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用語一覧(89件)
「死んだ変数で繰り返す
しんだへんすうでくりかえす
数え事がハラんだ熱
数え事が孕んだ熱
かぞえごとがはらんだねつ
どこに送る宛も無く
どこに送る宛も無く
どこにおくるあてもなく
あわれな独り言を記している
あわれな独り言を記している
あわれなひとりごとをしるしている
電撃と見マガうような
電撃と見紛うような
でんげきとみまがうような
恐怖が血管の中に混ざる
恐怖が血管の中に混ざる
きょうふがけっかんのなかにまざる
微粒子の濃い煙の向こうに
微粒子の濃い煙の向こうに
びりゅうしのこいけむりのむこうに
黒いクサリガマがついてきている
黒い鎖鎌がついてきている
くろいくさりがまがついてきている
消去しても 消去しても 消去しても
消去しても 消去しても 消去しても
しょうきょしてもしょうきょしてもしょうきょしても
無くならないの
無くならないの
なくならないの
とうに潰れていた喉
とうに潰れていた喉
とうにつぶれていたのど
叫んだ音は既に列を成さないで
叫んだ音は既に列を成さないで
さけんだおとはすでにれつをなさないで
安楽椅子の上
安楽椅子の上
あんらくいすのうえ
腐りきった三日月が笑っている
腐りきった三日月が笑っている
くさりきったみかづきがわらっている
もう
もう
もう
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまですぐそこまですぐそこまですぐそこまで
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまですぐそこまですぐそこまですぐそこまで
なにかが来ている
なにかが来ている
なにかがきている
大声で泣いた後
大声で泣いた後
おおごえでないたあと
救いの旗に火を放つ人々と
救いの旗に火を放つ人々と
すくいのはたにひをはなつひとびとと
コレクションにキスをして
コレクションにキスをして
これくしょんにきすをして
甘んじてカンオケにこもる骸骨が
甘んじて棺桶に籠る骸骨が
あまんじてかんおけにこもるがいこつが
また
また
また
どうかしている どうかしている どうかしている どうかしている
どうかしている どうかしている どうかしている どうかしている
どうかしているどうかしているどうかしているどうかしている
どうかしている どうかしている どうかしている どうかしている
どうかしている どうかしている どうかしている どうかしている
どうかしているどうかしているどうかしているどうかしている
そうササヤいた
そう囁いた
そうささやいた
ミライエイゴウ 誰もが
未来永劫 誰もが
みらいえいごうだれもが
救われる理想キョウがあったなら
救われる理想郷があったなら
すくわれるりそうきょうがあったなら
そう口を揃えた大人たちが
そう口を揃えた大人たちが
そうくちをそろえたおとなたちが
乗り込んだ舟はハぜた
乗り込んだ舟は爆ぜた
のりこんだふねははぜた
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
くろいほしがくろいほしがくろいほしがくろいほしが
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
くろいほしがくろいほしがくろいほしがくろいほしが
彼らを見ている
彼らを見ている
かれらをみている
ナいた閃光が目に刺さる
哭いた閃光が目に刺さる
ないたせんこうがめにささる
お別れの鐘が鳴る
お別れの鐘が鳴る
おわかれのかねがなる
神が成した歴史の
神が成した歴史の
かみがなしたれきしの
結ぶ答えは 砂の味がする
結ぶ答えは 砂の味がする
むすぶこたえはすなのあじがする
死んだ変数で繰り返す
死んだ変数で繰り返す
しんだへんすうでくりかえす
数え事がハラんだ熱
数え事が孕んだ熱
かぞえごとがはらんだねつ
誰かの澄んだ瞳の
誰かの澄んだ瞳の
だれかのすんだひとみの
色をした星に問いかけている
色をした星に問いかけている
いろをしたほしにといかけている
拾いきれなくなる悲しみは
拾いきれなくなる悲しみは
ひろいきれなくなるかなしみは
やがて流れ落ちる塩になる
やがて流れ落ちる塩になる
やがてながれおちるしおになる
祈り
祈り
いのり
苦しみ
苦しみ
くるしみ
同情
同情
どうじょう
哀れみにさえ
哀れみにさえ
あわれみにさえ
じきに値がつく
じきに値がつく
じきにねがつく
今 背を向けても
今 背を向けても
いませをむけても
背を向けても 背を向けても 背を向けても
背を向けても 背を向けても 背を向けても
せをむけてもせをむけてもせをむけても
背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても
背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても
せをむけてもせをむけてもせをむけてもせをむけても
鮮明に聞こえる悲鳴が
鮮明に聞こえる悲鳴が
せんめいにきこえるひめいが
幸福を手放す事こそ
幸福を手放す事こそ
こうふくをてばなすことこそ
美学であるとサトす魚が
美学であると諭す魚が
びがくであるとさとすさかなが
自意識の海を泳ぐ
自意識の海を泳ぐ
じいしきのうみをおよぐ
垂れ流した血の匂いが立ちこめる
垂れ流した血の匂いが立ちこめる
たれながしたちのにおいがたちこめる
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
くろいほしがくろいほしがくろいほしがくろいほしが
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が
くろいほしがくろいほしがくろいほしがくろいほしが
私たちを見ている
私たちを見ている
わたしたちをみている
死んだ変数で繰り返す
死んだ変数で繰り返す
しんだへんすうでくりかえす
数え事がハラんだ熱
数え事が孕んだ熱
かぞえごとがはらんだねつ
どこに送る宛も無く
どこに送る宛も無く
どこにおくるあてもなく
あわれな独り言を記している
あわれな独り言を記している
あわれなひとりごとをしるしている
泣いた細胞が海に戻る
泣いた細胞が海に戻る
ないたさいぼうがうみにもどる
ヨマイゴトがへばりつく
世迷言がへばりつく
よまいごとがへばりつく
ツバメが えがいた軌跡を
燕が描いた軌跡を
つばめがえがいたきせきを
なぞるように灰色の雲が来ている
なぞるように灰色の雲が来ている
なぞるようにはいいろのくもがきている
編んだ名誉でアスをこう
編んだ名誉で明日を乞う
あんだめいよであすをこう
希望で手が汚れてる
希望で手が汚れてる
きぼうでてがよごれてる
あなたの澄んだ瞳の
あなたの澄んだ瞳の
あなたのすんだひとみの
色をした星に問いかけている
色をした星に問いかけている
いろをしたほしにといかけている
手を取り合い
手を取り合い
てをとりあい
愛し合えたら
愛し合えたら
あいしあえたら
ついに叶わなかった夢を殺す
ついに叶わなかった夢を殺す
ついにかなわなかったゆめをころす
思考の成れの果て
思考の成れの果て
しこうのなれのはて
そのチュウスウには熱異常が起こっている
その中枢には熱異常が起こっている
そのちゅうすうにはねついじょうがおこっている
現実じゃない こんなの
現実じゃない こんなの
げんじつじゃないこんなの
現実じゃない こんなの
現実じゃない こんなの
げんじつじゃないこんなの
現実じゃない こんなの
現実じゃない こんなの
げんじつじゃないこんなの
現実じゃない こんなの
現実じゃない こんなの
げんじつじゃないこんなの
耐えられないの
耐えられないの
たえられないの
とうに潰れていた喉
とうに潰れていた喉
とうにつぶれていたのど
叫んだ音は既に列を成さないで
叫んだ音は既に列を成さないで
さけんだおとはすでにれつをなさない
安楽椅子の上
安楽椅子の上
あんらくいすのうえ
腐りきった三日月が笑っている
腐りきった三日月が笑っている
くさりきったみかづきがわらっている
もう
もう
もう
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまですぐそこまですぐそこまですぐそこまで
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで
すぐそこまですぐそこまですぐそこまですぐそこまで
なにかが来ている
なにかが来ている」
なにかがきている
死んだ変数で繰り返す