【東方合同動画企画】魔理沙とアリスのクッキーKiss

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43名くらいで集まって出来た動画です☆ 絵師様、声優様、音楽作成者様、動画編集者様ありがとー☆ 魔理沙がアリスにクッキーを作ってあげる物語です☆

用語一覧(356件)

001

霊夢「(ずずずっずぞぞぞぞ~)」

(ずずずっずぞぞぞぞ~)

002

霊夢「ぷはー」

ぷはー

003

霊夢「今日もイイ天気」

きょうもいいてんき

004

アリス「あ、霊夢。またサボり?」

あ、れいむ。またさボり?

005

霊夢「休憩中よ」

きゅうけいちゅうよ

006

魔理沙「きっと今日は休憩の日なんだよ」

きっときょうはきゅうけいのひなんだよ

007

アリス「じゃあ、明日は?」

じゃあ、あしたは?

008

魔理沙「神社閉店の日」

じんじゃへいてんのひ

009

霊夢「くぉら!」

くぉら!

010

魔理沙&アリス「きゃっ!」

きゃっ!

011

霊夢「……あ~、アンタたち、ホントに仲いいわね…」

......あ~、あんたたち、ほんとになかいいわね...

012

アリス「そうそう、今日は霊夢のために、お土産を持って来たのよ!」

そうそう、きょうはれいむのために、おみやげをもってきたのよ!

013

霊夢「あら、ありがとう。それじゃあお茶を用意するわね」

あら、ありがとう。それじゃあおちゃをよういするわね

014

魔理沙「霊夢ぅ~、特級茶葉で頼む!」

れいむぅ~、とっきゅうちゃばでたのむ!

015

霊夢「はいはい……⑨番茶でいいわね」

はいはい......9ばんちゃでいいわね

016

魔理沙「やっぱりアリスが作るブラウニーは美味いな。生地がしっとりしていて、それで

やっぱりありすがつくるぶらうにーはうまいな。きじがしっとりしていて、それで

017

いてベタつかないスッキリした甘さだ。ココアはバンホーテンの物を使用したのかな?」

いてべたつかないすっきりしたあまさだ。ここあはばんほーてんのものをしようしたのかな?

018

アリス「フフフ、ありがとう魔理沙」

ふふふ、ありがとうまりさ

019

霊夢「ホントに美味しいわね。」

ほんとにおいしいわね。

020

霊夢「でも、作るのはいつもアリスね。……魔理沙が作ったりとかしないの?」

でも、つくるのはいつもありすね。......まりさがつくったりとかしないの?

021

魔理沙「えー?私だって作ることはあるぜ?」

えー?わたしだってつくることはあるぜ?

022

アリス「あら?魔理沙が作ったお菓子なんて食べたことあったかしら?」

あら?まりさがつくったおかしなんてたべたことあったかしら?

023

霊夢「アリスが食べたことなかったら誰も食べたこと無いんじゃない?」

ありすがたべたことなかったらだれもたべたことないんじゃない?

024

魔理沙「そんなことないだろ!?この前、作ってやったハズだぜ!ほら、この前もらった

そんなことないだろ!?このまえ、つくってやったはずだぜ!ほら、このまえもらった

025

バレンタインのおか……え……」

ばれんたいんのおか......え......

026

アリス「もらったかしら?」

もらったかしら?

027

魔理沙「あーっ……」

あーっ......

028

霊夢「わたしもあげたけど、お返し無いわね~……義理だけど」

わたしもあげたけど、おかえしないわね~......ぎりだけど

029

魔理沙「あああああああああ!!忘れてたああああ!」

あああああああああ!!わすれてたああああ!

030

アリス「わっ!ちょっと魔理沙!?」

わっ!ちょっとまりさ!?

031

魔理沙「ホワイトデイ!ごめん!!忘れてた!そこでだアリス!悪いがもう少しだけ、

ほわいとでい!ごめん!!わすれてた!そこでだありす!わるいがもうすこしだけ、

032

追加で待っててくれないか?待っていたらたぶん、魔理沙さんの素敵なプレゼントが

ついかでまっててくれないか?まっていたらたぶん、まりささんのすてきなぷれぜんとが

033

先着1名様にもれなく配られることになるはずだ!たぶん!」

せんちゃく1めいさまにもれなくくばられることになるはずだ!たぶん!

034

霊夢「先着1名……私には無いのね」

せんちゃく1めい......わたしにはないのね

035

魔理沙「霊夢はたくましく生きていてくれ!」

れいむはたくましくいきていてくれ!

036

霊夢「ちょっと待て!!!」

ちょっとまて!!!

037

魔理沙「では諸君っ!さらばだー!!」

ではしょくんっ!さらばだー!!

038

霊夢「恋する乙女のパワーは凄いわね~」

こいするおとめのぱわーはすごいわね~

039

アリス「え!恋なんて……そんな、もう!霊夢ったら……ばかぁ~」

え!こいなんて......そんな、もう!れいむったら......ばかぁ~

040

霊夢「はいはい、ごちそうさまでした」

はいはい、ごちそうさまでした

041

アリス「お粗末さまでした(ペコリ)」

おそまつさまでした(ペこり)

042

霊夢「……」

......

043

アリス「……」

......

044

霊夢「あーっ……、でも魔理沙がお返しを忘れてたとはねー」

あーっ......、でもまりさがおかえしをわすれてたとはねー

045

アリス「いいのよそんなこと。

いいのよそんなこと。

046

私は魔理沙といっしょにいるだけで幸せを感じられるんだから」

わたしはまりさといっしょにいるだけでしあわせをかんじられるんだから

047

霊夢「はいはい、ごちそうさま」

はいはい、ごちそうさま

048

アリス「お粗末さまでした(ペコリ)……」

おそまつさまでした(ペこり)......

049

萃香「霊夢ぅ~、客か?」

れいむぅ~、きゃくか?

050

霊夢「アリスよ」

ありすよ

051

アリス「萃香、こんにちわ。よかったらこれどう?」

すいか、こんにちわ。よかったらこれどう?

052

萃香「イカスミ焼き?」

いかすみやき?

053

霊夢「お菓子よ!この酒飲みが!」

おかしよ!このさけのみが!

054

アリス「はい、萃香☆」

はい、すいか

055

萃香「あっ……まい!!」

あっ......まい!!

056

霊夢「お菓子だからね」

おかしだからね

057

アリス「はい!霊夢も」

はい!れいむも

058

霊夢「えっ!?わっ、ちょっ……(ハグ)……おいしい。じゃ

えっ!?わっ、ちょっ......(はぐ)......おいしい。じゃ

059

あ、アリスにも。(クイッ)」

あ、ありすにも。(くいっ)

060

アリス「(はぐぅ)ぅんぐっ!じゃあ、霊夢にもう一回~(ニヤニヤ)」

(はぐぅ)ぅんぐっ!じゃあ、れいむにもういっかい~(にやにや)

061

萃香「わたしも食べさせる~」

わたしもたべさせる~

062

霊夢「おまえら……」

おまえら......

063

チルノ「あたいー」

あたいー

064

ルーミア「そーなのかー」

そーなのかー

065

大妖精「隣の垣根に囲いが出来たんですって!」

となりのかきねにかこいができたんですって!

066

美鈴「へー」

へー

067

咲夜「お仕事の最中におしゃべりとは、随分と大層な御身分ね~?」

おしごとのさいちゅうにおしゃべりとは、ずいぶんとたいそうなごみぶんね~?

068

大妖精「あっ!……どっ、どうも(ぺこり)」

あっ!......どっ、どうも(ぺこり)

069

美鈴「……さっ咲夜さん!!……やっ、その、え~とですね……そう!

......さっさくやさん!!......やっ、その、え~とですね......そう!

070

門の中には進入させていません!」

もんのなかにはしんにゅうさせていません!

071

咲夜「そう、仕事は全うしていると言う訳ね」

そう、しごとはまっとうしているというわけね

072

美鈴「……進入されてしまいました~」

......しんにゅうされてしまいました~

073

魔理沙「よー、パチュリー!遊びに来たぜ!」

よー、ぱちゅりー!あそびにきたぜ!

074

パチュリー「ゲホッ、ゲホッ……あなたはいい加減、ドアから入るって事を覚えなさい」

げほっ、げほっ......あなたはいいかげん、どあからはいるってことをおぼえなさい

075

魔理沙「それで……今日は本を借りに来たんだ」

それで......きょうはほんをかりにきたんだ

076

パチュリー「ギャー!!もってかないでー!」

ぎゃー!!もってかないでー!

077

魔理沙「大丈夫!ちょっと借りるだけだ」

だいじょうぶ!ちょっとかりるだけだ

078

パチュリー「借りる?盗むの間違いじゃない?」

かりる?ぬすむのまちがいじゃない?

079

魔理沙「いや返す気はある」

いやかえすきはある

080

パチュリー「気だけでは帰ってこないわ」

きだけではかえってこないわ

081

魔理沙「気持ちだけでも受け取ってくれ」

きもちだけでもうけとってくれ

082

パチュリー「モノをよこせ」

ものをよこせ

083

魔理沙「現金だなーパチュリーは。うぉっ!」

げんきんだなーぱちゅりーは。うぉっ!

084

咲夜「魔理沙、また泥棒に来たの?」

まりさ、またどろぼうにきたの?

085

魔理沙「よう咲夜!今日も素敵な手品をありがとう!」

ようさくや!きょうもすてきなてじなをありがとう!

086

咲夜「あなたは相変わらず騒々しいわね~」

あなたはあいかわらずそうぞうしいわね~

087

小悪魔「はぁはぁ……、パ、パチュリー様。また魔理沙さんが、やらかしたんですか!?

はぁはぁ......、ぱ、ぱちゅりーさま。またまりささんが、やらかしたんですか!?

088

パチュリー「その言い方だと、漏らしたみたいね」

そのいいかただと、もらしたみたいね

089

魔理沙「わたしは子猫じゃないぜ!」

わたしはこねこじゃないぜ!

090

小悪魔「それは大変失礼しました(ペコリ)……じゃなくて!

それはたいへんしつれいしました(ペこり)......じゃなくて!

091

魔理沙さんいい加減壁を突き破ってくるのやめてくださいよぅ!」

まりささんいいかげんかべをつきやぶってくるのやめてくださいよぅ!

092

魔理沙「そうだ咲夜、あとで厨房貸してくれないか?」

そうださくや、あとでちゅうぼうかしてくれないか?

093

小悪魔「って魔理沙さん全然わたしの話聞いてないし。わたしイジケちゃうし」

ってまりささんぜんぜんわたしのはなしきいてないし。わたしいじけちゃうし

094

咲夜「なにか作るのかしら?貸すのはいいけど、さすがに厨房はあとで返してね」

なにかつくるのかしら?かすのはいいけど、さすがにちゅうぼうはあとでかえしてね

095

魔理沙「ああ、アレは私のポケットには、ちょっと大き過ぎるからな」

ああ、あれはわたしのぽけっとには、ちょっとおおきすぎるからな

096

パチュリー「あっ!(ポン)、本をでかくすれば盗まれない?」

あっ!(ぽん)、ほんをでかくすればぬすまれない?

097

小悪魔「そーいう問題ではありません!」

そーいうもんだいではありません!

098

咲夜「……で、アリスかしら?」

......で、ありすかしら?

099

魔理沙「いや……まぁ……そう、アリスに、美味しいお菓子をプレゼントしようと……」

いや......まぁ......そう、ありすに、おいしいおかしをぷれぜんとしようと......

100

パチュリー「あら、あなたにも可愛いとこ、あるのね」

あら、あなたにもかわいいとこ、あるのね

101

魔理沙「可愛いの?」

かわいいの?

102

パチュリー「うん」

うん

103

魔理沙「照れるぜ」

てれるぜ

104

咲夜「私も作ろうかな」

わたしもつくろうかな

105

三人「え!?」

え!?

106

小悪魔「えーと、お嬢様にでしょうか?」

えーと、おじょうさまにでしょうか?

107

咲夜「さて、誰のでしょうね~」

さて、だれのでしょうね~

108

咲夜「というわけで、一緒に作りましょうね、魔理沙☆」

というわけで、いっしょにつくりましょうね、まりさ

109

魔理沙「ええっ!い、いいよ!ひとりで出来るって!」

ええっ!い、いいよ!ひとりでできるって!

110

咲夜「あなただけだと、料理が出来ても厨房が大惨事になりそうだから」

あなただけだと、りょうりができてもちゅうぼうがだいさんじになりそうだから

111

パチュリー「うんうん、まさに推して知るべしね」

うんうん、まさにおしてしるべしね

112

小悪魔「あの~、私もご一緒してよろしいですか?」

あの~、わたしもごいっしょしてよろしいですか?

113

咲夜「パチュリー様に?」

ぱちゅりーさまに?

114

小悪魔「えっ!……は、はい!」

えっ!......は、はい!

115

パチュリー「小悪魔のお菓子は好きよ。やさしい味がするから」

こあくまのおかしはすきよ。やさしいあじがするから

116

小悪魔「はい!!精一杯がんばらせて頂きます!」

はい!!せいいっぱいがんばらせていただきます!

117

魔理沙「厨房には女3人……女3人で姦しい(かしましい)ってヤツだな」

ちゅうぼうにはおんな3にん......おんな3にんでかしましい(かしましい)ってやつだな

118

パチュリー「魔理沙……あなた意味を分かって言っているの?」

まりさ......あなたいみをわかっていっているの?

119

魔理沙「知らん!」

しらん!

120

咲夜「いばるな!」

いばるな!

121

咲夜「で、魔理沙は何を作りたいの?」

で、まりさはなにをつくりたいの?

122

魔理沙「そーだなぁ~このクレープ・マリエットってヤツにしようかな」

そーだなぁ~このくれーぷ・まりえっとってやつにしようかな

123

咲夜「アンタねぇ……お菓子作り初心者がそんな難しいの作ろうとしたら、

あんたねぇ......おかしづくりしょしんしゃがそんなむずかしいのつくろうとしたら、

124

どうなるか分かる?」

どうなるかわかる?

125

魔理沙「そんなもんか?うーん……じゃあこのクッキーは?チョコクッキー」

そんなもんか?うーん......じゃあこのくっきーは?ちょこくっきー

126

小悪魔「へ~、プレーンクッキーにチョコソースを付けるのですか」

へ~、ぷれーんくっきーにちょこそーすをつけるのですか

127

魔理沙「ああ、チョコで顔とか描いたりな」

ああ、ちょこでかおとかかいたりな

128

小悪魔「あ、それ面白そうですねぇ」

あ、それおもしろそうですねぇ

129

咲夜「そうね、それくらいが妥当かしら……あら?」

そうね、それくらいがだとうかしら......あら?

130

魔理沙「ん?どうした?」

ん?どうした?

131

咲夜「おかしいわね……」

おかしいわね......

132

小悪魔「どれどれ?(ひょい)あーこれはこれは」

どれどれ?(ひょい)あーこれはこれは

133

魔理沙「だから、どうしたんだよ?(ひょいっと)あっ……」

だから、どうしたんだよ?(ひょいっと)あっ......

134

咲夜「チョコが無い」

ちょこがない

135

小悪魔「タマゴも無くて」

たまごもなくて

136

魔理沙「作れない……」

つくれない......

137

三人「あぁ~あ」

あぁ~あ

138

レミリア「あら?三人そろって珍しい」

あら?さんにんそろってめずしい

139

咲夜「あ、お嬢様。いえ実は、クッキーを作ろうとしたら材料が無くて困ってたんですよ

あ、おじょうさま。いえじつは、くっきーをつくろうとしたらざいりょうがなくてこまってたんですよ

140

魔理沙「まったく品揃えの少なさにビックリだぜ」

まったくしなぞろえのすくなさにびっくりだぜ

141

小悪魔「魔理沙さん、うちはお菓子材料の店ではありませんよ」

まりささん、うちはおかしざいりょうのみせではありませんよ

142

レミリア「ああ、材料が無いっていうのは、私とフランで使ったから無いのよ」

ああ、ざいりょうがないっていうのは、わたしとふらんでつかったからないのよ

143

咲夜「え!?お嬢様は料理をされるのですか?」

え!?おじょうさまはりょうりをされるのですか?

144

レミリア「私じゃなくて、フランがどうしても作りたいって言うから。

わたしじゃなくて、ふらんがどうしてもつくりたいっていうから。

145

わたしは現場責任者として居ただけよ」

わたしはげんばせきにんしゃとしていただけよ

146

咲夜「それで出来たものは?」

それでできたものは?

147

レミリア「無いわ」

ないわ

148

魔理沙「つまり無を生み出したワケだな」

つまりむをうみだしたわけだな

149

小悪魔「魔理沙さん、深いですね~」

まりささん、ふかいですね~

150

レミリア「深くはなくて、浅いわよ。結局散らかして、片付けて終わりよ」

ふかくはなくて、あさいわよ。けっきょくちらかして、かたづけておわりよ

151

魔理沙「遊んでポイか」

あそんでぽいか

152

咲夜「もー、食べ物を粗末にしないで下さい」

もー、たべものをそまつにしないでください

153

レミリア「フランに言って!」

ふらんにいって!

154

咲夜「あ~しょうが無いわね~」

あ~しょうがないわね~

155

魔理沙「どうする、材料がないとクッキーが作れないぜ?」

どうする、ざいりょうがないとくっきーがつくれないぜ?

156

小悪魔「そうですねぇ……」

そうですねぇ......

157

咲夜「よし、魔理沙。材料の調達をしてきて」

よし、まりさ。ざいりょうのちょうたつをしてきて

158

魔理沙「まて咲夜、お前も一緒に来い」

まてさくや、おまえもいっしょにこい

159

咲夜「わたしは適任ではないわ」

わたしはてきにんではないわ

160

魔理沙「なぜ私だけなんだ?」

なぜわたしだけなんだ?

161

咲夜「魔道シーフだから」

まどうしーふだから

162

魔理沙「お前も盗んでただろ。ロケット作るのに、うちに忍び込んで八卦炉を取ろうと。

おまえもぬすんでただろ。ろけっとつくるのに、うちにしのびこんではっけろをとろうと。

163

得意の手品を使うんなら、私より適任だ」

とくいのてじなをつかうんなら、わたしよりてきにんだ

164

咲夜「逃げ足で言えば、魔理沙が最速で適任よ」

にげあしでいえば、まりさがさいそくでてきにんよ

165

小悪魔「あの~、盗むの前提なんですね~」

あの~、ぬすむのぜんていなんですね~

166

魔理沙「払ったら負けだ」

はらったらまけだ

167

小悪魔「たまには負けましょうよぅ~」

たまにはまけましょうよぅ~

168

咲夜「ふむ、私も同行しましょう」

ふむ、わたしもどうこうしましょう

169

魔理沙「どうした?」

どうした?

170

咲夜「あなたの負ける姿が見たい」

あなたのまけるすがたがみたい

171

魔理沙「私は負けない!!」

わたしはまけない!!

172

小悪魔「それは結局、盗むということじゃあないですか~」

それはけっきょく、ぬすむということじゃあないですか~

173

アリス「あら?魔理沙と咲夜?」

あら?まりさとさくや?

174

咲夜「こんにちわ、アリス」

こんにちわ、ありす

175

魔理沙「あれ?霊夢のとこにいたんじゃないのか?」

あれ?れいむのとこにいたんじゃないのか?

176

アリス「二人とも酔って寝ちゃったから」

ふたりともよってねちゃったから

177

魔理沙「なんで緑茶飲んでて、酔っぱらうんだ?」

なんでりょくちゃのんでて、よっぱらうんだ?

178

アリス「萃香がいたから」

すいかがいたから

179

魔理沙「なるほど、飲んだのか」

なるほど、のんだのか

180

アリス「ふたりは、お菓子の材料買いに来たの?」

ふたりは、おかしのざいりょうかいにきたの?

181

魔理沙「そーだが、ココはアリスのよく来る店か?」

そーだが、ここはありすのよくくるみせか?

182

アリス「そうよ、大抵のモノが揃うからね」

そうよ、たいていのものがそろうからね

183

魔理沙「そーなのかー……う~ん」

そーなのかー......う~ん

184

咲夜「何かまずいの?」

なにかまずいの?

185

魔理沙「美味しいものを作ろうとしてるが……ちょっとまずいな」

おいしいものをつくろうとしてるが......ちょっとまずいな

186

咲夜「まずいのはダメね」

まずいのはだめね

187

魔理沙「アリスには今まで食べたことの無い味を堪能してもらいたいんだ」

ありすにはいままでたべたことのないあじをたんのうしてもらいたいんだ

188

咲夜「なるほど!ここのお店の味は、アリスは知ってるわけね!」

なるほど!ここのおみせのあじは、ありすはしってるわけね!

189

アリス「店の味って……材料屋だけど……」

みせのあじって......ざいりょうやだけど......

190

咲夜「全部じゃなくても、どれか1つでも奇抜な材料があればいいんじゃない?」

ぜんぶじゃなくても、どれか1つでもきばつなざいりょうがあればいいんじゃない?

191

アリス「……その、奇抜な食材を食べるのは私なんだけどー」

......その、きばつなしょくざいをたべるのはわたしなんだけどー

192

魔理沙「あ、そうだ!」

あ、そうだ!

193

咲夜「どうしたの?」

どうしたの?

194

魔理沙「タマゴも無かったよな?」

たまごもなかったよな?

195

咲夜「そうね」

そうね

196

魔理沙「買ったのではなく、産みたてなんかどうだ?」

かったのではなく、うみたてなんかどうだ?

197

アリス「誰が産むの?」

だれがうむの?

198

咲夜「魔理沙が産むの?」

まりさがうむの?

199

魔理沙「私は鳥ではない。だが、鳥の知り合いはいる」

わたしはとりではない。だが、とりのしりあいはいる

200

咲夜「夜雀(よすずめ)ね!」

よすずめね!

201

アリス「ちょっ!食材の出所は知っときたいから、私も付いてく!」

ちょっ!しょくざいのでどころはしっときたいから、わたしもついてく!

202

ミスティア「ぎゃーーっ!!」

ぎゃーーっ!!

203

魔理沙「待てーーーーっ!!」

まてーーーーっ!!

204

咲夜「おとなしく卵を産んでくれれば危害は加えないわ!」

おとなしくたまごをうんでくれればきがいはくわえないわ!

205

ミスティア「無理無理無理っ!産めない!というか危害すでに加えてるじゃないかー!」

むりむりむりっ!うめない!というかきがいすでにくわえてるじゃないかー!

206

アリス「……」

......

207

魔理沙「ちょこまかと!ええい!!マスタースパーク!」

ちょこまかと!ええい!!ますたーすぱーく!

208

幽香「あらー?面白い花火を上げる輩(やから)がいると思ったら……懐かしい顔ね」

あらー?おもしろいはなびをあげるやからがいるとおもったら......なつかしいかおね

209

魔理沙「なっ!?幽香」

なっ!?ゆうか

210

アリス「魔理沙!」

まりさ!

211

咲夜「どうやら、厄介なところに紛れ込んだようね」

どうやら、やっかいなところにまぎれこんだようね

212

ミスティア「ひーーーーーーーーーっ!!」

ひーーーーーーーーーっ!!

213

幽香「お久しぶり、魔理沙。ところで、あれが何か説明してくれない?」

おひさしぶり、まりさ。ところで、あれがなにかせつめいしてくれない?

214

魔理沙「(咲夜、アリス)」

(さくや、ありす)

215

咲夜「(うん、わかった)」

(うん、わかった)

216

アリス「(みんな無茶しないで)」

(みんなむちゃしないで)

217

幽香「どうしたの?答えられないの?なら……答えられるようにしてあげるわ!!!」

どうしたの?こたえられないの?なら......こたえられるようにしてあげるわ!!!

218

魔理沙「咲夜!」

さくや!

219

咲夜「はい、タネ無し手品でございま~す。幻在「クロックコープス」!」

はい、たねなしてじなでございま~す。げんざいくろっくこーぷす!

220

幽香「フン」

ふん

221

魔理沙「恋符「マスタースパーク」!」

こいふますたーすぱーく!

222

幽香「あらハズレよ。お返し、マスタースパーク」

あらはずれよ。おかえし、ますたーすぱーく

223

魔理沙「うわあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

うわあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!

224

アリス「魔理沙ぁぁぁあぁぁーっ!」

まりさぁぁぁあぁぁーっ!

225

魔理沙「う、う~ん……あれ?ここは?」

う、う~ん......あれ?ここは?

226

アリス「魔理沙!?」

まりさ!?

227

小悪魔「気付かれたんですか?」

きずかれたんですか?

228

咲夜「おはよう魔理沙」

おはようまりさ

229

魔理沙「幽香は?」

ゆうかは?

230

咲夜「花畑を荒らしたのは私たちです。ごめんなさい。と言ったら許してくれたわ」

はなばたけをあらしたのはわたしたちです。ごめんなさい。といったらゆるしてくれたわ

231

魔理沙「そーか……うん、よし!次は勝とうぜ!」

そーか......うん、よし!つぎはかとうぜ!

232

咲夜「何気にタッグを組もうとしないで」

なにげにたっぐをくもうとしないで

233

アリス「そうよ!もう危ないからやらないでね!」

そうよ!もうあぶないからやらないでね!

234

小悪魔「そーですよー、もしリベンジするにしても、私は巻き込まないで下さいね~」

そーですよー、もしりべんじするにしても、わたしはまきこまないでくださいね~

235

魔理沙「お前には100年早い」

おまえには100ねんはやい

236

小悪魔「ひどっ!」

ひどっ!

237

魔理沙「アリス……そーだな、自重するよ」

ありす......そーだな、じちょうするよ

238

アリス「うん!」

うん!

239

咲夜「それでは、お菓子作りを始めましょうか」

それでは、おかしづくりをはじめましょうか

240

小悪魔「そーですね」

そーですね

241

魔理沙「というわけで、プレゼントされる人は出てって下さい」

というわけで、ぷれぜんとされるひとはでてってください

242

アリス「はい!……あ、出て行く前にコレを!」

はい!......あ、でていくまえにこれを!

243

魔理沙「これはどうしたんだ?」

これはどうしたんだ?

244

咲夜「気絶したあなたを連れ帰る途中で、蓬莱人に会ったの」

きぜつしたあなたをつれかえるとちゅうで、ほうらいびとにあったの

245

魔理沙「永琳?」

えいりん?

246

咲夜「そう、たまごを探してるって事情を話したら恵んでくれたのよ」

そう、たまごをさがしてるってじじょうをはなしたらめぐんでくれたのよ

247

小悪魔「永琳さんのたまご?大丈夫ですか?」

えいりんさんのたまご?だいじょうぶですか?

248

アリス「地獄カラスのたまごinビックリセット!だって」

じごくからすのたまごいんびっくりせっと!だって

249

小悪魔「びっくり?」

びっくり?

250

魔理沙「危険そうな……」

きけんそうな......

251

アリス「なんでも……5個中、1個がハズレだって」

なんでも......5こちゅう、1こがはずれだって

252

小悪魔「こわっ!?」

こわっ!?

253

魔理沙「ハズレはどうなるんだ!?」

はずれはどうなるんだ!?

254

咲夜「割ってみてからのお楽しみね」

わってみてからのおたのしみね

255

小悪魔「魔理沙さん、お湯ください」

まりささん、おゆください

256

魔理沙「おう、粉と混ぜるのか?」

おう、こなとまぜるのか?

257

小悪魔「混ぜないで下さい!!バターを湯せんするんです」

まぜないでください!!ばたーをゆせんするんです

258

咲夜「天ぷらじゃないんだから」

てんぷらじゃないんだから

259

魔理沙「クッキーの天ぷら?」

くっきーのてんぷら?

260

小悪魔「気持ち悪いです」

きもちわるいです

261

咲夜「じゃあ、わたしはチョコを溶かしておくわ。魔理沙、こっちにもお湯」

じゃあ、わたしはちょこをとかしておくわ。まりさ、こっちにもおゆ

262

魔理沙「よっしゃ!」

よっしゃ!

263

咲夜「だからお湯を入れるな!」

だからおゆをいれるな!

264

小悪魔「で……でわ、たまごを入れます」

で......でわ、たまごをいれます

265

魔理沙「ドッキドッキ」

どっきどっき

266

咲夜「ごくり」

ごくり

267

小悪魔「ここは思い切って……えい!ゲホゲホガハゲホッ!」

ここはおもいきって......えい!げほげほがはげほっ!

268

魔理沙「ぐぇーーーー、か、辛い~~~っ!?」

ぐぇーーーー、か、からい~~~っ!?

269

咲夜「けほけほ……からしの~霧~」

けほけほ......からしの~きり~

270

魔理沙「ひっどいぜ(げほげほ)」

ひっどいぜ(げほげほ)

271

小悪魔「ギャー、目が~目が~。では気を取り直して、他のたまごを入れます」

ぎゃー、めが~めが~。ではきをとりなおして、ほかのたまごをいれます

272

魔理沙「それは大丈夫なのか?」

それはだいじょうぶなのか?

273

咲夜「味見したら?」

あじみしたら?

274

小悪魔「怖くてできません」

こわくてできません

275

アリス「なによ?顔に何か付いてる?」

なによ?かおになにかついてる?

276

パチュリー「な、なんでもない(アセアセ)(死相が見えた気が……)」

な、なんでもない(あせあせ)(しそうがみえたきが......)

277

魔理沙「お湯はいらんか~?」

おゆはいらんか~?

278

小悪魔「もー要りません!」

もーいりません!

279

魔理沙「ケチー」

けちー

280

咲夜「魔理沙、オーブンの用意!」

まりさ、おーぶんのようい!

281

魔理沙「おう!さて、嬉し恥ずかし、チョコ落書きタイム!」

おう!さて、うれしはずかし、ちょこらくがきたいむ!

282

小悪魔&咲夜「おーっ!」

おーっ!

283

魔理沙「さて、何を描こうか?」

さて、なにをかこうか?

284

咲夜「オーソドックスに、愛の言葉とかどう?」

おーそどっくすに、あいのことばとかどう?

285

小悪魔「『君の瞳に映る、わたしが美しい!』というやつですね」

きみのひとみにうつる、わたしがうつくしい!というやつですね

286

咲夜「ただのナルシストね」

ただのなるしすとね

287

魔理沙「え~と……『好きだよ』」

え~と......すきだよ

288

咲夜「わたしは顔を描くわ」

わたしはかおをかくわ

289

小悪魔「あっ!わたしもパチュリー様を描く!」

あっ!わたしもぱちゅりーさまをかく!

290

魔理沙「あっ!ちょっ!?それならわたしもアリスだ!」

あっ!ちょっ!?それならわたしもありすだ!

291

小悪魔「そーいえば、チョコで描いても、固められなかったらベタベタなままですよね~

そーいえば、ちょこでかいても、かためられなかったらべたべたなままですよね~

292

咲夜「時を止めて凍結する?」

ときをとめてとうけつする?

293

魔理沙「そしたら破壊不可能なクッキーになるぞ」

そしたらはかいふかのうなくっきーになるぞ

294

小悪魔「硬度10以上の難攻不落のクッキーですか!?」

こうど10いじょうのなんこうふらくのくっきーですか!?

295

魔理沙「それではヤバイのでこれを使う」

それではやばいのでこれをつかう

296

チルノ「魔理沙、あたいは何をするんだ」

まりさ、あたいはなにをするんだ

297

咲夜「なるほど」

なるほど

298

小悪魔「冷えたら美味しそうですね」

ひえたらおいしそうですね

299

魔理沙「よっしゃああ!完成だぜ!」

よっしゃああ!かんせいだぜ!

300

咲夜「うん、上出来!」

うん、じょうでき!

301

小悪魔「魔理沙さんおめでとうございます!」

まりささんおめでとうございます!

302

パチュリー「騒がしいと思ったら、やっと完成したようね」

さわがしいとおもったら、やっとかんせいしたようね

303

小悪魔「あ!パチュリー様!そうです!出来たんです!だ

あ!ぱちゅりーさま!そうです!できたんです!だ

304

からコレを!」

からこれを!

305

パチュリー「わっ!わたしの顔!?」

わっ!わたしのかお!?

306

小悪魔「そーです!」

そーです!

307

パチュリー「うまく描けてるわね」

うまくかけてるわね

308

小悪魔「ありがとうございます!わっ!?」

ありがとうございます!わっ!?

309

パチュリー「うん、美味しいわよ、小悪魔」

うん、おいしいわよ、こあくま

310

小悪魔「あ……美味しかったですか」

あ......おいしかったですか

311

咲夜「食べても大丈夫みたいね」

たべてもだいじょうぶみたいね

312

魔理沙「これで安心だぜ」

これであんしんだぜ

313

パチュリー「……何やら不安な会話が……」

......なにやらふあんなかいわが......

314

魔理沙「パチュリー、アリスはまだ図書館か?」

ぱちゅりー、ありすはまだとしょかんか?

315

パチュリー「あー、少し焦らすのもいいかもねって、博麗神社に行ったわ」

あー、すこしあせらすのもいいかもねって、はくれいじんじゃにいったわ

316

咲夜「逃げたのかしら?」

にげたのかしら?

317

小悪魔「食べても大丈夫だって伝えないと」

たべてもだいじょうぶだってつたえないと

318

魔理沙「そうだな!行ってくる!いろいろアリガトなー!」

そうだな!いってくる!いろいろありがとなー!

319

パチュリー「本は大事に扱って!」

ほんはだいじにあつかって!

320

小悪魔「返すなんて珍しいです。感謝の気持ちですかね?」

かえすなんてめずらしいです。かんしゃのきもちですかね?

321

咲夜「もー料理する気が無いだけかも。爆発したり、死に掛けたり」

もーりょうりするきがないだけかも。ばくはつしたり、しにかけたり

322

パチュリー「危険ね」

きけんね

323

小悪魔「普通、料理で命に危機は訪れません!」

ふつう、りょうりでいのちにききはおとずれません!

324

魔理沙「そーこーをーどーけーーっ!」

そーこーをーどーけーーっ!

325

お空「うにゅ?」

うにゅ?

326

魔理沙「いててて、どけって言ったろ空……」

いててて、どけっていったろそら......

327

お空「いたたたた、どけと言われてどくヤツがあるか!?」

いたたたた、どけといわれてどくやつがあるか!?

328

魔理沙「普通はどくぞ」

ふつうはどくぞ

329

お空「知らなーい」

しらなーい

330

魔理沙「なんなんだー?うん?……あっ」

なんなんだー?うん?......あっ

331

霊夢「お、来たみたいね」

お、きたみたいね

332

アリス「うふふふふっ」

うふふふふっ

333

魔理沙「……アリス~」

......ありす~

334

霊夢「おや?」

おや?

335

アリス「どうかしたの?」

どうかしたの?

336

魔理沙「これ……」

これ......

337

霊夢「ハートが見事に割れてるわね」

はーとがみごとにわれてるわね

338

魔理沙「ごめんな、こんなプレゼントで。

ごめんな、こんなぷれぜんとで。

339

ハート型、がんばったんだけどね、ハートのクッキーを、アリスに食べさせたかった……

はーとがた、がんばったんだけどね、はーとのくっきーを、ありすにたべさせたかった......

340

霊夢「魔理沙……」

まりさ......

341

アリス「……魔理沙」

......まりさ

342

魔理沙「うん?」

うん?

343

アリス「これ持って」

これもって

344

魔理沙「お、おう」

お、おう

345

アリス「それとこれ。ね、こーして合わせると」

それとこれ。ね、こーしてあわせると

346

魔理沙「あは、はーと☆」

あは、はーと

347

アリス「ほら、全然壊れてないよ。魔理沙の気持ち」

ほら、ぜんぜんこわれてないよ。まりさのきもち

348

魔理沙「ありがとう、アリス!」

ありがとう、ありす!

349

アリス「じゃあ、がんばったご褒美!」

じゃあ、がんばったごほうび!

350

魔理沙「あんぐっ。おいひい」

あんぐっ。おいひい

351

アリス「おいしかったんだ!」

おいしかったんだ!

352

魔理沙「うん!おいしいよ!」

うん!おいしいよ!

353

アリス「じゃあ、わたしも食べて平気だね!」

じゃあ、わたしもたべてへいきだね!

354

魔理沙「……わたしで毒見させるな!させるなら霊夢にしろ!」

......わたしでどくみさせるな!させるなられいむにしろ!

355

霊夢「待てコラガキ!」

まてこらがき!

356

アリス「アハハハハハハッ☆」

あははははははっ

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