プレイ回数
21
用語一覧(205件)
ああ言えばこう言う
ああいえばこういう
人の言うことに対して、素直に聞き入れず、反論ばかりすること。
当たって砕けろ
あたってくだけろ
失敗を恐れずに、積極的に行動すること。
石の上にも三年
いしのうえにもさんねん
辛抱強く努力を続ければ、いつか必ず成功すること。
石橋を叩いて渡る
いしばしをたたいてわたる
用心に用心を重ねて、慎重に行動すること。
急がば回れ
いそがばまわれ
危険な近道よりも、安全な遠回りをする方が結局は早く目的地に着くこと。
一期一会
いちごいちえ
生涯に一度しかない出会いを大切にすること。
一難去ってまた一難
いちなんさってまたいちなん
一つの苦難を乗り越えても、すぐにまた別の苦難がやってくること。
一を聞いて十を知る
いちをきいてじゅうをしる
一つのことを聞けば、多くのことを理解できる賢さを持つこと。
一刻千金
いっこくせんきん
ほんのわずかな時間でも、非常に貴重であること。
一寸先は闇
いっすんさきはやみ
少し先のことさえ予測できないほど、将来は不確かであること。
犬も歩けば棒に当たる
いぬもあるけばぼうにあたる
普段何もしない人でも、思いがけず幸運に巡り合うことがあること。
嘘つきは泥棒のはじまり
うそつきはどろぼうのはじまり
小さな嘘をつくようになると、やがて大きな悪事にも手を染めるようになること。
嘘も方便
うそもほうべん
目的を達成するためには、時には嘘も許されるということ。
馬の耳に念仏
うまのみみにねんぶつ
いくら良いことを言っても、本人には全く通じないこと。
紆余曲折
うよきょくせつ
物事が順調に進まず、 নানাな曲がりくねった道を通るように、複雑な経過をたどること。
雲泥の差
うんでいのさ
比較にならないほど、大きな違いがあること。
縁の下の力持ち
えんのしたのちからもち
人目につかないところで、陰ながら努力や苦労をしている人のこと。
鬼が出るか蛇が出るか
おにがでるかじゃがでるか
どんな恐ろしいことになるか、全く予測できないこと。
鬼に金棒
おににかなぼう
強い上にさらに強いものが加わって、無敵になること。
鬼の居ぬ間の洗濯
おにのいぬまのせんたく
怖い人がいない間に、のんびりしたり、羽を伸ばしたりすること。
鬼の目にも涙
おにのめにもなみだ
冷酷な鬼のような人でも、時には情にほだされることがあること。
親の心子知らず
おやのこころこしらず
親が子のことを思って心配する気持ちを、子はなかなか理解できないこと。
温故知新
おんこちしん
過去の知識や経験を学び、新しい知識や考え方を得ること。
恩を仇で返す
おんをあだでかえす
親切にしてもらった恩を、逆に恨みや害意で報いること。
飼い犬に手を噛まれる
かいいぬにてをかまれる
親切にしていた者から、裏切りや危害を受けること。
蛙の子は蛙
かえるのこはかえる
凡庸な親からは、やはり凡庸な子が生まれることのたとえ。
果報は寝て待て
かほうはねてまて
焦らずに、良い知らせが来るのを気長に待つのが良いということ。
痒いところに手が届く
かゆいところにてがとどく
気が利いていて、人が望んでいることを的確にしてくれること。
可愛い子には旅をさせよ
かわいいこにはたびをさせよ
大切な子供には、苦労を経験させることで成長を促すべきだということ。
完全無欠
かんぜんむけつ
欠点が全くなく、完璧であること。
聞いて極楽見て地獄
きいてごくらくみてじごく
人から聞く話は素晴らしいが、実際に見るとひどくがっかりすること。
疑心暗鬼
ぎしんあんき
根拠のない疑いの気持ちにとらわれ、何でもないことまで怪しく感じてしまうこと。
九死に一生を得る
きゅうしにいっしょうをえる
ほとんど助からないような危険な状態から、奇跡的に助かること。
漁夫の利
ぎょふのり
二者が争っている間に、第三者が労せずして利益を得ること。
継続は力なり
けいぞくはちからなり
根気強く続けることで、いつか必ず大きな成果が得られること。
後悔先に立たず
こうかいさきにたたず
物事が終わってから後悔しても、取り返しがつかないこと。
郷に入っては郷に従え
ごうにいってはごうにしたがえ
その土地の習慣や風習には、素直に従うのが賢明であるということ。
五十歩百歩
ごじっぽひゃっぽ
少しの違いはあっても、本質的にはほとんど同じであること。
策士策に溺れる
さくしさくにおぼれる
知恵のある者が、自分の考えた巧妙な策略にはまって失敗すること。
酒は百薬の長
さけはひゃくやくのちょう
適量の酒は、どんな薬よりも効果があるということ。
猿も木から落ちる
さるもきからおちる
どんなに得意な人でも、時には失敗することがあるということ。
三人よれば文殊の知恵
さんにんよればもんじゅのちえ
平凡な者でも三人集まって相談すれば、優れた知恵が生まれること。
事実は小説よりも奇なり
じじつはしょうせつよりもきなり
現実に起こる出来事は、小説などの作り話よりも奇妙で面白いことが多いこと。
失敗は成功のもと
しっぱいはせいこうのもと
失敗を恐れず挑戦することで、成功につながる経験や教訓が得られるということ。
死人に口なし
しにんにくちなし
死んだ人は何も語ることができないので、都合の良いように言われてしまうことがあること。
四面楚歌
しめんそか
周囲が全て敵となり、孤立無援の状態になること。
知らぬが仏
しらぬがほとけ
知らない方が、かえって心安らかでいられるということ。
推敲
すいこう
文章や詩などを、より良いものにするために何度も練り直すこと。
酸いも甘いも噛み分けた
すいもあまいもかみわけた
人生の苦しみも喜びも、様々な経験をして知り尽くしていること。
雀の涙
すずめのなみだ
ほんのわずかな量や金額であること。
住めば都
すめばみやこ
どんな場所でも、長く住み慣れれば愛着が湧き、住み心地が良く感じられるようになること。
晴天の霹靂
せいてんのへきれき
予期せぬ出来事が、突然起こることのたとえ。
折角
せっかく
せっかく。わざわざ。
絶体絶命
ぜったいぜつめい
どうすることもできない、追い詰められた状態。
背に腹はかえられぬ
せにせなかはかえられぬ
大事な目的のためには、多少の犠牲はやむを得ないということ。
全力投球
ぜんりょくとうきゅう
持てる力を全て出し切って、物事に取り組むこと。
大は小を兼ねる
だいはしょうをかねる
大きいものは、小さいものの役目も果たすことができるということ。
宝の持ち腐れ
たからのもちぐされ
価値のあるものを持っていても、それを活用できずに無駄にすること。
多芸は無芸
たげいはむげい
あれもこれもと多くのことを中途半端にすると、結局どれも身につかないということ。
蛇足
だそく
なくても良い余計なもの。付け加えたために、かえって悪くなること。
ただより高いものはない
ただよりたかいものはない
無料のものは、後で何らかの代償を求められることがあり、かえって高くつくことがあるということ。
立つ鳥跡を濁さず
たつとりあとをにごさず
去り際が潔く、後に醜態を残さないようにすべきだということ。
棚からぼた餅
たなからぼたもち
思いがけない幸運が、苦労なしに手に入ること。
短気は損気
たんきはそんき
短気な人は、感情的な言動で損をすることが多いということ。
塵も積もれば山となる
ちりもつもればやまとなる
わずかなものでも、積み重なれば大きなものになること。
月とスッポン
つきとスッポン
全く似ていないもののたとえ。
鶴の一声
つるのひとこえ
多くの人が反対しても、権力のある人の一言で決定が覆ること。
手のひらを返す
てのひらをかえす
態度や意見を、急にがらりと変えること。
出る杭は打たれる
でるくいはうたれる
才能があって目立つ人は、周囲からねたまれて妨害されること。
灯台下暗し
とうだいもとくらし
身近なことや自分のことは、案外気づきにくいということ。
東奔西走
とうほんせいそう
あちこち忙しく駆け回ること。
登竜門
とうりゅうもん
立身出世のための関門。また、そこに至るまでの難しい道のり。
時は金なり
ときはかねなり
時間は貴重であり、無駄にすべきではないということ。
飛ぶ鳥を落とす
とぶとりをおとす
勢いが盛んで、誰もが恐れ敬服するような様子。
どんぐりの背くらべ
どんぐりのせいくらべ
どれも似たり寄ったりで、大した差がないこと。
泣きっ面に蜂
なきっつらにはち
悪いことの上に、さらに悪いことが重なること。
情けは人の為ならず
なさけはひとのためならず
人に親切にすることは、結局は自分のためになるということ。
七転び八起き
ななころびやおき
何度失敗しても、くじけずに立ち上がって努力すること。
二階から目薬
にかいからめぐすり
遠回しで効果がないことのたとえ。
逃げるが勝ち
にげるがかち
危険な状況では、無理に争わず逃げるのが賢明であるということ。
二度あることは三度ある
にどあることはさんどある
一度や二度起こったことは、また繰り返される可能性が高いということ。
二兎を追うものは一兎も得ず
にとをおうものはいっともうず
二つのことを同時にしようとすると、どちらも失敗に終わるということ。
猫に小判
ねこにこばん
価値のわからない者に貴重なものを与えても、無駄になること。
猫の手も借りたい
ねこのてもかりたい
非常に忙しくて、どんな些細なことでも良いから手伝ってほしいほどであること。
猫を被る
ねこをかぶる
本性を隠して、おとなしそうなふりをすること。
逃がした魚は大きい
にがしたさかなはおおきい
一度手に入れたものを逃すと、実際以上に惜しく感じられること。
残り物には福がある
のこりものにはふくがある
人が取り残した物の中には、良いものが残っていることが多いということ。
背水の陣
はいすいのじん
退却できない状況に身を置き、必死になって戦うこと。
破天荒
はてんこう
今まで誰も成し遂げたことのない、大胆なことをすること。
花より団子
はなよりだんご
風流よりも実利を重んじること。
早起きは三文の徳
はやおきはさんもんのとく
朝早く起きると、何かと利益があるということ。
人は見かけによらない
ひとはみかけによらない
人の価値や能力は、外見だけでは判断できないということ。
火のないところに煙は立たぬ
ひのないところにけむりはたたぬ
うわさや評判には、何らかの根拠があるはずだということ。
百害あって一利なし
ひゃくがいあっていちりなし
害ばかりで、少しも利益がないこと。
百聞は一見に如かず
ひゃくぶんはいっけんにしかず
人から何度も聞くよりも、一度実際に自分の目で見る方が確かであるということ。
風林火山
ふうりんかざん
規律正しく静かなるときは林のように、激しく動くときは火のように、侵略しないときは山のようにどっしりと構え、攻撃するときは疾風のように素早く行動することのたとえ。
豚に真珠
ぶたにしんじゅ
価値のわからない者に貴重なものを与えても、無駄になること。(猫に小判と同じ意味)
へそが茶を沸かす
へそがちゃをわかす
ばかばかしいこと、おかしくてたまらないことのたとえ。
弁慶の泣き所
べんけいのなきどころ
どんなに強い人にも、一つは弱点があるということ。
仏の顔も三度
ほとけのかおもさんど
どんなに温厚な人でも、何度もひどいことをされれば怒るということ。
負けるが勝ち
まけるがかち
一度負けることが、結果として利益につながったり、争いを避けて平和を保つ手段になったりすること。
ミイラ取りがミイラになる
ミイラとりがミイラになる
相手を捕まえに行った者が、逆に相手と同じような立場になってしまうこと。
水と油
みずとあぶら
本質的に相容れない、決して混じり合わないもののたとえ。
三日坊主
みっかぼうず
飽きっぽく、長続きしないこと。
三つ子の魂百まで
みつごのたましいひゃくまで
幼い頃の性質は、年をとっても変わらないということ。
矛盾
むじゅん
論理的に矛盾していること。つじつまが合わないこと。
目には目、歯には歯
めにはめ、はにはは
相手から受けた害に対して、同じ程度の害で報復すること。
目は口ほどに物を言う
めはくちほどにものをいう
目は口を使わなくても、気持ちや考えを相手に伝えることができるということ。
焼け石に水
やけいしにみず
わずかな水では、焼け付いた石を冷ますことができないように、わずかな援助では大きな困難を解決できないこと。
山が動く
やまがうごく
ありえないこと、大げさなことのたとえ。
油断大敵
ゆだんたいてき
うっかり油断すると、大きな失敗を招くことになるという戒め。
欲に目がくらむ
よくにめがくらむ
欲望にとらわれると、正しい判断ができなくなること。
両手に花
りょうてにはな
一度に二人の美しい女性を連れていること。幸運に恵まれていることのたとえ。
良薬は口に苦し
りょうやくはくちににがし
良い薬は味が苦いように、忠告や教訓は耳に痛いが、身のためになるということ。
類は友を呼ぶ
るいはともをよぶ
同じような性質や趣味を持つ者同士は、自然と集まるということ。
笑う角には福来たる
わらうかどにはふくきたる
笑顔でいれば、幸運が訪れるということ。
圧巻
あっかん
全体の中で最も優れていて、人々の心を強く惹きつけること。
危ない橋を渡る
あぶないはしをわたる
危険だとわかっていながら、あえて冒険をすること。
虻蜂取らず
あぶはちとらず
二つのものを同時に追いかけようとすると、どちらも手に入れることができないこと。(二兎を追う者は一兎も得ずと同じ意味)
雨降って地固まる
あめふってじかたまる
悪いことが起こった後には、かえって良い状態になること。
一触即発
いっしょくそくはつ
ちょっとした刺激で、すぐに争いが起こりそうな危険な状態。
糸を引く
いとをひく
裏で操って、自分の意のままに人を動かすこと。
犬と猿
いぬとさる
仲が悪く、いつもいがみ合っていることのたとえ。
犬の遠吠え
いぬのとおぼえ
役に立たない、無駄なことのたとえ。
嘘から出た実
うそからでたまこと
嘘のつもりで言ったことが、偶然本当になること。
花鳥風月
かちょうふうげつ
自然の美しい風物。また、それに対する風雅な趣。
亀の甲より年の功
かめのこうよりとしのこう
長年の経験は、浅い知識よりも頼りになるということ。
杞憂
きゆう
まだ起こらないことをあれこれ心配すること。無用の心配。
苦しい時の神頼み
くるしいときのかみだのみ
普段は神仏を信じない人が、苦しい時だけ頼ること。
逆鱗
げきりん
天皇や主君などが激しく怒ること。
白羽の矢が立つ
しらはのやがたつ
多くの中から、特に選ばれて注目されること。
善は急げ
ぜんはいそげ
良いことはためらわずにすぐに行うべきだということ。
猪突猛進
ちょとつもうしん
周囲の状況を考えずに、ただひたすら猛進すること。
取らぬ狸の皮算用
とらぬたぬきのかわざんよう
まだ手に入れていないものの利益をあれこれと計算すること。
無い袖は振れない
ないそではふれない
持っていないものは、どうすることもできないということ。
似たもの夫婦
にたものふうふ
よく似た夫婦のこと。
波乱万丈
はらんばんじょう
変化が多く、激しい人生のこと。
人のうわさも七十五日
ひとのうわさもしちじゅうごにち
世間の人のうわさも、しばらくすれば忘れられてしまうということ。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
へたなてっぽうもかずうちゃあたる
下手な人でも、何度も挑戦すれば偶然当たることもあるということ。
仏作って魂入れず
ほとけつくってたましいいれず
仏像を作っても、最後に魂を入れなければただの物であるように、物事は仕上げが肝心だということ。
楽は苦の種、苦は楽の種
らくはくのたね、くはらくのたね
楽なことの後には苦しいことがあり、苦しいことの後には楽なことがあるということ。人生は苦楽が交互にやってくるということ。
来年のことを言えば鬼が笑う
らいねんのことをいえばおにがわらう
まだわからない先のことを言うと、縁起でもないとして鬼が笑うということ。
例によって例の如し
れいによってれいのごとし
いつもと同じであること。
渡る世間に鬼はない
わたるせけんにおにはない
世間には冷たい人ばかりではなく、親切な人もいるということ。
笑って暮らすも一生泣いて暮らすも一生
わらってくらすもいっしょうないてくらすもいっしょう
楽しく暮らしても、悲しく暮らしても、人の一生は同じ長さであるということ。
二足のわらじ
にそくのわらじ
一人で二つの仕事や役割を兼ねること。
歴史は繰り返す
れきしはくりかえす
歴史は同じような出来事を繰り返すということ。
論より証拠
ろんよりしょうこ
理屈で議論するよりも、証拠を見せる方が納得させやすいということ。
能ある鷹は爪を隠す
のうあるたかはつめをかくす
本当の才能のある人は、普段はその能力をひけらかさないということ。
寝る子は育つ
ねるこはそだつ
よく寝る子は、丈夫に育つということ。
為せば成る
なせばなる
強い意志を持って努力すれば、必ず目的を達成できるということ。
罪を憎んで人を憎まず
つみをにくんでひとをにくまず
罪を犯した人は憎むべきだが、その人自身まで憎むべきではないということ。
備えあれば憂いなし
そなえあればうれいなし
前もって準備しておけば、いざという時に心配がないということ。
初心忘るべからず
しょしんわするべからず
初めて物事に取り組んだ時の、新鮮な気持ちを忘れてはいけないという戒め。
三度目の正直
さんどめのしょうじき
二度失敗しても、三度目はうまくいくことが多いということ。
昨日の敵は今日の味方
きのうのてきはきょうのみかた
昨日まで敵だった者が、今日の状況によって味方になることもあるということ。世の中は常に変化するということ。
絵に描いた餅
えにかいたもち
絵に描いた餅は食べられないように、役に立たないもの、空想のたとえ。
上には上がある
うえにはうえがある
どんな分野にも、自分より優れた人がいるということ。
一石二鳥
いっせきにちょう
一つの行為で二つの利益を得ること。
頭隠して尻隠さず
あたまかくしてしりかくさず
悪事や欠点の一部を隠しても、他の部分が丸見えであること。
盆と正月が一緒に来たよう
ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう
めったにない喜び事が重なってやってくること。
捨てる神あれば拾う神あり
すてるかみあればひろうかみあり
人を見捨てる神もいれば、助けてくれる神もいるということ。
イタチごっこ
いたちごっこ
互いに相手を出し抜こうとして、終わりのない争いを続けること。
飛んで火にいる夏の虫
とんでひにいるなつのむし
夏の虫が火に飛び込んで焼け死ぬように、危険なところに自ら飛び込んでいくこと。
裏目に出る
うらめにでる
よかれと思ってしたことが、反対に悪い結果になること。
病は気から
やまいはきから
病気は気の持ちようで左右されることが多いということ。
一か八か
いちかばちか
成功するか失敗するか、全く予測のつかない勝負をすること。
井の中の蛙大海を知らず
いのなかのかわずたいかいをしらず
狭い世界しか知らない者は、広い世間のことを知らないということ。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ
一時的に恥をかくことを恐れて質問しないと、一生知らないまま過ごすことになるということ。
喉もと過ぎれば熱さを忘れる
のどもとすぎればあつさをわすれる
苦しい時期を過ぎると、その時の苦しさを忘れてしまうこと。
人のふり見て我がふり直せ
ひとのふりみてわがふりなおせ
他人の良い行いを見習い、自分の悪い行いを改めよということ。
安物買いの銭失い
やすものがいいのぜにうしない
安い物を買うと、品質が悪かったり、すぐに壊れたりして、結局損をすることが多いということ。
あとは野となれ山となれ
あとはのとなれやまとなれ
どうなってもかまわない。後はどうにでもなれという、投げやりな態度。
海老で鯛を釣る
えびでたいをつる
わずかなものを元手にして、大きな利益を得ること。
芸は身を助ける
げいはみをたすける
芸を身につけていれば、いざという時に生活の助けになるということ。
好きこそ者の上手なれ
すきこそもののじょうずなれ
好きなことには熱中するので、上達が早いということ。
踏んだり蹴ったり
ふんだりけったり
立て続けに不幸なことや災難に見舞われること。
一寸の虫にも五分の魂
いっすんのむしにもごぶのたましい
小さな虫にも、それなりの意地や力があるということ。
一矢報いる
いっしむくいる
相手からの攻撃に対して、わずかでも反撃すること。
不幸中の幸い
ふこうちゅうのさいわい
悪いことばかりが続く中で、ほんのわずかな救いや喜びがあること。
勝って兜の緒締める
かってかぶとのおしめる
戦いに勝っても油断せずに、気を引き締めること。
千里も道も一歩から
せんりもみちもいっぽから
どんな大きな目標でも、最初の一歩から始まるということ。
口は災いの元
くちはわざわいのもと
うっかり発言すると、災いを招くことがあるということ。
同じ釜の飯を食う
おなじかまのめしをくう
同じ釜の飯を食べる仲間は、苦楽を共にするので、団結力が強いということ。
山あり谷あり
やまありたにあり
人生には良い時もあれば悪い時もあるということ。
念には念を入れよ
ねんにはねんをいれよ
何度も注意深く確認すること。用心に用心を重ねること。
思い立ったが吉日
おもいたったがきちじつ
思い立ったらすぐに実行するのが良いということ。
明日は我が身
あすはわがみ
他人事だと思っていても、いつ自分に同じような災難が降りかかるかわからないということ。
木を見て森を見ず
きをみてもりをみず
木の葉ばかり見ていて、森全体の様子がわからないこと。小さなことにとらわれて、全体を見失うこと。
枯れ木も山の賑わい
かれきもやまのにぎわい
枯れた木でも、たくさんあれば山のにぎわいになるように、つまらないものでも数が多い方が活気が出るということ。
案ずるより産むが易し
あんずるよりうむがやすし
あれこれ心配するよりも、実際に行動してみる方が案外うまくいくものだということ。
犬猿の仲
けんえんのなか
仲が悪く、いつも対立していることのたとえ。(犬と猿と同じ意味)
目から鱗が落ちる
めからうろこがおちる
何かを見て、今まで気づかなかったことが急にわかるようになること。
終わり良ければすべて良し
おわりよければすべてよし
終わりが良ければ、途中が悪くても全てが良い結果として受け止められるということ。
習うより慣れろ
ならうよりなれろ
理屈を学ぶよりも、実際に経験して慣れる方が上達するということ。
腹が減っては戦ができぬ
はらがへってはいくさができぬ
お腹が空いていては、力を出して戦うことはできないということ。何をするにも、まず準備が大切であること。
藪から棒
やぶからぼう
前触れもなく、突然に物事が起こること。
親しき仲にも礼儀あり
したしきなかにもれいぎあり
親しい間柄であっても、礼儀をわきまえるべきだということ。
親の七光り
おやのななひかり
親の地位や名声などの恩恵のこと。
言うは易く行うは難し
いうはやすくおこなうはかたし
言うことは簡単だが、実際に行うことは難しいということ。
転ばぬ先の杖
ころばぬさきのつえ
失敗しないように、前もって用心すること。
鉄は熱いうちに打て
てつはあついうちにうて
才能や技術は、熱意のある若いうちに鍛えるべきだということ。
阿吽の呼吸
あうんのこきゅう
言葉に出さなくても、お互いの気持ちが通じ合うこと。
鶴は千年亀は万年
つるはせんねんかめはまんねん
鶴は千年、亀は万年生きるように、長寿であることのたとえ。
餅は餅屋
もちはもちや
餅は餅屋に作らせるのが一番良いように、専門のことは専門家にするのが一番良いということ。