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映画「泣きたい私は猫をかぶる」ED 発売日:2021.01.27 作詞:n-buna 作曲:n-buna 歌手:ヨルシカ
用語一覧(39件)
雨が降った 花が散った
あめがふったはながちった
ただ染まった頬を思った
ただ染まった頬を思った
ただそまったほおをおもった
僕はずっとバケツ一杯の月光を呑んでる
僕はずっとバケツ一杯の月光を呑んでる
ぼくはずっとばけついっぱいのげっこうをのんでる
本当なんだ 夜みたいで
本当なんだ 夜みたいで
ほんとうなんだよるみたいで
薄く透明な口触りで
薄く透明な口触りで
うすくとうめいなくちざわりで
そうなんだ、って笑ってもいいけど
そうなんだ、って笑ってもいいけど
そうなんだってわらってもいいけど
僕は君を待っている
僕は君を待っている
ぼくはきみをまっている
夏が去った街は静か
夏が去った街は静か
なつがさったまちはしずか
僕はやっと部屋に戻って
僕はやっと部屋に戻って
ぼくはやっとへやにもどって
夜になった
夜になった
よるになった
こんな良い月を一人で見てる
こんな良い月を一人で見てる
こんないいつきをひとりでみてる
本当なんだ、昔の僕は涙が宝石で出来てたんだ
本当なんだ、昔の僕は涙が宝石で出来てたんだ
ほんとうなんだむかしのぼくはなみだがほうせきでできてたんだ
そうなんだ、って笑ってもいいけど
そうなんだ、って笑ってもいいけど
そうなんだってわらってもいいけど
声はもうとっくに忘れた
声はもうとっくに忘れた
こえはもうとっくにわすれた
想い出も愛も死んだ
想い出も愛も死んだ
おもいでもあいもしんだ
風のない海辺を歩いたあの夏へ
風のない海辺を歩いたあの夏へ
かぜのないうみべをあるいたあのなつへ
僕はさよならが欲しいんだ
僕はさよならが欲しいんだ
ぼくはさよならがほしいんだ
ただ微睡むような
ただ微睡むような
ただまどろむような
物一つさえ云わないまま
物一つさえ云わないまま
ものひとつさえいわないまま
僕は君を待っている
僕は君を待っている
ぼくはきみをまっている
歳を取った 一つ取った
歳を取った 一つ取った
としをとったひとつとった
何もない部屋で春になった
何もない部屋で春になった
なにもないへやではるになった
僕は愛を、底が抜けた柄杓で飲んでる
僕は愛を、底が抜けた柄杓で飲んでる
ぼくはあいをそこがぬけたひしゃくでのんでる
本当なんだ 味もしなくて
本当なんだ 味もしなくて
ほんとうなんだあじもしなくて
飲めば飲むほど喉が渇いて
飲めば飲むほど喉が渇いて
のめばのむほどのどがかわいて
そうなんだって笑ってもいいけど
そうなんだって笑ってもいいけど
そうなんだってわらってもいいけど
僕は夜を待っている
僕は夜を待っている
ぼくはよるをまっている
君の鼻歌が欲しいんだ
君の鼻歌が欲しいんだ
きみのはなうたがほしいんだ
ただ微睡むような
ただ微睡むような
ただまどろむような
物一つさえ云わないまま
物一つさえ云わないまま
ものひとつさえいわないまま
僕は君を待っている
僕は君を待っている
ぼくはきみをまっている
君の目を覚えていない
君の目を覚えていない
きみのめをおぼえていない
君の口を描いていない
君の口を描いていない
きみのくちをかいていない
物一つさえ云わないまま
物一つさえ云わないまま
ものひとつさえいわないまま
僕は君を待っていない
僕は君を待っていない
ぼくはきみをまっていない
君の鼻を知っていない
君の鼻を知っていない
きみのはなをしっていない
君の頬を想っていない
君の頬を想っていない
きみのほおをおもっていない
さよならすら云わないまま
さよならすら云わないまま
さよならすらいわないまま
君は夜になって行く
君は夜になって行く
きみはよるになっていく
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