プレイ回数
25
作詞:ぬゆり 作曲:ぬゆり 編曲:ぬゆり
用語一覧(42件)
そう簡単な祈りだった 端から
そうかんたんないのりだったはしから
段々と消える感嘆
だんだんときえるかんたん
今から緞帳が上がるから
いまからどんちょうがあがるから
静かな会場を後にさよなら
しずかなかいじょうをあとにさよなら
言いかけていた事が一つ消えてまた増えて
いいかけていたことがひとつきえてまたふえて
背中に後ろめたさが残る
せなかにうしろめたさがのこる
従いたい心根を吐き出さぬように込めて
したがいたいこころねをはきださぬようにこめて
胸の中が澱のように濁る
むねのなかがおりのようににごる
受け止めたいことが自分さえ抱えられず
うけとめたいことがじぶんさえかかられず
持て余したそれを守っている
もてあましたそれをまもっている
霞んだ声はからからに喉を焼いて埋め尽くす
かすんだこえはからからにのどをやいてうめつくす
何を言うべきか分からなくて
なにをいうべきかわからなくて
感じてたものが遠く放たれていた
かんじていたものがとおくはなたれていた
同じ様で違うなんだか違う
おなじようでなんだかちがう
何時まで行こうか 何処まで行けるのか
いつまでいこうかどこまでゆけるか
定かじゃないなら何を想うの
さだかじゃにあならなにをおもうの
僕らが離れるなら 僕らが迷うなら
ぼくらがはなれるならぼくがまよう
その度に何回も繋がれる様に
そのたびなんかいもつながれるように
ここに居てくれるなら 離さずいられたら
ここにいてくれるならはなさずいられたら
まだ誰も知らない感覚で救われていく
まだだれもしらないかんかくですくわれてく
平穏とは消耗を以て代わりに成す
へいおんとはしょうもうをもってかわりになす
実際はどうも変わりはなく
じっさいはどうもかわりなく
享楽とは嘘で成る
きょうらくはうそでなる
「綻ぶ前にここを出ていこうか」と
ほころぶまえにここをでていこうかと
都合の良い願いを同じ様に同じ様に呟く
つごうよくいいねがいをおなじようにおなじようにつぶやく
何処から聞こうか 何を見失うか
どこからきこうかなにをみうしなうか
定かじゃないから此処を動けない
さだかじゃないからここからうごけない
僕らが疲れるなら これ以上無いなら
ぼくらがつかれるならこれいじょうないなら
その度に何回も逃げ出せる様に
そのたびなんかいもにげだせるように
心が守れる様に 奪われない様に
こころがまもれるようにうばわれないように
互いに託して 身体を預けてよ
たがいにたくしてからだをあずけてよ
君と泣く 君と笑う 君と怒る
きみとなくきみとわらうきみとおこる
君と歌う 君と踊る 君と話す
きみとうたうきみとおどるきみとはなす
何時まで続くだろうと同じ様に同じ様に呟く
いつまでつづくだろうとおなじようにつぶやく
いま忘れないよう刻まれた空気を
いまわすれないようにきざまれたくうきを
これから何度思い出すのだろう
これからなんどおもいだすのだろう
僕らだけが
ぼくらだけが
僕らが離れるなら 僕らが迷うなら
ぼくらがはなれるならぼくらがまようなら
その度に何回も繋がれる様に
そのたびなんかいもつながれるように
ここに居てくれるなら 離さずいられたら
ここにいてくれるならはなさずいられたら
まだ誰も知らない感覚で僕の生きているすべてを確かめて
まだだれもしらないかんかくでぼくのいきてるすべてをたしかめて
正しくして
ただしくして