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_____________________________________ 季 節 全 く 違 う ん だ よ ね 💦 今 度 は あ の 夏 が 飽 和 す る と ホ ワ イ ト ハ ッ ピ ー を 出 そ う と し て る 👍 再 度 ハ マ っ て し ま っ た ଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧ フ ォ ロ ワ ー 様 千 人 記 念 で す っ ✨
用語一覧(34件)
8月15日の午後12時半くらいのこと
はちがつじゅうごにちのごごじゅうにじはんくらいのこと
天気が良い 病気になりそうなほど眩しい日差しの中
てんきがいいびょうきになりそうなほどまぶしいひざしのなか
することも無いから君と駄弁っていた
することもないからきみとだべっていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」
でもまぁなつはきらいかな
猫を撫でながら 君はふてぶてしくつぶやいた
ねこをなでながらきみはふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
あぁにげだしたねこのあとをおいかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
とびこんでしまったのはあかにかわったしんごうき
バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ
ばっととおったとらっくがきみをひきずってなきさけぶ
血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った
ちしぶきのいろきみのかおりとまざりあってむせかえった
嘘みたいな陽炎が「嘘じゃないぞ」って嗤ってる
うそみたいなかげろうがうそじゃないぞってわらってる
夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ
なつのみずいろかきまわすようなせみのねにすべてくらんだ
目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで
めをさましたとけいのはりがなりひびくべっとで
今は何時?
いまはなんじ
8月14日の午前12時過ぎ位を指す
はちがつじゅうよっかのごぜんじゅうにじすぎくらいをさす
やけに煩い蝉の声覚えていた
やけにうるさいせみのこえおぼえていた
でもさぁ、少し不思議だな。
でもさぁすこしふしぎだな
同じ公園で昨日見た夢を思い出した
おなじこうえんできのうみたゆめをおもいだした
「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時
もうきょうはかえろうかみちにぬけたとき
周りの人は皆上を見上げ口を開けていた
まわりのひとはみなうえをみあげくちをあけていた
落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる
らっかしてきたてっちゅうがきみをつらぬいてつきささる
劈く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り
つんざくひめいとふうりんのおとがきぎのすきまでからまわり
ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる
わざとらしいかげろうがゆめじゃないぞってわらってる
眩む視界に君の横顔、笑っているような気がした
くらむしかいにきみのよこがおわらっているようなきがした
何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。
なんどせかいがくらんでもかげろうがわらってうばいさる
繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。
くりかえしてなんじゅうねんもうとっくにきがついてたろ
こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。
こんなよくあるはなしならけつまつはきっとひとつだけ
繰り返した夏の日の向こう。
くりかえしたなつのひのむこう
バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる
ばっとおしのけとびこんだしゅんかんとらっくにぶちあたる
血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して
ちしぶきのいろきみのひとみときしむからだにらんはんしゃして
文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら
もんくありげなかげろうにざまぁみろよってわらったら
実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。
じつによくあるなつのひのことそんななにかがここでおわった
目を覚ました8月14日のベッドの上
めをさましたはちがつじゅうよっかのべっとのうえ
少女はただ 「またダメだったよ」と一人
しょうじょはただまただめだったよとひとり
猫を抱きかかえてた
ねこをだきかかえてた