夜明けと蛍

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用語一覧(32件)

001

淡い月に見とれてしまうから

あわいつきにみとれてしまうから

くらいあしもともみえずに

002

暗い足元も見えずに

くらいあしもともみえずに

ころんだことにきがつけないまま

003

転んだことに気が付けないまま

ころんだことにきがつけないまま

とおいよるのほしがにじむ

004

遠い夜の星が滲む

とおいよるのほしがにじむ

したいことがみつけられないから

005

したいことが見つけられないから

したいことがみつけられないから

いそいだふりうつむくまま

006

急いだふり 俯くまま

いそいだふりうつむくまま

ころんだあとにわらわれてるのも

007

転んだあとに笑われてるのも

ころんだあとにわらわれてるのも

きづかないふりをするのだ

008

気づかない振りをするのだ

きづかないふりをするのだ

かたちのないうたであさをえがいたまま

009

形のない歌で朝を描いたまま

かたちのないうたであさをえがいたまま

あさいあさいなつのむこうに

010

浅い浅い夏の向こうに

あさいあさいなつのむこうに

つめたくないきみのてのひらがみえた

011

冷たくない君の手のひらが見えた

つめたくないきみのてのひらがみえた

あわいそらあけのほたる

012

淡い空明けの蛍

あわいそらあけのほたる

じぶんがただのしみにみえるほど

013

自分がただのシミに見えるほど

じぶんがただのしみにみえるほど

きらいなものがふえたので

014

嫌いなものが増えたので

きらいなものがふえたので

ちきゅうのうらがわへとびたいのだ

015

地球の裏側へ飛びたいのだ

ちきゅうのうらがわへとびたいのだ

むじんのえきにとどくまで

016

無人の駅に届くまで

むじんのえきにとどくまで

きのうのぼくにであうまで

017

昨日の僕に出会うまで

きのうのぼくにであうまで

むねがいたいからしたをむくたびに

018

胸が痛いから下を向く度に

むねがいたいからしたをむくたびに

きみがまたとおくをゆくんだ

019

君がまた遠くを征くんだ

きみがまたとおくをゆくんだ

ゆめをみたいぼくらをけがせ

020

夢を見たい僕らを汚せ

ゆめをみたいぼくらをけがせ

さらばきのうよるにさくひのはな

021

さらば 昨日夜に咲く火の花

さらばきのうよるにさくひのはな

みずにうつるはなをはなをみていた

022

水に映る花を花を見ていた

みずにうつるはなをはなをみていた

みずにかすむつきをつきをみていた

023

水に霞む月を月を見ていたから

みずにかすむつきをつきをみていた

なつがこないままのそらをえがいたなら

024

夏が来ないままの空を描いたなら

なつがこないままのそらをえがいたなら

きみはぼくをわらうだろうか

025

君は僕を笑うだろうか

きみはぼくをわらうだろうか

あけがたのゆめうかぶつきがみえたそら

026

明け方の夢浮かぶ月が見えた空

あけがたのゆめうかぶつきがみえたそら

あさがこないままでいきができたなら

027

朝が来ないままで息が出来たなら

あさがこないままでいきができたなら

とおいとおいなつのむこうへ

028

遠い遠い夏の向こうへ

とおいとおいなつのむこうへ

つめたくないきみのてのひらがみえた

029

冷たくない君の手のひらが見えた

つめたくないきみのてのひらがみえた

あわいあさやけのよぞら

030

淡い朝明けの夜空

あわいあさやけのよぞら

なつがこないままのまちをいま

031

夏がこないままの街を今

なつがこないままのまちをいま

あぁあいのいろよあけとほたる

032

あぁ 愛の色夜明けと蛍

あぁあいのいろよあけとほたる

あわいつきにみとれてしまうから

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