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ここでは、ぞくっとする怖い話をお伝えしていきたいと思います。 ぜひ、挑戦してみてください。
用語一覧(18件)
001
夜、目が覚めると、枕元に置いてあったスマートフォンの画面が光っていた。
よる、めがさめると、まくらもとにおいてあったスマートフォンのがめんがひかっていた。
002
通知の音は鳴らなかったはずだ。不思議に思いながら画面に目をやると、見慣れないメッ
つうちのおとはならなかったはずだ。ふしぎにおもいがながらがめんにめをやると、みならなっめっせーじあぷりのつうちがひょうじされている。そうしんもとはしらないひと。
003
メッセージを開くと、そこには簡潔なテキストが書かれていた。
めっせーじをひらくと、そこにはかんけつなてきすとががかれていた。
004
「あなたの部屋の窓から、僕が見える?」
あなたのへやのまどから、ぼくがみえる?
005
ゾッとした。部屋はマンションの7階だ。しかも、窓には厚いカーテンがかかっている。
ぞっとした。へやはまんしょんの7かいだ。しかも、まどにはあついかーてんがかかっている。こんなじかんに、だれかがそとからみえるはずがない。
006
しかし、通知は止まらない。立て続けに新しいメッセージが届く。
しかし、つうちはとまらない。たてつづけにあたらしいめっせーじがとどく。
007
「さっき、窓の前にいたんだ。」
さっき、まどのまえにいたんだ。
008
心臓が早鐘を打つ。反射的にカーテンを確かめようと、ベッドから身を起こした。
かーてんのすきまから、きみのねがおをみてたよ。
009
心臓が早鐘を打つ。反射的にカーテンを確かめようと、ベッドから身を起こした。
しんぞうがはやがねをうつ。はんしゃてきにかーてんをたしかめようと、べっどからみをおこした。
010
すると、次のメッセージが届く。
すると、つぎのめっせーじがとどく。
011
「動かないで。」
うごかないで。
012
「カーテンを開けたら、僕と目が合ってしまう。」
かーてんをあけたら、ぼくとめがあってしまう。
013
全身が凍りついた。ただじっとベッドに座り、震える手でスマートフォンを握りしめるこ
ぜんしんがこおりついた。ただじっとべっどにすわり、ふるえるてですまーとふぉんをにぎりしめることしかできない。
014
その時、画面に映るメッセージの文字が変わった。
そのとき、がめんにうつるめっせーじのもじがかわった。
015
「もう、窓の外にはいないよ。」
もう、まどのそとにはいないよ。
016
少し安堵したのも束の間、次のメッセージが届く。
すこしあんしんしたのもつかのま、つぎのめっせーじがとどく。
017
「僕は今、君の部屋の中にいるから。」
ぼくは、いまきみのへやのなかにいるから。
018
静寂に包まれた部屋の中、背後から微かに、何かが引きずられるような音が聞こえた。
せいじゃくにつつまれたへやのなか、はいごからかすかに、なにかがひきずられるようなおとがきこえた。
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