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1の続き。 今回で完結させたいと思います。 こんな初心者の小説を見てくださり、ありがとうございました!
用語一覧(67件)
001
「あっ、見てまふゆ!戯れてる蝉がいるよ」
あ
002
「本当だ。でも私蝉苦手だから...」
あ
003
「あー、ちょっとわかるかも」
あ
004
「うるさいもんね」
あ
005
「ちょっとっていう割にはわかってるじゃん。」
あ
006
「やっぱまふゆも一緒なんだ」
あ
007
蝉ごときでバカみたいにはしゃいで
あ
008
また次の日
あ
009
「ちょっとめまいがしてる、」
あ
010
「ボクもだよ」
あ
011
「何日水飲んでないんだろう」
あ
012
「分からない...けど、耐えるしかないよ」
あ
013
「そっか」
あ
014
また次の日
あ
015
「瑞希、どうすればいいの?」
あ
016
「手、握って。」
あ
017
「こっちに逃げるよ」
あ
018
「(さすがに警察に追われるのはまずい)」
あ
019
「すごい焦ってるね、まふゆ」
あ
020
「当たり前でしょ、」
あ
021
そんな状況でも私たちははしゃいでいた
あ
022
「フラッ」
あ
023
「ま、まふゆ!」
あ
024
「大丈夫?」
あ
025
「だ、大丈夫、だよニコッ」
あ
026
「はぁッ、はぁ」
あ
027
「(全然大丈夫じゃないじゃん、)」
あ
028
「(ずっと無理させてたのかな、)」
あ
029
「(もうボクはこれ以上まふゆの苦しんでいるところを見たくない。)」
あ
030
「(それならば...)」
あ
031
「ねぇ、まふゆ」
あ
032
「瑞希?どうしたの急にニコッ」
あ
033
「ボクはもうこれ以上まふゆの苦しんでいるところを見たくないんだ」
あ
034
「だからね」
あ
035
そういった瞬間、瑞希はナイフを手に取った
あ
036
「え?瑞希、何してるの?」
あ
037
「まふゆが今までそばにいてくれたから」
あ
038
「ここまでこれたんだ」
あ
039
「だから...もういいよ」
あ
040
「死ぬのはボク一人だけでいいよ」
あ
041
瑞希は自ら手の中にあったナイフで首を切った
あ
042
「え...?ねぇ、瑞希?ねぇ!」
あ
043
「今...まで...あり...がと...う」
あ
044
「まふ...ゆニコッ」
あ
045
「フラッ」
あ
046
そう言い残して、瑞希は倒れた
あ
047
「瑞希、、やだよ」
あ
048
「ねぇ勝手に死なないでよ」
あ
049
「これじゃあまるで映画のワンシーンみたいじゃん」
あ
050
「嫌だよ、」
あ
051
「『瑞希!』」
あ
052
そこからの記憶はあまり無い
あ
053
気付いたら私は捕まっていた
あ
054
なのに瑞希だけが見つからなくてどこにもいなかった
あ
055
「(クラスの奴らだって皆いるのに)」
あ
056
「なんで____だけいないの?」
あ
057
「(『瑞希』)」
あ
058
「(私は今でも絵を描いている)」
あ
059
25時、ナイトコードで。のメンバーの一人がいなくなった
あ
060
思い出したくないあの夏のことを思い出す
あ
061
瑞希の笑顔は、瑞希の無邪気さは今でも頭の中を飽和する
あ
062
「ねぇ、瑞希」
あ
063
「誰も、何も悪くないよ」
あ
064
「瑞希は、、何も悪くないから」
あ
065
「―――もう全部投げ出してしまおう」
あ
066
「そう言って欲しかったんでしょ」
あ
067
「ねぇ」
あ
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