きさえ億劫
またたきさえおっくう
花見は僕らだけ
花見は僕らだけ
はなみはぼくらだけ
散るなまだ 春吹雪
散るなまだ、春吹雪
ちるなまだはるふぶき
あともう少しだけ
あともう少しだけ
あともうすこしだけ
もう数えられるだけ
もう数えられるだけ
もうかぞえられるだけ
あと花二つだけ
あと花二つだけ
あとはなふたつだけ
もう花一つだけ
もう花一つだけ
もうはなひとつだけ
ただ葉が残るだけ はらり
ただ葉が残るだけ、はらり
ただはがのこるだけはらり
今 春じまい
今、春仕舞い
いまはるじまい
コウカキョウを抜けたら雲の隙間に青が覗いた