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43名くらいで集まって出来た動画です☆ 絵師様、声優様、音楽作成者様、動画編集者様ありがとー☆ 魔理沙がアリスにクッキーを作ってあげる物語です☆
用語一覧(356件)
霊夢「(ずずずっずぞぞぞぞ~)」
(ずずずっずぞぞぞぞ~)
霊夢「ぷはー」
ぷはー
霊夢「今日もイイ天気」
きょうもいいてんき
アリス「あ、霊夢。またサボり?」
あ、れいむ。またさボり?
霊夢「休憩中よ」
きゅうけいちゅうよ
魔理沙「きっと今日は休憩の日なんだよ」
きっときょうはきゅうけいのひなんだよ
アリス「じゃあ、明日は?」
じゃあ、あしたは?
魔理沙「神社閉店の日」
じんじゃへいてんのひ
霊夢「くぉら!」
くぉら!
魔理沙&アリス「きゃっ!」
きゃっ!
霊夢「……あ~、アンタたち、ホントに仲いいわね…」
......あ~、あんたたち、ほんとになかいいわね...
アリス「そうそう、今日は霊夢のために、お土産を持って来たのよ!」
そうそう、きょうはれいむのために、おみやげをもってきたのよ!
霊夢「あら、ありがとう。それじゃあお茶を用意するわね」
あら、ありがとう。それじゃあおちゃをよういするわね
魔理沙「霊夢ぅ~、特級茶葉で頼む!」
れいむぅ~、とっきゅうちゃばでたのむ!
霊夢「はいはい……⑨番茶でいいわね」
はいはい......9ばんちゃでいいわね
魔理沙「やっぱりアリスが作るブラウニーは美味いな。生地がしっとりしていて、それで
やっぱりありすがつくるぶらうにーはうまいな。きじがしっとりしていて、それで
いてベタつかないスッキリした甘さだ。ココアはバンホーテンの物を使用したのかな?」
いてべたつかないすっきりしたあまさだ。ここあはばんほーてんのものをしようしたのかな?
アリス「フフフ、ありがとう魔理沙」
ふふふ、ありがとうまりさ
霊夢「ホントに美味しいわね。」
ほんとにおいしいわね。
霊夢「でも、作るのはいつもアリスね。……魔理沙が作ったりとかしないの?」
でも、つくるのはいつもありすね。......まりさがつくったりとかしないの?
魔理沙「えー?私だって作ることはあるぜ?」
えー?わたしだってつくることはあるぜ?
アリス「あら?魔理沙が作ったお菓子なんて食べたことあったかしら?」
あら?まりさがつくったおかしなんてたべたことあったかしら?
霊夢「アリスが食べたことなかったら誰も食べたこと無いんじゃない?」
ありすがたべたことなかったらだれもたべたことないんじゃない?
魔理沙「そんなことないだろ!?この前、作ってやったハズだぜ!ほら、この前もらった
そんなことないだろ!?このまえ、つくってやったはずだぜ!ほら、このまえもらった
バレンタインのおか……え……」
ばれんたいんのおか......え......
アリス「もらったかしら?」
もらったかしら?
魔理沙「あーっ……」
あーっ......
霊夢「わたしもあげたけど、お返し無いわね~……義理だけど」
わたしもあげたけど、おかえしないわね~......ぎりだけど
魔理沙「あああああああああ!!忘れてたああああ!」
あああああああああ!!わすれてたああああ!
アリス「わっ!ちょっと魔理沙!?」
わっ!ちょっとまりさ!?
魔理沙「ホワイトデイ!ごめん!!忘れてた!そこでだアリス!悪いがもう少しだけ、
ほわいとでい!ごめん!!わすれてた!そこでだありす!わるいがもうすこしだけ、
追加で待っててくれないか?待っていたらたぶん、魔理沙さんの素敵なプレゼントが
ついかでまっててくれないか?まっていたらたぶん、まりささんのすてきなぷれぜんとが
先着1名様にもれなく配られることになるはずだ!たぶん!」
せんちゃく1めいさまにもれなくくばられることになるはずだ!たぶん!
霊夢「先着1名……私には無いのね」
せんちゃく1めい......わたしにはないのね
魔理沙「霊夢はたくましく生きていてくれ!」
れいむはたくましくいきていてくれ!
霊夢「ちょっと待て!!!」
ちょっとまて!!!
魔理沙「では諸君っ!さらばだー!!」
ではしょくんっ!さらばだー!!
霊夢「恋する乙女のパワーは凄いわね~」
こいするおとめのぱわーはすごいわね~
アリス「え!恋なんて……そんな、もう!霊夢ったら……ばかぁ~」
え!こいなんて......そんな、もう!れいむったら......ばかぁ~
霊夢「はいはい、ごちそうさまでした」
はいはい、ごちそうさまでした
アリス「お粗末さまでした(ペコリ)」
おそまつさまでした(ペこり)
霊夢「……」
......
アリス「……」
......
霊夢「あーっ……、でも魔理沙がお返しを忘れてたとはねー」
あーっ......、でもまりさがおかえしをわすれてたとはねー
アリス「いいのよそんなこと。
いいのよそんなこと。
私は魔理沙といっしょにいるだけで幸せを感じられるんだから」
わたしはまりさといっしょにいるだけでしあわせをかんじられるんだから
霊夢「はいはい、ごちそうさま」
はいはい、ごちそうさま
アリス「お粗末さまでした(ペコリ)……」
おそまつさまでした(ペこり)......
萃香「霊夢ぅ~、客か?」
れいむぅ~、きゃくか?
霊夢「アリスよ」
ありすよ
アリス「萃香、こんにちわ。よかったらこれどう?」
すいか、こんにちわ。よかったらこれどう?
萃香「イカスミ焼き?」
いかすみやき?
霊夢「お菓子よ!この酒飲みが!」
おかしよ!このさけのみが!
アリス「はい、萃香☆」
はい、すいか
萃香「あっ……まい!!」
あっ......まい!!
霊夢「お菓子だからね」
おかしだからね
アリス「はい!霊夢も」
はい!れいむも
霊夢「えっ!?わっ、ちょっ……(ハグ)……おいしい。じゃ
えっ!?わっ、ちょっ......(はぐ)......おいしい。じゃ
あ、アリスにも。(クイッ)」
あ、ありすにも。(くいっ)
アリス「(はぐぅ)ぅんぐっ!じゃあ、霊夢にもう一回~(ニヤニヤ)」
(はぐぅ)ぅんぐっ!じゃあ、れいむにもういっかい~(にやにや)
萃香「わたしも食べさせる~」
わたしもたべさせる~
霊夢「おまえら……」
おまえら......
チルノ「あたいー」
あたいー
ルーミア「そーなのかー」
そーなのかー
大妖精「隣の垣根に囲いが出来たんですって!」
となりのかきねにかこいができたんですって!
美鈴「へー」
へー
咲夜「お仕事の最中におしゃべりとは、随分と大層な御身分ね~?」
おしごとのさいちゅうにおしゃべりとは、ずいぶんとたいそうなごみぶんね~?
大妖精「あっ!……どっ、どうも(ぺこり)」
あっ!......どっ、どうも(ぺこり)
美鈴「……さっ咲夜さん!!……やっ、その、え~とですね……そう!
......さっさくやさん!!......やっ、その、え~とですね......そう!
門の中には進入させていません!」
もんのなかにはしんにゅうさせていません!
咲夜「そう、仕事は全うしていると言う訳ね」
そう、しごとはまっとうしているというわけね
美鈴「……進入されてしまいました~」
......しんにゅうされてしまいました~
魔理沙「よー、パチュリー!遊びに来たぜ!」
よー、ぱちゅりー!あそびにきたぜ!
パチュリー「ゲホッ、ゲホッ……あなたはいい加減、ドアから入るって事を覚えなさい」
げほっ、げほっ......あなたはいいかげん、どあからはいるってことをおぼえなさい
魔理沙「それで……今日は本を借りに来たんだ」
それで......きょうはほんをかりにきたんだ
パチュリー「ギャー!!もってかないでー!」
ぎゃー!!もってかないでー!
魔理沙「大丈夫!ちょっと借りるだけだ」
だいじょうぶ!ちょっとかりるだけだ
パチュリー「借りる?盗むの間違いじゃない?」
かりる?ぬすむのまちがいじゃない?
魔理沙「いや返す気はある」
いやかえすきはある
パチュリー「気だけでは帰ってこないわ」
きだけではかえってこないわ
魔理沙「気持ちだけでも受け取ってくれ」
きもちだけでもうけとってくれ
パチュリー「モノをよこせ」
ものをよこせ
魔理沙「現金だなーパチュリーは。うぉっ!」
げんきんだなーぱちゅりーは。うぉっ!
咲夜「魔理沙、また泥棒に来たの?」
まりさ、またどろぼうにきたの?
魔理沙「よう咲夜!今日も素敵な手品をありがとう!」
ようさくや!きょうもすてきなてじなをありがとう!
咲夜「あなたは相変わらず騒々しいわね~」
あなたはあいかわらずそうぞうしいわね~
小悪魔「はぁはぁ……、パ、パチュリー様。また魔理沙さんが、やらかしたんですか!?
はぁはぁ......、ぱ、ぱちゅりーさま。またまりささんが、やらかしたんですか!?
パチュリー「その言い方だと、漏らしたみたいね」
そのいいかただと、もらしたみたいね
魔理沙「わたしは子猫じゃないぜ!」
わたしはこねこじゃないぜ!
小悪魔「それは大変失礼しました(ペコリ)……じゃなくて!
それはたいへんしつれいしました(ペこり)......じゃなくて!
魔理沙さんいい加減壁を突き破ってくるのやめてくださいよぅ!」
まりささんいいかげんかべをつきやぶってくるのやめてくださいよぅ!
魔理沙「そうだ咲夜、あとで厨房貸してくれないか?」
そうださくや、あとでちゅうぼうかしてくれないか?
小悪魔「って魔理沙さん全然わたしの話聞いてないし。わたしイジケちゃうし」
ってまりささんぜんぜんわたしのはなしきいてないし。わたしいじけちゃうし
咲夜「なにか作るのかしら?貸すのはいいけど、さすがに厨房はあとで返してね」
なにかつくるのかしら?かすのはいいけど、さすがにちゅうぼうはあとでかえしてね
魔理沙「ああ、アレは私のポケットには、ちょっと大き過ぎるからな」
ああ、あれはわたしのぽけっとには、ちょっとおおきすぎるからな
パチュリー「あっ!(ポン)、本をでかくすれば盗まれない?」
あっ!(ぽん)、ほんをでかくすればぬすまれない?
小悪魔「そーいう問題ではありません!」
そーいうもんだいではありません!
咲夜「……で、アリスかしら?」
......で、ありすかしら?
魔理沙「いや……まぁ……そう、アリスに、美味しいお菓子をプレゼントしようと……」
いや......まぁ......そう、ありすに、おいしいおかしをぷれぜんとしようと......
パチュリー「あら、あなたにも可愛いとこ、あるのね」
あら、あなたにもかわいいとこ、あるのね
魔理沙「可愛いの?」
かわいいの?
パチュリー「うん」
うん
魔理沙「照れるぜ」
てれるぜ
咲夜「私も作ろうかな」
わたしもつくろうかな
三人「え!?」
え!?
小悪魔「えーと、お嬢様にでしょうか?」
えーと、おじょうさまにでしょうか?
咲夜「さて、誰のでしょうね~」
さて、だれのでしょうね~
咲夜「というわけで、一緒に作りましょうね、魔理沙☆」
というわけで、いっしょにつくりましょうね、まりさ
魔理沙「ええっ!い、いいよ!ひとりで出来るって!」
ええっ!い、いいよ!ひとりでできるって!
咲夜「あなただけだと、料理が出来ても厨房が大惨事になりそうだから」
あなただけだと、りょうりができてもちゅうぼうがだいさんじになりそうだから
パチュリー「うんうん、まさに推して知るべしね」
うんうん、まさにおしてしるべしね
小悪魔「あの~、私もご一緒してよろしいですか?」
あの~、わたしもごいっしょしてよろしいですか?
咲夜「パチュリー様に?」
ぱちゅりーさまに?
小悪魔「えっ!……は、はい!」
えっ!......は、はい!
パチュリー「小悪魔のお菓子は好きよ。やさしい味がするから」
こあくまのおかしはすきよ。やさしいあじがするから
小悪魔「はい!!精一杯がんばらせて頂きます!」
はい!!せいいっぱいがんばらせていただきます!
魔理沙「厨房には女3人……女3人で姦しい(かしましい)ってヤツだな」
ちゅうぼうにはおんな3にん......おんな3にんでかしましい(かしましい)ってやつだな
パチュリー「魔理沙……あなた意味を分かって言っているの?」
まりさ......あなたいみをわかっていっているの?
魔理沙「知らん!」
しらん!
咲夜「いばるな!」
いばるな!
咲夜「で、魔理沙は何を作りたいの?」
で、まりさはなにをつくりたいの?
魔理沙「そーだなぁ~このクレープ・マリエットってヤツにしようかな」
そーだなぁ~このくれーぷ・まりえっとってやつにしようかな
咲夜「アンタねぇ……お菓子作り初心者がそんな難しいの作ろうとしたら、
あんたねぇ......おかしづくりしょしんしゃがそんなむずかしいのつくろうとしたら、
どうなるか分かる?」
どうなるかわかる?
魔理沙「そんなもんか?うーん……じゃあこのクッキーは?チョコクッキー」
そんなもんか?うーん......じゃあこのくっきーは?ちょこくっきー
小悪魔「へ~、プレーンクッキーにチョコソースを付けるのですか」
へ~、ぷれーんくっきーにちょこそーすをつけるのですか
魔理沙「ああ、チョコで顔とか描いたりな」
ああ、ちょこでかおとかかいたりな
小悪魔「あ、それ面白そうですねぇ」
あ、それおもしろそうですねぇ
咲夜「そうね、それくらいが妥当かしら……あら?」
そうね、それくらいがだとうかしら......あら?
魔理沙「ん?どうした?」
ん?どうした?
咲夜「おかしいわね……」
おかしいわね......
小悪魔「どれどれ?(ひょい)あーこれはこれは」
どれどれ?(ひょい)あーこれはこれは
魔理沙「だから、どうしたんだよ?(ひょいっと)あっ……」
だから、どうしたんだよ?(ひょいっと)あっ......
咲夜「チョコが無い」
ちょこがない
小悪魔「タマゴも無くて」
たまごもなくて
魔理沙「作れない……」
つくれない......
三人「あぁ~あ」
あぁ~あ
レミリア「あら?三人そろって珍しい」
あら?さんにんそろってめずしい
咲夜「あ、お嬢様。いえ実は、クッキーを作ろうとしたら材料が無くて困ってたんですよ
あ、おじょうさま。いえじつは、くっきーをつくろうとしたらざいりょうがなくてこまってたんですよ
魔理沙「まったく品揃えの少なさにビックリだぜ」
まったくしなぞろえのすくなさにびっくりだぜ
小悪魔「魔理沙さん、うちはお菓子材料の店ではありませんよ」
まりささん、うちはおかしざいりょうのみせではありませんよ
レミリア「ああ、材料が無いっていうのは、私とフランで使ったから無いのよ」
ああ、ざいりょうがないっていうのは、わたしとふらんでつかったからないのよ
咲夜「え!?お嬢様は料理をされるのですか?」
え!?おじょうさまはりょうりをされるのですか?
レミリア「私じゃなくて、フランがどうしても作りたいって言うから。
わたしじゃなくて、ふらんがどうしてもつくりたいっていうから。
わたしは現場責任者として居ただけよ」
わたしはげんばせきにんしゃとしていただけよ
咲夜「それで出来たものは?」
それでできたものは?
レミリア「無いわ」
ないわ
魔理沙「つまり無を生み出したワケだな」
つまりむをうみだしたわけだな
小悪魔「魔理沙さん、深いですね~」
まりささん、ふかいですね~
レミリア「深くはなくて、浅いわよ。結局散らかして、片付けて終わりよ」
ふかくはなくて、あさいわよ。けっきょくちらかして、かたづけておわりよ
魔理沙「遊んでポイか」
あそんでぽいか
咲夜「もー、食べ物を粗末にしないで下さい」
もー、たべものをそまつにしないでください
レミリア「フランに言って!」
ふらんにいって!
咲夜「あ~しょうが無いわね~」
あ~しょうがないわね~
魔理沙「どうする、材料がないとクッキーが作れないぜ?」
どうする、ざいりょうがないとくっきーがつくれないぜ?
小悪魔「そうですねぇ……」
そうですねぇ......
咲夜「よし、魔理沙。材料の調達をしてきて」
よし、まりさ。ざいりょうのちょうたつをしてきて
魔理沙「まて咲夜、お前も一緒に来い」
まてさくや、おまえもいっしょにこい
咲夜「わたしは適任ではないわ」
わたしはてきにんではないわ
魔理沙「なぜ私だけなんだ?」
なぜわたしだけなんだ?
咲夜「魔道シーフだから」
まどうしーふだから
魔理沙「お前も盗んでただろ。ロケット作るのに、うちに忍び込んで八卦炉を取ろうと。
おまえもぬすんでただろ。ろけっとつくるのに、うちにしのびこんではっけろをとろうと。
得意の手品を使うんなら、私より適任だ」
とくいのてじなをつかうんなら、わたしよりてきにんだ
咲夜「逃げ足で言えば、魔理沙が最速で適任よ」
にげあしでいえば、まりさがさいそくでてきにんよ
小悪魔「あの~、盗むの前提なんですね~」
あの~、ぬすむのぜんていなんですね~
魔理沙「払ったら負けだ」
はらったらまけだ
小悪魔「たまには負けましょうよぅ~」
たまにはまけましょうよぅ~
咲夜「ふむ、私も同行しましょう」
ふむ、わたしもどうこうしましょう
魔理沙「どうした?」
どうした?
咲夜「あなたの負ける姿が見たい」
あなたのまけるすがたがみたい
魔理沙「私は負けない!!」
わたしはまけない!!
小悪魔「それは結局、盗むということじゃあないですか~」
それはけっきょく、ぬすむということじゃあないですか~
アリス「あら?魔理沙と咲夜?」
あら?まりさとさくや?
咲夜「こんにちわ、アリス」
こんにちわ、ありす
魔理沙「あれ?霊夢のとこにいたんじゃないのか?」
あれ?れいむのとこにいたんじゃないのか?
アリス「二人とも酔って寝ちゃったから」
ふたりともよってねちゃったから
魔理沙「なんで緑茶飲んでて、酔っぱらうんだ?」
なんでりょくちゃのんでて、よっぱらうんだ?
アリス「萃香がいたから」
すいかがいたから
魔理沙「なるほど、飲んだのか」
なるほど、のんだのか
アリス「ふたりは、お菓子の材料買いに来たの?」
ふたりは、おかしのざいりょうかいにきたの?
魔理沙「そーだが、ココはアリスのよく来る店か?」
そーだが、ここはありすのよくくるみせか?
アリス「そうよ、大抵のモノが揃うからね」
そうよ、たいていのものがそろうからね
魔理沙「そーなのかー……う~ん」
そーなのかー......う~ん
咲夜「何かまずいの?」
なにかまずいの?
魔理沙「美味しいものを作ろうとしてるが……ちょっとまずいな」
おいしいものをつくろうとしてるが......ちょっとまずいな
咲夜「まずいのはダメね」
まずいのはだめね
魔理沙「アリスには今まで食べたことの無い味を堪能してもらいたいんだ」
ありすにはいままでたべたことのないあじをたんのうしてもらいたいんだ
咲夜「なるほど!ここのお店の味は、アリスは知ってるわけね!」
なるほど!ここのおみせのあじは、ありすはしってるわけね!
アリス「店の味って……材料屋だけど……」
みせのあじって......ざいりょうやだけど......
咲夜「全部じゃなくても、どれか1つでも奇抜な材料があればいいんじゃない?」
ぜんぶじゃなくても、どれか1つでもきばつなざいりょうがあればいいんじゃない?
アリス「……その、奇抜な食材を食べるのは私なんだけどー」
......その、きばつなしょくざいをたべるのはわたしなんだけどー
魔理沙「あ、そうだ!」
あ、そうだ!
咲夜「どうしたの?」
どうしたの?
魔理沙「タマゴも無かったよな?」
たまごもなかったよな?
咲夜「そうね」
そうね
魔理沙「買ったのではなく、産みたてなんかどうだ?」
かったのではなく、うみたてなんかどうだ?
アリス「誰が産むの?」
だれがうむの?
咲夜「魔理沙が産むの?」
まりさがうむの?
魔理沙「私は鳥ではない。だが、鳥の知り合いはいる」
わたしはとりではない。だが、とりのしりあいはいる
咲夜「夜雀(よすずめ)ね!」
よすずめね!
アリス「ちょっ!食材の出所は知っときたいから、私も付いてく!」
ちょっ!しょくざいのでどころはしっときたいから、わたしもついてく!
ミスティア「ぎゃーーっ!!」
ぎゃーーっ!!
魔理沙「待てーーーーっ!!」
まてーーーーっ!!
咲夜「おとなしく卵を産んでくれれば危害は加えないわ!」
おとなしくたまごをうんでくれればきがいはくわえないわ!
ミスティア「無理無理無理っ!産めない!というか危害すでに加えてるじゃないかー!」
むりむりむりっ!うめない!というかきがいすでにくわえてるじゃないかー!
アリス「……」
......
魔理沙「ちょこまかと!ええい!!マスタースパーク!」
ちょこまかと!ええい!!ますたーすぱーく!
幽香「あらー?面白い花火を上げる輩(やから)がいると思ったら……懐かしい顔ね」
あらー?おもしろいはなびをあげるやからがいるとおもったら......なつかしいかおね
魔理沙「なっ!?幽香」
なっ!?ゆうか
アリス「魔理沙!」
まりさ!
咲夜「どうやら、厄介なところに紛れ込んだようね」
どうやら、やっかいなところにまぎれこんだようね
ミスティア「ひーーーーーーーーーっ!!」
ひーーーーーーーーーっ!!
幽香「お久しぶり、魔理沙。ところで、あれが何か説明してくれない?」
おひさしぶり、まりさ。ところで、あれがなにかせつめいしてくれない?
魔理沙「(咲夜、アリス)」
(さくや、ありす)
咲夜「(うん、わかった)」
(うん、わかった)
アリス「(みんな無茶しないで)」
(みんなむちゃしないで)
幽香「どうしたの?答えられないの?なら……答えられるようにしてあげるわ!!!」
どうしたの?こたえられないの?なら......こたえられるようにしてあげるわ!!!
魔理沙「咲夜!」
さくや!
咲夜「はい、タネ無し手品でございま~す。幻在「クロックコープス」!」
はい、たねなしてじなでございま~す。げんざいくろっくこーぷす!
幽香「フン」
ふん
魔理沙「恋符「マスタースパーク」!」
こいふますたーすぱーく!
幽香「あらハズレよ。お返し、マスタースパーク」
あらはずれよ。おかえし、ますたーすぱーく
魔理沙「うわあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
うわあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!
アリス「魔理沙ぁぁぁあぁぁーっ!」
まりさぁぁぁあぁぁーっ!
魔理沙「う、う~ん……あれ?ここは?」
う、う~ん......あれ?ここは?
アリス「魔理沙!?」
まりさ!?
小悪魔「気付かれたんですか?」
きずかれたんですか?
咲夜「おはよう魔理沙」
おはようまりさ
魔理沙「幽香は?」
ゆうかは?
咲夜「花畑を荒らしたのは私たちです。ごめんなさい。と言ったら許してくれたわ」
はなばたけをあらしたのはわたしたちです。ごめんなさい。といったらゆるしてくれたわ
魔理沙「そーか……うん、よし!次は勝とうぜ!」
そーか......うん、よし!つぎはかとうぜ!
咲夜「何気にタッグを組もうとしないで」
なにげにたっぐをくもうとしないで
アリス「そうよ!もう危ないからやらないでね!」
そうよ!もうあぶないからやらないでね!
小悪魔「そーですよー、もしリベンジするにしても、私は巻き込まないで下さいね~」
そーですよー、もしりべんじするにしても、わたしはまきこまないでくださいね~
魔理沙「お前には100年早い」
おまえには100ねんはやい
小悪魔「ひどっ!」
ひどっ!
魔理沙「アリス……そーだな、自重するよ」
ありす......そーだな、じちょうするよ
アリス「うん!」
うん!
咲夜「それでは、お菓子作りを始めましょうか」
それでは、おかしづくりをはじめましょうか
小悪魔「そーですね」
そーですね
魔理沙「というわけで、プレゼントされる人は出てって下さい」
というわけで、ぷれぜんとされるひとはでてってください
アリス「はい!……あ、出て行く前にコレを!」
はい!......あ、でていくまえにこれを!
魔理沙「これはどうしたんだ?」
これはどうしたんだ?
咲夜「気絶したあなたを連れ帰る途中で、蓬莱人に会ったの」
きぜつしたあなたをつれかえるとちゅうで、ほうらいびとにあったの
魔理沙「永琳?」
えいりん?
咲夜「そう、たまごを探してるって事情を話したら恵んでくれたのよ」
そう、たまごをさがしてるってじじょうをはなしたらめぐんでくれたのよ
小悪魔「永琳さんのたまご?大丈夫ですか?」
えいりんさんのたまご?だいじょうぶですか?
アリス「地獄カラスのたまごinビックリセット!だって」
じごくからすのたまごいんびっくりせっと!だって
小悪魔「びっくり?」
びっくり?
魔理沙「危険そうな……」
きけんそうな......
アリス「なんでも……5個中、1個がハズレだって」
なんでも......5こちゅう、1こがはずれだって
小悪魔「こわっ!?」
こわっ!?
魔理沙「ハズレはどうなるんだ!?」
はずれはどうなるんだ!?
咲夜「割ってみてからのお楽しみね」
わってみてからのおたのしみね
小悪魔「魔理沙さん、お湯ください」
まりささん、おゆください
魔理沙「おう、粉と混ぜるのか?」
おう、こなとまぜるのか?
小悪魔「混ぜないで下さい!!バターを湯せんするんです」
まぜないでください!!ばたーをゆせんするんです
咲夜「天ぷらじゃないんだから」
てんぷらじゃないんだから
魔理沙「クッキーの天ぷら?」
くっきーのてんぷら?
小悪魔「気持ち悪いです」
きもちわるいです
咲夜「じゃあ、わたしはチョコを溶かしておくわ。魔理沙、こっちにもお湯」
じゃあ、わたしはちょこをとかしておくわ。まりさ、こっちにもおゆ
魔理沙「よっしゃ!」
よっしゃ!
咲夜「だからお湯を入れるな!」
だからおゆをいれるな!
小悪魔「で……でわ、たまごを入れます」
で......でわ、たまごをいれます
魔理沙「ドッキドッキ」
どっきどっき
咲夜「ごくり」
ごくり
小悪魔「ここは思い切って……えい!ゲホゲホガハゲホッ!」
ここはおもいきって......えい!げほげほがはげほっ!
魔理沙「ぐぇーーーー、か、辛い~~~っ!?」
ぐぇーーーー、か、からい~~~っ!?
咲夜「けほけほ……からしの~霧~」
けほけほ......からしの~きり~
魔理沙「ひっどいぜ(げほげほ)」
ひっどいぜ(げほげほ)
小悪魔「ギャー、目が~目が~。では気を取り直して、他のたまごを入れます」
ぎゃー、めが~めが~。ではきをとりなおして、ほかのたまごをいれます
魔理沙「それは大丈夫なのか?」
それはだいじょうぶなのか?
咲夜「味見したら?」
あじみしたら?
小悪魔「怖くてできません」
こわくてできません
アリス「なによ?顔に何か付いてる?」
なによ?かおになにかついてる?
パチュリー「な、なんでもない(アセアセ)(死相が見えた気が……)」
な、なんでもない(あせあせ)(しそうがみえたきが......)
魔理沙「お湯はいらんか~?」
おゆはいらんか~?
小悪魔「もー要りません!」
もーいりません!
魔理沙「ケチー」
けちー
咲夜「魔理沙、オーブンの用意!」
まりさ、おーぶんのようい!
魔理沙「おう!さて、嬉し恥ずかし、チョコ落書きタイム!」
おう!さて、うれしはずかし、ちょこらくがきたいむ!
小悪魔&咲夜「おーっ!」
おーっ!
魔理沙「さて、何を描こうか?」
さて、なにをかこうか?
咲夜「オーソドックスに、愛の言葉とかどう?」
おーそどっくすに、あいのことばとかどう?
小悪魔「『君の瞳に映る、わたしが美しい!』というやつですね」
きみのひとみにうつる、わたしがうつくしい!というやつですね
咲夜「ただのナルシストね」
ただのなるしすとね
魔理沙「え~と……『好きだよ』」
え~と......すきだよ
咲夜「わたしは顔を描くわ」
わたしはかおをかくわ
小悪魔「あっ!わたしもパチュリー様を描く!」
あっ!わたしもぱちゅりーさまをかく!
魔理沙「あっ!ちょっ!?それならわたしもアリスだ!」
あっ!ちょっ!?それならわたしもありすだ!
小悪魔「そーいえば、チョコで描いても、固められなかったらベタベタなままですよね~
そーいえば、ちょこでかいても、かためられなかったらべたべたなままですよね~
咲夜「時を止めて凍結する?」
ときをとめてとうけつする?
魔理沙「そしたら破壊不可能なクッキーになるぞ」
そしたらはかいふかのうなくっきーになるぞ
小悪魔「硬度10以上の難攻不落のクッキーですか!?」
こうど10いじょうのなんこうふらくのくっきーですか!?
魔理沙「それではヤバイのでこれを使う」
それではやばいのでこれをつかう
チルノ「魔理沙、あたいは何をするんだ」
まりさ、あたいはなにをするんだ
咲夜「なるほど」
なるほど
小悪魔「冷えたら美味しそうですね」
ひえたらおいしそうですね
魔理沙「よっしゃああ!完成だぜ!」
よっしゃああ!かんせいだぜ!
咲夜「うん、上出来!」
うん、じょうでき!
小悪魔「魔理沙さんおめでとうございます!」
まりささんおめでとうございます!
パチュリー「騒がしいと思ったら、やっと完成したようね」
さわがしいとおもったら、やっとかんせいしたようね
小悪魔「あ!パチュリー様!そうです!出来たんです!だ
あ!ぱちゅりーさま!そうです!できたんです!だ
からコレを!」
からこれを!
パチュリー「わっ!わたしの顔!?」
わっ!わたしのかお!?
小悪魔「そーです!」
そーです!
パチュリー「うまく描けてるわね」
うまくかけてるわね
小悪魔「ありがとうございます!わっ!?」
ありがとうございます!わっ!?
パチュリー「うん、美味しいわよ、小悪魔」
うん、おいしいわよ、こあくま
小悪魔「あ……美味しかったですか」
あ......おいしかったですか
咲夜「食べても大丈夫みたいね」
たべてもだいじょうぶみたいね
魔理沙「これで安心だぜ」
これであんしんだぜ
パチュリー「……何やら不安な会話が……」
......なにやらふあんなかいわが......
魔理沙「パチュリー、アリスはまだ図書館か?」
ぱちゅりー、ありすはまだとしょかんか?
パチュリー「あー、少し焦らすのもいいかもねって、博麗神社に行ったわ」
あー、すこしあせらすのもいいかもねって、はくれいじんじゃにいったわ
咲夜「逃げたのかしら?」
にげたのかしら?
小悪魔「食べても大丈夫だって伝えないと」
たべてもだいじょうぶだってつたえないと
魔理沙「そうだな!行ってくる!いろいろアリガトなー!」
そうだな!いってくる!いろいろありがとなー!
パチュリー「本は大事に扱って!」
ほんはだいじにあつかって!
小悪魔「返すなんて珍しいです。感謝の気持ちですかね?」
かえすなんてめずらしいです。かんしゃのきもちですかね?
咲夜「もー料理する気が無いだけかも。爆発したり、死に掛けたり」
もーりょうりするきがないだけかも。ばくはつしたり、しにかけたり
パチュリー「危険ね」
きけんね
小悪魔「普通、料理で命に危機は訪れません!」
ふつう、りょうりでいのちにききはおとずれません!
魔理沙「そーこーをーどーけーーっ!」
そーこーをーどーけーーっ!
お空「うにゅ?」
うにゅ?
魔理沙「いててて、どけって言ったろ空……」
いててて、どけっていったろそら......
お空「いたたたた、どけと言われてどくヤツがあるか!?」
いたたたた、どけといわれてどくやつがあるか!?
魔理沙「普通はどくぞ」
ふつうはどくぞ
お空「知らなーい」
しらなーい
魔理沙「なんなんだー?うん?……あっ」
なんなんだー?うん?......あっ
霊夢「お、来たみたいね」
お、きたみたいね
アリス「うふふふふっ」
うふふふふっ
魔理沙「……アリス~」
......ありす~
霊夢「おや?」
おや?
アリス「どうかしたの?」
どうかしたの?
魔理沙「これ……」
これ......
霊夢「ハートが見事に割れてるわね」
はーとがみごとにわれてるわね
魔理沙「ごめんな、こんなプレゼントで。
ごめんな、こんなぷれぜんとで。
ハート型、がんばったんだけどね、ハートのクッキーを、アリスに食べさせたかった……
はーとがた、がんばったんだけどね、はーとのくっきーを、ありすにたべさせたかった......
霊夢「魔理沙……」
まりさ......
アリス「……魔理沙」
......まりさ
魔理沙「うん?」
うん?
アリス「これ持って」
これもって
魔理沙「お、おう」
お、おう
アリス「それとこれ。ね、こーして合わせると」
それとこれ。ね、こーしてあわせると
魔理沙「あは、はーと☆」
あは、はーと
アリス「ほら、全然壊れてないよ。魔理沙の気持ち」
ほら、ぜんぜんこわれてないよ。まりさのきもち
魔理沙「ありがとう、アリス!」
ありがとう、ありす!
アリス「じゃあ、がんばったご褒美!」
じゃあ、がんばったごほうび!
魔理沙「あんぐっ。おいひい」
あんぐっ。おいひい
アリス「おいしかったんだ!」
おいしかったんだ!
魔理沙「うん!おいしいよ!」
うん!おいしいよ!
アリス「じゃあ、わたしも食べて平気だね!」
じゃあ、わたしもたべてへいきだね!
魔理沙「……わたしで毒見させるな!させるなら霊夢にしろ!」
......わたしでどくみさせるな!させるなられいむにしろ!
霊夢「待てコラガキ!」
まてこらがき!
アリス「アハハハハハハッ☆」
あははははははっ