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とても素敵な六月でした//Eight https://youtu.be/kAAt-qVxCjc?si=W40L8sH9JaZJ43Sq
用語一覧(44件)
潰された私の体躯は
つぶされたわたしのたいくは
酷く脆い固形と化して
酷く脆い固形と化して
ひどくもろいこけいとかして
音ひとつしない市街地で
音ひとつしない市街地で
おとひとつしないしがいちで
イマイマしい不祥を呪うのさ
忌々しい不祥を呪うのさ
いまいましいふしょうをのろうのさ
道徳の向う側で あなたは吠えている
道徳の向う側で あなたは吠えている
どうとくのむこうがわであなたはほえている
淡泊な言葉の裏側が透けているよ
淡泊な言葉の裏側が透けているよ
たんぱくなことばのうらがわがすけているよ
真昼の無彩色を 不穏な色にして
真昼の無彩色を 不穏な色にして
まひるのむさいしょくをふおんないろにして
本当に馬鹿な嘘つき
本当に馬鹿な嘘つき
ほんとうにばかなうそつき
薫る夏風に誘われて
薫る夏風に誘われて
かおるなつかぜにさそわれて
霞む死神も泣いていた
霞む死神も泣いていた
かすむしにがみもないていた
始まりの合図がとどろいて
始まりの合図が轟いて
はじまりのあいずがとどろいて
ムセぶ飛行機雲
咽ぶ飛行機雲
むせぶひこうきぐも
ヘイソクと千の世迷言で
閉塞と千の世迷言で
へいそくとせんのよまいごとで
回るウんだ世界が終る前に
回る膿んだ世界が終る前に
まわるうんだせかいがおわるまえに
夢の中さえもずっと
夢の中さえもずっと、
ゆめのなかさえもずっと
焼きつけたいの
焼きつけたいの
やきつけたいの
クタビれた回転木馬
草臥れた回転木馬、
くたびれたかいてんもくば
見たくもないギマンの産物
見たくもない欺瞞の産物
みたくもないぎまんのさんぶつ
仕組まれたサンゲキの丘に
仕組まれた惨劇の丘に
しくまれたさんげきのおかに
咲いたレンゲは枯れるのだろう
咲いた蓮華は枯れるのだろう
さいたれんげはかれるのだろう
私をウガっていく 醜い透明
私を穿っていく 醜い透明
わたしをうがっていくみにくいとうめい
灰色の心が無数に悲鳴を上げるの
灰色の心が無数に悲鳴を上げるの
はいいろのこころがむすうにひめいをあげるの
背徳の白い息も 次第に白銀が
背徳の白い息も 次第に白銀が
はいとくのしろいいきもしだいにはくぎんが
覆い隠してしまうよ
覆い隠してしまうよ
おおいかくしてしまうよ
湿る街角に飛び散った
湿る街角に飛び散った
しめるまちかどにとびちった
エグる感覚を放つのさ
抉る感覚を放つのさ
えぐるかんかくをはなつのさ
吠える迷子犬を葬って
吠える迷子犬を葬って
ほえるまいごいぬをほうむって
黒煙の立つ空に
黒煙の立つ空に
こくえんのたつそらに
問い掛けと千の綺麗事で
問い掛けと千の綺麗事で
といかけとせんのきれいごとで
回るウんだ世界の終りなんて
回る膿んだ世界の終りなんて
まわるうんだせかいのおわりなんて
アッケの無いくらいでいいと、
呆気の無いくらいでいいと、
あっけのないくらいでいいと
吐き捨てたいの
吐き捨てたいの
はきすてたいの
わめく踏切が遮って
喚く踏切が遮って、
わめくふみきりがさえぎって
これで全て終りなんだろう
これで全て終りなんだろう
これですべておわりなんだろう
さよならの合図がとどろいて
さよならの合図が轟いて
さよならのあいずがとどろいて
溶ける飛行機雲
溶ける飛行機雲
とけるひこうきぐも
がなるウツシヨの境界で
がなる現世の境界で
がなるうつしよのきょうかいで
愚かな あなたは泣いていた
愚かな あなたは泣いていた
おろかなあなたはないていた
薫る夏風に誘われて
薫る夏風に誘われて、
かおるなつかぜにさそわれて
悲しくなどないさ
悲しくなどないさ
かなしくなどないさ
天国も地獄も無いのなら
天国も地獄も無いのなら
てんごくもじごくもないのなら
こんな泥塗れの現実を誰が裁けるの
こんな泥塗れの現実を誰が裁けるの
こんなどろまみれのげんじつをだれがさばけるの
透過
透過、
とうか
また会いましょう
「また会いましょう」
またあいましょう
潰された私のタイクは