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莉 犬 く ん v e r が 一 番 好 み 本 家 様 の 方 も 好 き だ け ど
用語一覧(60件)
昨日も今日も晴天で
きのうもきょうもせいてんで
入道雲を見ていた
にゅうどうぐもをみていた
怠いくらいの快晴だ
だるいくらいのかいせいだ
徐ろに目を閉じて
おもむろにめをとじて
「それ」はどうも簡単に
それはどうもかんたんに
思い出せはしないようで
おもいだせはしないようで
年を取った現状に浸ってたんだよ
としをとったげんじょうにひたってたんだよ
大人ぶった作戦で
おとなぶったさくせんで
不思議な合図立てて
ふしぎなあいずたてて
「行こうか今日も戦争だ」
いこうかきょうもせんそうだ
立ち向かって手を取った
たちむかっててをとった
理不尽なんて当然で
りふじんなんてとうぜんで
独りぼっち強いられて
ひとりぼっちしいられて
迷った僕は憂鬱になりそうになってさ
まよったぼくはゆううつになりそうになってさ
背高草を分けて
せいたかくさをわけて
滲む太陽睨んで
にじむたいようにらんで
君はさこう言ったんだ
きみはさこういったんだ
「孤独だったらおいでよ」
こどくだったらおいでよ
騒がしさがノックして
さわがしさがのっくして
生まれた感情さえも
うまれたかんじょうさえも
頭に浮かんではしぼんだ
あたまにうかんではしぼんだ
「幻なのかな」
まぼろしなのかな
秘密基地に集まって
ひみつきちにあつまって
「楽しいね」って単純な
たのしいねってたんじゅんな
あの頃を思い出して
あのころをおもいだして
話をしよう
はなしをしよう
飛行機雲飛んでって
ひこうきぐもとんでって
「眩しいね」って泣いていた
まぶしいねってないていた
君はどんな顔だっけ
きみはどんなかおだっけ
なぜだろう思い出せないな
なぜだろうおもいだせないな
痛いくらいに現実は足早に駆け抜けた
いたいくらいにげんじつはあしばやにかけぬけた
選んだ今日は平凡で崩れそうになる日々さ
えらんだきょうはへいぼんでくずれそうになるひびさ
昨日も今日の延長線
きのうもきょうのえんちょうせん
大人だって臆病だ
おとなだっておくびょうだ
今になってなんとなく気づけたみたいだよ
いまになってなんとなくきづけたみたいだよ
廻るセカイのイデア
まわるせかいのいであ
枯れる太陽炎天下
かれるたいようえんてんか
陽炎が揺らいだ
かげろうがゆらいだ
「忘れないでさ進もう」
わすれないでさすすもう
もどかしさに何度でも
もどかしさになんどでも
明日を夢にみてた
あしたをゆめにみてた
戻らない先のある世界へ
もどらないさきのあるせかいへ
「僕たちで変えよう」
ぼくたちでかえよう
「思い出して終わったって
おもだしておわったって
秘密基地も冒険も
ひみつきちもぼうけんも
あの日に迷い込んだ話のことも」
あのひにまよいこんだはなしのことも
独りぼっちが集まった
ひとりぼっちがあつまった
子どもたちの作戦が
こどもたちのさくせんが
また今日も廻りだした
またきょうもまわりだした
「また何処かで」
またどこかで
「涼しいね」って言い合った
すずしいねっていいあった
夏空は透明だ
なつぞらはとうめいだ
泣かないように吸い込んで
なかないようにすいこんで
「さようなら」しよう
さようならしよう
秘密基地に集まって
ひみつきちにあつまって
笑いあった夏の日に
わらいあったなつのひに
「また何処かで思い出して
またどこかでおもいだして
出会えるかな」って
であえるかなって
何度でも
なんどでも
描こう
えがこう

