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一般的な認知バイアスを集めました! 認知バイアスとは、物事の判断が、直感やこれまでの経験にもとづく先入観によって非合理的になる心理現象のことです。 中には共感できるものもいくつかあると思います!
用語一覧(58件)
根本的な帰属の誤り
こんぽんてきなきぞくのあやまり
自分の身に起こったことは状況のせいにするのに、他の人のところで起こった場合には、その人の性格の問題だと認識してしまう現象
自己奉仕バイアス
じこほうしばいあす
成功したときは自分自身の能力、失敗したときは外部環境・外部要因によるものだと思いこむ考え方
内集団バイアス
ないしゅうだんばいあす
自分が所属する集団のメンバーの方が、それ以外の集団のメンバーに比べて人格や能力が優れていると認知し、優遇する現象
バンドワゴン効果
ばんどわごんこうか
「時流に乗っている側」「政党や主義などで人気のある側」だと人々に認識されることによって、さらに人が集まったり、人気や支持が加速する状況が作り出されること
集団浅慮
しゅうだんせんりょ
集団が持つ圧力(同調圧力等)によって、その集団で考えていることに対しての判断能力が損なわれ、本来は好ましくない結論を出してしまう傾向
ハロー効果
はろーこうか
ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象
モラルラック
もらるらっく
良いモラルは良い結果によってもたらされ、悪いモラルは悪い結果によってもたらされると考えてしまうこと。
偽の合意効果
ぎのごういこうか
自分の考え方や行動が正当あるいは多数派で、他の人も同じ意見のはずだと錯覚する心理的傾向のこと
知識の呪い
ちしきののろい
自分が知っていることは相手も知っていると錯覚してしまうこと
スポットライト効果
すぽっとらいとこうか
自分が気にしていることを他者も同じくらい気にしていると判断してしまうこと
利用可能性ヒューリスティック
りようかのうせいひゅーりすてぃっく
自分の入手しやすい情報や、思い出しやすい情報に頼って判断すること
防衛的帰属仮説
ぼうえいてききぞくかせつ
良くないことが起こった際、その加害者若しくは被害者に自分の立場を重ね、異なる立場の人の責任を過大に評価する。
公正世界仮説
こうせいせかいかせつ
公正な社会であれば、良いことをすれば良い報いがあり、悪いことをすれば悪い報いがあると考えること
ナイーブ・リアリズム
ないーぶりありずむ
自分のものの見方は客観的であると感じ、それを否定する人々が真実を歪めているのだという考え方
ナイーブ・シニシズム
ないーぶしにしずむ
自分よりも相手のほうが物事を客観的に見られず、自己中心的な傾向にあると思い込んでしまうこと
バーナム効果
ばーなむこうか
多くの人に当てはまることを言われているにもかかわらず「これは自分のことを指しているのだ」と感じてしまう心理的効果
ダニング=クルーガー効果
だにんぐくるーがーこうか
正しい自己評価ができず、自分を過大評価してしまうこと
アンカリング
あんかりんぐ
情報量が限られている状況下において、先に与えられた数字や情報を基に検討を始めることにより、その後の意思決定に影響を及ぼす傾向のこと
グーグル効果
ぐーぐるこうか
検索エンジンの利用などにより、オンライン上で容易に確認可能な情報について、記憶せずに忘れる傾向を示す現象
心理的リアクタンス
しんりてきりあくたんす
意見や行動を他人から強制されると反発し、かえって自分の意見に固執すること
確証バイアス
かくしょうばいあす
自分の思い込みや願望を強化する情報ばかりに目が行き、そうではない情報は軽視してしまう傾向のこと
バックファイア効果
ばっくふぁいあこうか
自分の信じる情報に対して、他者から反論や誤りの指摘があった際、反発するのみで、かえってその情報を盲信するようになること
第三者効果
だいさんしゃこうか
自己よりも他者の方がメディアに影響されやすいと認知しがちな傾向のこと
信念バイアス
しんねんばいあす
結果が正しければ過程も正しい、または結果が間違いなら過程も間違いと思い込むこと
可用性カスケード
かようせいかすけーど
主張を繰り返し聞いているうちにその主張が真理だと考えてしまうこと
凋落主義
ちょうらくしゅぎ
世界はどんどん悪くなっていき、昔の方が良かったと思ってしまうこと
現状維持バイアス
げんじょういじばいあす
未知のものや変化を受け入れず、現状維持を望む心理作用
サンクコスト効果
さんくこすとこうか
すでに回収不可能となったコストを心残りに感じ、さらに多くのコストをかけようとする心理傾向のこと
ギャンブラーの誤謬
ぎゃんぶらーのごびゅう
ある事象の発生頻度が特定の期間中に高かった場合に、その後の試行におけるその事象の発生確率が低くなる(あるいは逆に、ある事象の発生頻度が低かった場合に、その事象の発生確率が高くなる)と信じてしまうという誤謬
ゼロリスクバイアス
ぜろりすくばいあす
全体的にリスクを軽減するのではなく、特定のリスクを完全に排除しようとする心理
フレーミング効果
ふれーみんぐこうか
同じ意味を持つ情報であっても、焦点の当て方によって、人はまったく別の意思決定を行うという効果
ステレオタイプ
すてれおたいぷ
多くの人に浸透している固定観念や思い込みのこと
外集団同質性バイアス
がいしゅうだんどうしつせいばいあす
自分の所属する集団に比べて他の集団の同質性を高いものとみなすこと
権威バイアス
けんいばいあす
権威のある人や専門家の言動はすべて正しいと思い込み、深く考えずに信用してしまうこと
プラシーボ効果
ぷらしーぼこうか
偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられること
生存者バイアス
せいぞんしゃばいあす
失敗した対象を見ずに、成功した対象のみを基準に判断をしてしまうこと
パーキンソンの凡俗法則
ぱーきんそんのぼんぞくほうそく
組織は些細なものごとに対して、不釣り合いなほど重点を置くという主張のこと
ツァイガルニク効果
つぁいがるにくこうか
完了した課題よりも完了していない課題の方が記憶に残りやすい心理現象のこと
イケア効果
いけあこうか
自分の手でつくったものには、そのものが本来持つ以上の価値を見出すという、人間の心理的傾向
ベンジャミン・フランクリン効果
べんじゃみんふらんくりんこうか
ネガティブな感情を抱いていた相手からの頼み事を引き受けることで、相手への感情や態度がポジティブに変化する心理的傾向のこと
傍観者効果
ぼうかんしゃこうか
ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさなくなる心理
虚偽記憶
きょぎきおく
実際に起こっていない事象や、起こった事象とは異なる事象を誤って想い出すこと
クリプトムネジア
くりぷとむねじあ
過去に本で読んだり人から聞いたりした話を、まるで自分自身が体験したかの様に思い込んでしまうこと
クラスター錯覚
くらすたーさっかく
ランダムに起こるべきある出来事がまとまって起 こったとき、それをランダムでないと錯覚してしまうこと
悲観バイアス
ひかんばいあす
物事を何でも悲観的に受け止め、ネガティブに考えてしまう認知バイアスのこと
楽観バイアス
らっかんばいあす
自分自身の行動や能力などを実情よりも楽観的にとらえ、危険や脅威などを軽視する心的傾向
バイアスの盲点
ばいあすのもうてん
他人の判断におけるバイアスの影響を認識できる一方で、自分自身の判断に対するバイアスの影響を認識できないこと
注目バイアス
ちゅうもくばいあす
一度気にしはじめると、急にその対象を頻繁ひんぱんに目にするようになるという現象
プライミング効果
ぷらいみんぐこうか
事前に見聞きしたことがその後の判断や行動に影響を与えること
現在バイアス
げんざいばいあす
将来に得られる大きな価値と、今すぐに得られる小さな価値を天秤にかけたとき、後者を選択してしまうこと
自己ハーディング
じこはーでぃんぐ
自分の過去の行動を正しいと思い込み、同じ行動をとり続けること
単純接触効果
たんじゅんせっしょくこうか
元々興味がなかった物事や人物に対して、複数回接触を繰り返すことで、興味を持つようになる現象
ピグマリオン効果
ぴぐまりおんこうか
他者からの期待を受けることでその期待に沿った成果を出すことができるという効果
帰属バイアス
きぞくばいあす
人々が体系的なエラーの原因について、それが自分や他人の行動によるものだと考えたり、理由を求めたりすること
比例バイアス
ひれいばいあす
大きな出来事には大きな原因があると思い込む傾向
感情移入ギャップ
かんじょういにゅうぎゃっぷ
興奮している状態のときは、冷静な状態の自分を予測するのが難しく、冷静な状態のときは、興奮している状態が予測しにくいという作用のこと
インパクトバイアス
いんぱくとばいあす
将来の自分自身の幸福度の強弱を実際よりも過大評価してしまうこと
流暢性の処理
りゅうちょうせいのしょり
わかりにくい図やテキストには抵抗を感じ、取り組むだけの価値がないと考えてしまう。 情報の処理のしやすさが、人の判断や意思決定に影響を与えていること。