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ナナホシ管弦楽団さんの抜錨の歌詞タイピングです 本家様 ⇒ https://youtu.be/C7h6-jU1DCA?si=gvQlo97Cki25OYm1 ミス等がございましたらコメントへ
用語一覧(35件)
忘れられぬものだけが美しくはないのでしょう
わすれられぬものだけがうつくしくはないのでしょう
忘れることばかりが美しくはないでしょう
わすれることばかりがうつくしくはないでしょう
悲しいことばかりが人生ではないのでしょう
かなしいことばかりがじんせいではないのでしょう
さりとて喜びとは比べ往くでしょう
さりとてよろこびとはくらべいくでしょう
船よ 船よ 荒波の中で 流されずいられたでしょう
ふねよふねよあらなみのなかでながされずいられたでしょう
水底に根差すあなたと穿った少女時代
みなぞこにねざすあなたとうがったしょうじょじだい
さよならする頃 強いられるのは抜錨
さよならすることしいられるのはばつびょう
傷の数を数えて 痛みの数指を折る
きずのかずをかぞえていたみのかずゆびをおる
一つあまり小指は愛しさのぶんね
ひとつあまりこゆびはいとしさのぶんね
辛いこともありましょう
つらいこともありましょう
あなたの所為もありましょう
あなたのせいもありましょう
それでも赤い糸 結わえているのでしょう
それでもあかいいとゆわえているのでしょう
底知れぬものだけに怯えるのではないでしょう
そこしれぬものだけにおびえるのではないでしょう
届かぬものばかりが妬ましくはないでしょう
とどかぬものばかりがねたましくはないでしょう
優しいことばかりが優しさではないのでしょう
やさしいことばかりがやさしさではないのでしょう
さりとて赤裸々ではこそばゆいでしょう
さりとてせきららではこそばゆいでしょう
羽よ 羽よ 人並みを望む人波に拒まれては
はねよはねよひとなみをのぞむひとなみにこばまれては
皆そこを目指すまだ葛藤があった少女時代
みなそこをめざすまだかっとうがあったしょうじょじだい
無辜でいた頃を遠ざけるのは熱病
むこでいたころをとおざけるのはねつびょう
髪の長さ揃えて 爪の先を塗りなおす
かみのながさそろえてつめのさきをぬりなおす
あどけない唇も色めき立つのね
あどけないくちびるもいろめきたつのね
叶うこともありましょう
かなうこともありましょう
叶わぬ人もおりましょう
かなわぬひともおりましょう
それゆえ慰めずにはいられないのでしょう
それゆえなぐさめずにはいられないのでしょう
羽よ 花よ 水面に散って
はねよはなよみなもにちって
傷の数を数えて 痛みの数指を折る
きずのかずをかぞえていたみのかずゆびをおる
一つあまり小指は愛しさのぶんね
ひとつあまりこゆびはいとしさのぶんね
悔やむこともありましょう
くやむこともありましょう
わたしの所為もありましょう
わたしのせいもありましょう
いつかは赤い糸 断ち切るのでしょう
いつかはあかいいとたちきるのでしょう
花びらにささやきを 哀れみから口づけを
はなびらにささやきをあわれみからくちずけを
懐かしんではじめて過ぎ行くのでしょう
なつかしんではじめてすぎゆくのでしょう
惑うこともありましょう
まどうこともありましょう
誰かの所為じゃないでしょう
だれかのせいじゃないでしょう
難しいものですね愛するということは
むずかしいものですねあいするということは