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一般的なことわざをまとめてみました。
用語一覧(49件)
頭隠して尻隠さず
あたまかくしてしりかくさず
悪事や欠点などを、すっかりかくしたつもりでいても、その一部が現れている。
後は野となれ山となれ
あとはのとなれやまとなれ
後のことはどうなろうとかまわないこと。
虻蜂とらず
あぶはちとらず
二つを同時に手に入れようとすると、両方とも手に入らない。
案ずるより産むが易し
あんずるよりうむがやすし
何かをする前はあれこれと心配するが、実際にやってみると案外簡単にできるものだ。
石の上にも三年
いしのうえにもさんねん
どんなにつらいことでも、がまんして努力を続けていれば、必ずむくわれるという教え。
石橋をたたいて渡る
いしばしをたたいてわたる
とても用心深いことのたとえ。
急がば回れ
いそがばまわれ
急ぐ時ほど、時間がかかっても安全な方法を取った方がよいことのたとえ。
犬も歩けば棒に当たる
いぬもあるけばぼうにあたる
①出しゃばって何かをすると、思いがけない災難にあう。 ②外を出歩いていると、思いがけない幸せに、めぐりあうことがある。
命あっての物種
いのちあってのものだね
どんなことも生きているからこそできるのである。死んでしまえば何にもならないから、 危ないことはやめなさい、命を大切にしなさいという教え。
井の中の蛙大海を知らず
いのなかのかわずたいかいをしらず
自分の身の回りのことしか知らないで、もっと広い世界があることを知らないこと。世間知らず。
魚心あれば水心
うおごころあればみずごころ
自分が相手と気持ちよくつきあおうとすれば、相手も気持ちよくつきあってくれる。
馬の耳に念仏
うまのみみにねんぶつ
人の意見やアドバイスを聞こうとしない相手には、何を言ってもむだだ。
海老で鯛を釣る
えびでたいをつる
ほんの少しのもので、大きなものを手に入れること。
縁の下の力持ち
えんのしたのちからもち
目立たないところで、人のために力をつくすこと。または、そういうことをする人のこと。
負うた子に教えられる
おうたこにおしえられる
一人前ではない相手から、ものを教えられること。
鬼に金棒
おににかなぼう
もともと力のある者が、さらに力をたくわえて、より強くなること。
帯に短したすきに長し
おびにみじかしたすきにながし
中途半端で、何の役にも立たないことのたとえ。
親の心子知らず
おやのこころこしらず
親は子供のことをいろいろ心配するのに、子供はそんな親の気持ちも知らないで、 逆らったり勝手なことをしたりするものだ。
飼い犬に手をかまれる
かいいぬにてをかまれる
日ごろ、めんどうをみていた者に裏切られたり、害を受けたりするということ。
河童の川流れ
かっぱのかわながれ
どんなに上手な人でも、時には失敗する、というたとえ。
亀の甲より年の劫
かめのこうよりとしのこう
長年かけて身につけた経験や知恵は値打ちがあり、尊いものだ。
可愛い子には旅をさせよ
かわいいこにはたびをさせよ
子供がかわいいのなら、甘やかさずに、苦労をさせる方がよい。
聞いて極楽見て地獄
きいてごくらくみてじごく
人から聞くと極楽のように思えるものでも、実際に見ると地獄のようである。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ
知らないことを人に聞くのは、少し恥ずかしいが、 聞かずに知らないままでいると一生はずかしい思いをするので、すぐに聞くほうがよい。
芸は身を助ける
げいはみをたすける
何か一つでもすぐれた技をもっていれば、生活に困ったときの助けになる。
後悔先に立たず
こうかいさきにたたず
自分がしてしまったことを、後でしなければよかったと、残念に思っても、 取り返しがつかない、という教え。
弘法にも筆の誤り
こうぼうにもふでのあやまり
どんな名人でも、ときには失敗することがある。
紺屋の白袴
こうやのしろばかま
他人のことをするのに忙しく、自分のことをする余裕がない。
猿も木から落ちる
さるもきからおちる
どんなにすぐれた名人でも、ときには失敗することもある。
触らぬ神に祟りなし
さわらぬかみにたたりなし
余計な手出しをしなければ、めんどうなことに巻き込まれることはない。
三人寄れば文殊の知恵
さんにんよればもんじゅのちえ
平凡な人間でも、三人集まって考えれば、よい知恵がうかぶということ。
親しき仲にも礼儀あり
したしきなかにもれいぎあり
どんなに親しい間がらでも、礼儀を忘れてはいけない。
釈迦に説法
しゃかにせっぽう
自分よりもよく知っているその道の専門家に対して、 自分のほうがくわしいような顔をして教えるおろかさのたとえ。
朱に交われば赤くなる
しゅにまじわればあかくなる
人は付き合う人によって良くも悪くもなる。友だちを選ぶときはよく注意しなさいとの教え。
知らぬが仏
しらぬがほとけ
知れば気になることが、知らないために心配もなく、平気でいること。
好きこそ物の上手なれ
すきこそもののじょうずなれ
好きなことは、自分から進んで努力するものなので、いつのまにかうまくなるものだ。
過ぎたるはなお及ばざるが如し
すぎたるはなおおよばざるがごとし
程度を過ぎることは、足りないのと同じでよくない。何事もほどほどがよいとの教え。
雀百まで踊り忘れず
すずめひゃくまでおどりわすれず
小さい時に身につけたことは、大きくなってからも忘れないものだというたとえ。
背に腹はかえられぬ
せにはらはかえられぬ
大切なことのためには、ほかを犠牲にしてもやむを得ない。
善は急げ
ぜんはいそげ
よいと思ったら、考えていないですぐにやりなさいとの教え。
千里の道も一歩から
せんりのみちもいっぽから
どんな大きな仕事でも、小さなことの積み重ねによって成しとげられるという教え。
損して得取る
そんしてとくとる
損をしても、それをもとに大きな利益を得るようにする。
大は小を兼ねる
だいはしょうをかねる
大きいものは小さいものの代わりになるので、小さいものよりも大きいものの方が役に立つ。
棚から牡丹餅
たなからぼたもち
思いがけない幸運がまいこんでくることのたとえ。
忠言耳に逆らう
ちゅうげんみみにさからう
人が忠告してくれる言葉は、自分の欠点や弱点を言われるので、 なかなか素直に聞き入れにくいということ。
塵も積もれば山となる
ちりもつもればやまとなる
どんなにわずかなものでも、少しずつ積み重ねていけば、 やがては大きなことが達成できるという教え。
釣り落とした魚は大きい
つりおとしたさかなはおおきい
もう少しというところでのがしたものは、実際よりもずっと大きく感じるものだ。
月とすっぽん
つきとすっぽん
二つのものを比べたら、あまりにちがっていることのたとえ。
出る杭は打たれる
でるくいはうたれる
①人より優れていると、ほかからねたまれ、じゃまされる。 ②でしゃばったことをすると、他からねたまれる。