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第４０回目となった新語・流行語大賞 ノミネートされた３０語を簡単な説明を加えて、覚えるもよし、タイピングするもよしのAnkeyとなっております 記号・空白は無視できます 読み方の都合上、文字通りのタイピングにならない場合があります
用語一覧(30件)
I'm wearing pants!
imwearingpants
元々、日本で「安心してください、穿いてますよ！」のネタでブレイクを起こした「とにかく明るい安村」の、イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で披露した決め台詞 お馴染みの、パンツが穿いてないように見えるポーズをとった後に「I'm wearing!」と決め台詞を発し、観客から「pants!」とリアクションが返ってきたのが、発祥となった
憧れるのをやめましょう
あこがれるのをやめましょう
野球の日本代表選手、侍ジャパンがワールドベースボールクラシック（WBC）の決勝戦直前に、チームメイトに呼びかけた言葉 憧れを無くすことで、対戦相手であるアメリカの強豪選手を超えて優勝する、という気持ちが強くあふれ出たシーン
首振りダンス
くびふりだんす
2015年に結成した４人組ダンスボーカルユニットの「新しい学校のリーダーズ」が2020年5月にリリースした「オトナブルー」が３年後にTikTokで話題となり、その曲にある「首振りダンス」と呼ばれる振り付けが流行したことで、TikTok上半期トレンド大賞2023の大賞に選ばれ、他にも様々な栄えある賞を受賞した
新しい戦前
あたらしいせんぜん
2022年12月28日に「徹子の部屋」の番組内にて、黒柳徹子が来年はどんな年になるのだろう、とタモリに尋ね、そこで「新しい戦前」と表現したことをきっかけに広まった
A.R.E
あれ
今回の年間大賞 プロ野球球団、阪神タイガーズの2023年のチームスローガンのこと 「アレ」というのはリーグ優勝のことを指し、この言い回し自体は2010年の岡田監督の頃から使われていた ちなみにA.R.EとはAim! Respect Empower!の略となっている
頂き女子
いただきじょし
主に若い女性が年上の男性と恋愛関係を作り、ウソの悩みや相談事を持ち掛けることで、大金を"頂く"こと この言葉が広まったのは「頂き女子りりちゃん」と呼ばれる女性が、複数人の男性から1億5500万円ほどをだまし取ったことから、大きな波紋を呼んだ
X
えっくす
2023年7月24日に世界トップレベルの規模を誇るSNS「Twitter」の名称が変更され、「X」となり 、それと同時にあの有名な青い鳥のロゴが消え去ったことから このことを決定した元CEO、元会長兼CTOイーロン・マスクには「否」多めの賛否両論のユーザーの声が寄せられた
エッフェル姉さん
えっふぇるねえさん
2023年7月、参議院議員・自民党の女性局長として海外研修のためフランスに行くが、局長が他の参加者とともにエッフェル塔を背景にポーズを撮った写真をSNSに掲載したことが原因で、「観光で行っているのか？」等と、多くの批判を呼んだ
ジャニーズ問題
じゃにーずもんだい
ジャニーズ事務所の創設者であるジャニー喜多川が、所属する男性タレントを主に性的虐待を行った問題が、2023年3月に、BBCが長編ドキュメンタリーとして放映したことで、日本のみならず世界中で大きく報道されることとなった また、問題についての記者会見で、質問に応じない記者をまとめたリスト「NGリスト」の存在も大きく波紋を呼んだ
オーバーツーリズム
おーばーつーりずむ
観光客が特定の地域に訪れる人が急増することで、その地域や環境、景観が害されてしまう状況のこと 以前まで新型コロナウイルスの影響で、外出を自粛するムードが無くなっていった反動から、許容量以上の観光客が来てしまったことで、このような状態を問題視することが多くなった
推しの子
おしのこ
週刊ヤングジャンプ、少年ジャンプ＋で連載している、原作が赤坂アカ、作画が横槍メンゴによる連載漫画 2020年より連載が始まった作品であるが、2023年4月からアニメが放映され、そのアニメのOPであるYOASOBIによる「アイドル」が4.5億再生（2024年4月現在）されるほどの大ブームを起こした
OSO18
おそ18
2019年から2023年にかけて北海道にて出没していたヒグマのコードネーム コードネームは、被害が発生した標茶町"オソ"ツベツという地名と、前足の幅が"18"cmと推定されたことからきている 主に、66頭もの牛を襲った等の被害をもたらした
蛙化現象
かえるかげんしょう
「それまで好きだった相手の、嫌な一面を見てしまったがために幻滅してしまう」というニュアンスで、主にZ世代から共感が集まっている心理学的現象 これを題材にした曲や本等が発売され、「Z世代が選ぶ2023年上半期の流行語ランキング」には堂々の１位に選ばれた
５類
5るい
5月8日、それまで感染症の分類で２類感染症とされていたのが５類に移行された これがきっかけで、感染対策は個人の判断に任される等の対応がなされた
10円パン
10えんぱん
見た目が１０円硬貨そっくりの見た目をしたパン 韓国の10ウォン硬貨そっくりに作られた、韓国の人気グルメ「10ウォンパン」が発祥となっており、日本版といったところだ
スエコザサ
すえこざさ
NHK連続テレビ小説「らんまん」の最終週の放送タイトル 最終回のストーリーの展開に、このタイトルが話題となった ちなみに、スエコザサは高さ1~2mほどにもなるイネ科の多年草である
性加害
せいかがい
ジャニー喜多川による長年の性加害問題を始め、女性自衛官への性暴力、など多くの人が声を上げている
生成AI
せいせいai
膨大な量の学習データを用いて、文章で指示することによって画像、動画、文章を生成できるAI 2023年以前もそうであったが、2023年の生成AIの発展は目まぐるしいものとなった それと同時に、今年は生成AIに関する法整備を懸念する声も目立った年でもあった
地球沸騰化
ちきゅうふっとうか
2023年7月の世界の平均気温を観測史上最高を記録し、これを受けたグテーレス国連事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、"地球沸騰化"の時代が到来した」と警告をしたことからきている 日本でもこの年の夏は、猛暑日の日数が最多の年となった
チャットGPT
ちゃっとgpt
OpenAI社が2022年に公開した文章生成AIで、この"生成AIブーム"の中でも最も有名な生成AIの一つでもある GPTの略は「Generative Pre-trained Transformer」で、とても自然な対話が可能となっているのが魅力の一つである
電動キックボード
でんどうきっくぼーど
電動モーターが搭載されたキックボードで、地面を蹴るなどの必要がいらないのが特徴 2023年7月から道路交通法が改正され、16歳以上であれば、運転免許いらずで運転ができるようになった
2024年問題
2024ねんもんだい
「物流の2024年問題」が正確な名称で、2024年4月1日以降、ドライバーの時間外労働時間の上限が課される このことで、物流に支障が起こり、「頼んだ荷物が届かない」ことが起こるのではないかと危惧されている
ひき肉です
ひきにくです
中学生6人組YouTuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバー「ひき肉」が自己紹介するときに出す挨拶とそのポーズのこと ちょんまげ小僧は2023年7月頃に、他方のSNSで大きく話題を呼び、それと同時にひき肉の自己紹介も流行り、多くの有名人やスポーツ選手がパフォーマンスとして取り入れた
藤井八冠
ふじいはちかん
将棋の棋士である藤井聡太が2023年10月の王座戦のタイトルに見事打ち勝ち、前人未到の「八冠」のタイトルを手に入れた また、藤井聡太は2023年度の勝率が0.852という、勝率でも１位という素晴らしい 成績を残した 今を生きる伝説と呼んでも差し支えないだろう
ペッパーミル・パフォーマンス
ぺっぱーみるぱふぉーまんす
ワールドベースボールクラシック（WBC）での対戦にて、日本代表選手のラーズ・ヌートバー選手が、コショウ挽きであるペッパーミルを回す動きをするというパフォーマンスを見せ、多くのファンに注目された
別班
べっぱん
TBS系ドラマ「VIVANT」に登場した自衛隊の秘密情報部隊のこと ドラマがヒットしたことでネットではその存在について多く語られてきたが、当時の官房長官が会見で存在を否定したことで、ネットのみならず、別班に関する議論は白熱した
観る将
みるしょう
ネットやテレビ等で将棋の観戦を楽しむ将棋ファンのことで、その中でも自身は将棋を指さない人たちのことを指す 観る将の方たちの中には、棋士のルックスを重視したり、食事メニューやおやつを目的として見ている人もいたり、千差万別の楽しみ方があるようだ
闇バイト
やみばいと
高額な報酬の代わりとして、特殊詐欺や強盗等の犯罪行為の実行役を代行するアルバイトのこと 最近では、SNSやインターネット掲示板、求人サイト等で「高収入」「簡単な仕事」という謳い文句で若者を中心に被害を受けている
声出し応援
こえだしおうえん
コロナ禍での制限はスポーツ観戦にも莫大な影響を残したが、ここ最近になってその制限が解禁され、「声出し応援」が生み出す盛り上がりを我々に再認識させた
Y2K
y2k
Y2Kとは「Year2000」の略で、Y2Kファッションという2000年代のファッショントレンドが、この令和の時代にリバイバルした というのもZ世代の間では、いわゆる「レトロブーム」が共感を呼んでおり、このY2Kファッションも、そのうちの一つだと思われる
