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用語一覧(253件)
金利上昇時における流動性の問題
いっぱんてきに、きんりじょうしょうじにはこていきんりのきんゆうしょうひんをかいやくしゆうりなちょくせつきんゆうしょうひんにのりかえるきんりさいていがおきるおそれがある。
一般的に、金利上昇時には固定金利の金融商品を解約し有利な直接金融商品に乗り換える金利裁定が起きるおそれがある。
金利上昇時における流動性の問題
せいめいほけんけいやくにおいても、かいやくへんれいきんがくがたいおうしさんのかかくとれんどうしていないしょうひんや、かいやくこうじょがしじょうじっせいにひかくしてちいさいしょうひんなどで、
生命保険契約においても、解約返戻金額が対応資産の価格と連動していない商品や、解約控除が市場実勢に比較して小さい商品などで、
金利上昇時における流動性の問題
こうりまわりのきんゆうしょうひんへののりかえをもくてきとしたきゅうげきなかいやくのぞうかがそうていされる。
高利回りの金融商品への乗り換えを目的とした急激な解約の増加が想定される。
金利上昇時における流動性の問題
このさい、ほけんがいしゃはきゅうげきなかいやくぞうかにおうじて、ほゆうさいけんをまんきまでほゆうできずにこのましくないかかくでばいきゃくせざるをえなくなり、キャピタル・ロスがはっせいするかのうせいがある。
この際、保険会社は急激な解約増加に応じて、保有債券を満期まで保有できずに好ましくない価格で売却せざるを得なくなり、キャピタル・ロスが発生する可能性がある。
金利上昇時における流動性の問題
これがりゅうどうせいのもんだいであり、いかのたいおうさくがかんがえられる。
これが流動性の問題であり、以下の対応策が考えられる。
商品設計の工夫
ほけんりょうけいさんにもちいるよていりりつをてきせつにせっていする。すいじゅんのけっていには、あしもとのきんりだけでなく、しじょうのしょうらいどうこうをはんえいすべきである。
保険料計算に用いる予定利率を適切に設定する。水準の決定には、足元の金利だけでなく、市場の将来動向を反映すべきである。
商品設計の工夫
りゅうどうせいのもんだいのために、あらかじめかどにたかいよていりりつをせっていして、けっかてきにジャンクさいやリスキーなしょうひんにとうしせざるをえないというあくじゅんかんはさけなくてはならない。
流動性の問題のために、予め過度に高い予定利率を設定して、結果的にジャンク債やリスキーな商品に投資せざるをえないという悪循環は避けなくてはならない。
商品設計の工夫
・ほかのきんゆうしょうひんとそうおうするかいやくへんれいきんすいじゅんをせっていする(MVAとう)。
他の金融商品と相応する解約返戻金水準を設定する(MVA等)。
商品設計の工夫
うんようしさんはキャッシュアウトがるいじしたきんゆうしょうひんとおなじポジションをつくることにすれば、ちゅうとかいやくについてはたいおうするきんゆうしょうひんとおなじすいじゅんのペナルティーであってもよいとかんがえられる。
運用資産はキャッシュアウトが類似した金融商品と同じポジションを作ることにすれば、中途解約については対応する金融商品と同水準のペナルティーであっても良いと考えられる。
商品設計の工夫
・ほけんがいしゃのリスクとけいやくしゃのこうようのバランスをとり、きんりじょうしょうじのかいやくをおさせる。
保険会社のリスクと契約者の効用のバランスを取り、金利上昇時の解約を抑制する。
商品設計の工夫
たとえばていかいやくへんれいきんきかんごにおけるたかいへんれいりつをうったいするていかいやくへんれいきんがたしょうひんであれば、ていかいやくへんれいきんきかんちゅうはきんりがあるていどじょうしょうしてもひくいかいやくりつがきたいできる。
例えば低解約返戻金期間後における高い返戻率を訴求する低解約返戻金型商品であれば低解約返戻金期間中は金利がある程度上昇しても低い解約率が期待できる。
商品設計の工夫
また、きんりじょうしょうじにけいやくしゃがおんけいをうけられるように、りりつへんどうがたしょうひんやりさはいとうつきしょうひんをせっけいする。(ただしよていりりつほしょうへのたいおうがひつようであることにはりゅういする)
また、金利上昇時に契約者が恩恵を受けられるように、利率変動型商品や利差配当付商品を設計する。(但し予定利率保証への対応が必要であることには留意する)
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
きんりシナリオにおうじたどうてきかいやくりつをモデリングし、しゅうえき・リスクをかくりつろんてきにひょうかしたけっかをけいえいしゃにタイムリーにほうこくすることによって、
金利シナリオに応じた動的解約率をモデリングし、収益・リスクを確率論的に評価した結果を経営者にタイムリーに報告することによって、
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
リスクかいひのためのてきせつなけいえいはんだんをおこなうことがかのうになる。
リスク回避のための適切な経営判断を行うことが可能になる。
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
きんりへんどうによるかいやくりつ・しさんかかくへのえいきょうをちくじていりょうかしたしんらいせいのたかいしょうひんべつしゅうえき・リスクモデルをこうちくし、かかくせっていやはんばいごのリスクかんりにかつようする。
金利変動による解約率・資産価格への影響を逐次定量化した信頼性の高い商品別収益・リスクモデルを構築し、価格設定や販売後のリスク管理に活用する。
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
このさい、いっぱんてきにふさいキャッシュフローのみつもりをおこなううえで、ちょちくせいしょうひんにおけるかいやくりつはきそりつのなかでもっともキャッシュフローにえいきょうをあたえることにりゅういする。
この際、一般的に負債キャッシュフローの見積もりを行う上で、貯蓄性商品における解約率は基礎率の中で最もキャッシュフローに影響を与えることに留意する。
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
なお、とりわけでんとうてきしょうひんにたいするどうてきかいやくりつをおりこんだキャッシュフローのモデルかにはけいやくしゃこうどうのごうりせいとうのかだいがあり、モデルリスクがあることにりゅういする。
なお、とりわけ伝統的商品に対する動的解約率を織り込んだキャッシュフローのモデル化には契約者行動の合理性等の課題があり、モデルリスクがあることに留意する。
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
また、かくりつろんてきモデルをもちいるさいには、ぶんぷのせんたくやテールぶぶんのモデルのどうこうとうにるいがひつようである。
また、確率論的モデルを用いる際には、分布の選択やテール部分のモデルの動向等に留意が必要である。
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
かいやくりつのモデルかには、けいやくしゃこうどうのごうりせいとうのかだいがあるため、かいやくりつシナリオについては、
解約率のモデル化には契約者行動の合理性等の課題があるため、解約率シナリオについては、
収益・リスクモデルによる契約者行動の影響の定量的捕捉
かそうのストレスシナリオによるリスクひょうか、リバースストレステストをもちいたじゅうだいなじしょうにいたるシナリオのとくてい・ぶんせきのじっしがゆうようである。
仮想のストレスシナリオによるリスク評価、リバースストレステストを用いた重大な事象に至るシナリオの特定・分析の実施が有用である。
ALMの推進
うんようしさんとふさいのデュレーションをあわせ、しさんのコンベクシティーをふさいのものよりおおきくするとう、きんりエクスポージャーについてりそうてきにコントロールされたALMうんようをすいしんする。
運用資産と負債のデュレーションを合わせ、資産のコンベクシティーを負債のものより大きくする等、金利エクスポージャーについて理想的にコントロールされたALM運用を推進する。
ALMの推進
しじょうきんりやけいやくしゃこうどうのふくざつなどうこうにたいおうするためにはキャッシュフロー・マネジメントがひつようなばめんがある。
市場金利や契約者行動の複雑な動向に対応するためにはキャッシュフロー・マネジメントが必要な場面がある。
ALMの推進
かいやくへんれいきんなどのしはらいにそなえるためには、しさんうんようりまわりをたしょうぎせいにしても、あるていどのりゅうどうせいしさんをかくほすることがひつようである。
解約返戻金などの支払いに備えるためには、資産運用利回りを多少犠牲にしても、ある程度の流動性資産を確保することが必要である。
ALMの推進
りゅうどうせいひりつをしひょうとしてかんりすることもかんがえられる。
流動性比率を指標として管理することも考えられる。
ALMの推進
かいしゃのバランスシートマネジメントとして、ふさいがわのディスインターミディエーションにたいするたいせいをこうりょし、ほしょうしょうひんとちょちくしょうひんをへいばいするとう、ほゆうしょうひんポートフォリオのバランスにはいりょする。
会社のバランスシートマネージメントとして、負債側のディスインターミディエーションに対する耐性を考慮し、保障商品と貯蓄商品を併売する等、保有商品ポートフォリオのバランスに配慮する。
ストレステストの実施
ほけんがいしゃは、しょうらいのふりえきがざいむのけんぜんせいにあたえるえいきょうをチェックし、ひつようにおうじて、ついかてきにけいえいじょうまたはざいむじょうのたいおうをとっていくひつようがある。
保険会社は、将来の不利益が財務の健全性に与える影響をチェックし、必要に応じて、追加的に経営上又は財務上の対応をとっていく必要がある。
ストレステストの実施
そのためのツールとして、かんのうどテストとうをふくむストレステストはじゅうようである。
そのためのツールとして、感応度テスト等を含むストレステストは重要である。
ストレステストの実施
シナリオせっていにおいては、ヒストリカルシナリオのみならず、かそうのストレスシナリオによるぶんせきもおこなうひつようがある。
シナリオ設定においては、ヒストリカルシナリオのみならず、仮想のストレスシナリオによる分析も行う必要がある。
ストレステストの実施
また、ほゆうしさんかんのかかくのそうかんかんけいがくずれるようなじたいや、ほゆうするしさんのしじょうりゅうどうせいがていかするマクロけいざいじょうきょうをかんあんしたストレステストもおこなうひつようがある。
また、保有資産間の価格の相関関係が崩れるような事態や、保有する資産の市場流動性が低下するマクロ経済状況を勘案したストレステストも行う必要がある。
ストレステストの実施
リバースストレステストをもちいたじゅうだいなじしょうにいたるシナリオのとくてい・ぶんせきのじっしもゆうようである。
リバースストレステストを用いた重大な事象に至るシナリオの特定・分析の実施も有用である。
ストレステストの実施
オプション・ほしょうせいのたかいしょうひんについては、そのとくせいをこうりょしたじゅうぶんでてきせつなストレスシナリオをせっていするひつようがある。
オプション・保証性の高い商品については、その特性を考慮した十分で適切なストレスシナリオを設定する必要がある。
解約返戻金額と死亡保険金額に起因する「契約者間の公平性」
かいやくへんれいきんがくがしぼうほけんきんがくをちょうかしているばあい、しぼうほけんきんをせいきゅうするよりかいやくしたほうがけいやくしゃおよびほけんきんうけとりにんのうけとるきんがくのそうがくがおおきくなる。
解約返戻金額が死亡保険金額を超過している場合、死亡保険金を請求するより解約したほうが契約者および保険金受取人の受け取る金額の総額が大きくなる。
解約返戻金額と死亡保険金額に起因する「契約者間の公平性」
このばあい、かいやくのほうがゆうりであることをしっているけいやくしゃとそうでないけいやくしゃのあいだのこうへいせいにもんだいがしょうじる。
この場合、解約のほうが有利であることを知っている契約者とそうでない契約者の間の公平性に問題が生じる。
解約返戻金額と死亡保険金額に起因する「契約者間の公平性」
ほけんがいしゃには、[おきゃくさまをこうへいにあつかう]とのかんがえのもと、かいやくへんれいきんがくがしぼうほけんきんがくをちょうかしないようなしょうひんせっけいがもとめられる。
保険会社には、「お客様を公平に扱う」との考えのもと、解約返戻金額が死亡保険金額を超過しないような商品設計が求められる。
特定保険契約
きんゆうしょうひんとりひきほうのこういきせいのいちぶがじゅんようされる、しじょうリスクをゆうするせいめいほけん(きんり、つうかのかかく、きんゆうしじょうにおけるそうばそのほかのしひょうにかかるへんどうにより
金融商品取引法の行為規制の一部が準用される、市場リスクを有する生命保険(金利、通貨の価格、金融市場における相場その他の指標に係る変動により
特定保険契約
そんしつがしょうずるおそれがあるほけんけいやく)のことであり、ほけんぎょうほうだい300じょうの2において、[とくていほけんけいやく]ときていされている。
損失が生ずるおそれがある保険契約)のことであり、保険業法第300条の2において、「特定保険契約」と規定されている。
特定保険契約
ぐたいてきには、へんがくほけん、へんがくねんきんほけん、がいかだてほけん、MVAのきのうをゆうするほけんなどがこれにふくまれる。
具体的には、変額保険、変額年金保険、外貨建て保険、MVAの機能を有する保険などがこれに含まれる。
特定保険契約
とくていほけんけいやくのはんばい・かんゆうにあたっては、こきゃくのちしき、けいけん、ざいさんのじょうきょうおよびとくていほけんけいやくをていけつするもくてきをてきかくにはあくのうえ、
特定保険契約の販売・勧誘に当たっては、顧客の知識、経験、財産の状況および特定保険契約を締結する目的を的確に把握の上、
特定保険契約
こきゃくぞくせいなどにそくしたてきせいなはんばい・かんゆうのりこうをかくほすることがひつようとされている。
顧客属性などに則した適正な販売・勧誘の履行を確保することが必要とされている。
解約益リスク
かこにきいんするリスクである。かいやくのぞうかによって、[かこにししゅつしたしんけいやくひがかいしゅうできなくなる]または[かいやくのげんしょうによってほけんりょうりつでそうていしていたかいやくしゅうにゅうがえられなくなる]リスクである。
過去に起因するリスクである。解約の増加によって、「過去に支出した新契約費が回収できなくなる」または「解約の減少によって保険料率で想定していた解約収入が得られなくなる」リスクである。
解約益リスク
なお、こうしゃはてい・むかいやくへんれいきんがたしょうひんにかかるリスクとなっている。
なお、後者は低・無解約返戻金型商品に係るリスクとなっている。
解約益リスク
かいやくしゅうにゅうがえられなくなるリスクはじっさいのかいやくりつがよていかいやくりつをしたまわるとけんざいかし、じっさいのかいやくりつがひくくなるほどしゅうえきのげんしょうがくはおおきくなる。
解約収入が得られなくなるリスクは実際の解約率が予定解約率を下回ると顕在化し、実際の解約率が低くなるほど収益の減少額は大きくなる。
継続リスク
しょうらいにむけてのリスクである。かいやくのぞうかによってしょうらいのしゅうえきがげんしょうするものである。しゅうえきのへんどうをリスクとにんしきすると、ひじょうにおおきい。
将来に向けてのリスクである。解約の増加によって将来の収益が減少するものである。収益の変動をリスクと認識すると、非常に大きい。
継続リスク
ほけんきかんがながいしょうひんはかいやくによりちょうきのしょうらいりえきをいっしつすることになるためけいぞくリスクはおおきくなる。(かいやくのぞうげんがしゅうえきにあたえるえいきょう)
保険期間が長い商品は解約により長期の将来利益を逸失することになるため継続リスクは大きくなる。(解約の増減が収益に与える影響)
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
・がいとうするケースがはっせいするようなばあいはきていとうでとりあつかいはんいをせいげんする。
・該当するケースが発生するような場合は規定等で取扱範囲を制限する。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
このほうほうはばっぽんてきなたいさくではなく、ごくいちぶぶんでしょうじるばあいにきんきゅうひなんてきにがいとうケースをじょがいするものであるが、
この方法は抜本的な対策ではなく、ごく一部分で生じる場合に緊急避難的に該当ケースを除外するものであるが、
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
けいやくていけつかのうはんいのほとんどすべてでしょうじるばあいには、しょうひんのうりどめやしょうひんかいていがひつようとなる。
契約締結可能範囲のほとんど全てで生じる場合には、商品の売り止めや商品改訂が必要となる。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
・かいやくへんれいきんをしぼうほけんきん(きゅうふきん)がくいかにきょうせいてきにおさえる。
・解約返戻金を死亡保険金(給付金)額以下に強制的に抑える。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
ほけんりょうけいさんにかいやくりつをおりこんでいないばあいは、かいやくへんれいきんのすいじゅんひきさげがほけんりょうのひきさげにこうけんせず、
保険料計算に解約率を織り込んでいない場合は、解約返戻金の水準引下げが保険料の引下げに貢献せず、
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
かいやくしたさいのとうがいぶぶんのかいやくえきは、かこのじぎょうひししゅつのせいさんとはむかんけいなものとなる。
解約した際の当該部分の解約益は、過去の事業費支出の精算とは無関係なものとなる。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
このかいやくえきは、しょうらいしょうじるかもしれないぐんだんとしてのコストをざんぞんけいやくぐんだんだけではなく、だったいけいやくぐんだんにもふたんしてもらうというかんがえかたにもとづいてせいさんされるものとかんがえられる。
この解約益は、将来生じるかもしれない群団としてのコストを残存契約群団だけではなく、脱退契約群団にも負担してもらうという考え方に基づいて精算されるものと考えられる。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
・かいやくじたいをせいげんする。
・解約自体を制限する。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
ねんきんほけんのしゅうしんねんきんかいしごでしようされることがおおい。このとりあつかいにかんしては、けいやくしゃのかいやくけんをそがいしていることにならないかというもんだいがある。
年金保険の終身年金開始後で使用されることが多い。この取扱に関しては、契約者の解約権を阻害していることにならないかという問題がある。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
けいやくしゃのにんいかいやくけんにかんしては、やっかんじょうしょうにんされたやくじょうかいやくけんというりかいがいっぱんてきであるため、やっかんにきていしたうえでけいやくがせいりつしているいじょうもんだいないとかんがえられる。
契約者の任意解約権に関しては、約款上承認された約定解約権という理解が一般的であるため、約款に規定した上で契約が成立している以上問題ないと考えられる。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
・よていかいやくりつをもちいてかいやくへんれいきんをデザインする。
・予定解約率を用いて解約返戻金をデザインする。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
たとえば、よていかいやくりつをもちいてかいやくへんれいきんをしぼうほけんきんとどういつとし、しぼうほけんきんとどういつのがくをかいやくのときに[きゅうふ]する。
例えば、予定解約率を用いて解約返戻金を死亡保険金と同一とし、死亡保険金と同一の額を解約のときに「給付」する。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
このばあい、よていかいやくりつをてきせいなすいじゅんにみこんでおくひつようがあり、そのみつもりいかんではおおきなしゅうしそんがはっせいするかのうせいがある。
この場合、予定解約率を適正な水準に見込んでおく必要があり、その見積もりいかんでは大きな収支損が発生する可能性がある。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
・かいやくへんれいきんぶぶんをしぼうきゅうふのいちぶとする。
・解約返戻金部分を死亡給付の一部とする。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
かいやくへんれいきんがしぼうほけんきんがくをちょうかしたばあいは、ちょうかしたぶぶんもしぼうきゅうふとしてしはらうほうほうで、このぶぶんもほけんりょうにはんえいさせる。
解約返戻金が死亡保険金額を超過した場合は超過した部分も死亡給付として支払う方法で、この部分も保険料に反映させる。
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
せいかくにはかいやくへんれいきんとしぼうほけんきんがくのさがくぶぶんにたいしてしょうじるせきにんじゅんびきんがくもてあてしなければならないので、
正確には解約返戻金と死亡保険金額の差額部分に対して生じる責任準備金額も手当てしなければならないので、
「解約返戻金額>死亡保険金(給付金)額」という状態を防ぐための方法
かんぜんにこのほうほうでもんだいをかいけつすることはこんなんで、あくまできんじてきなほうほうにすぎないことにるいしなければならない。
完全にこの方法で問題を解決することは困難で、あくまで近似的な方法に過ぎないことに留意しなければならない。
健全性(解約返戻金)
・かいやくしゃにたいしてかいやくへんれいきんをしはらうことは、ほけんぐんだんにりゅうほされるきんがく、すなわちしょうらいのほけんさいむにそなえるためのせきにんじゅんびきんつみたてざいげんとなるものがすくなくなるということである。
・解約者に対して解約返戻金を支払うことは、保険群団に留保される金額、すなわち将来の保険債務に備えるための責任準備金積立財源となるものが少なくなるということである。
健全性(解約返戻金)
このため、ほけんぐんだんとしてのけんぜんせいのかんてんから、かいやくへんれいきんは、ひつようなせきにんじゅんびきん、およびソルベンシーマージンのつみたてざいげんをおびやかさないきんがくいかでせっていするひつようがあり、
このため、保険群団としての健全性の観点から、解約返戻金は、必要な責任準備金、及びソルベンシーマージンの積立財源を脅かさない金額以下で設定する必要があり、
健全性(解約返戻金)
ぐたいてきにはすくなくとも、かいやくへんれいきんはせきにんじゅんびきんがくいかとすべきである。
具体的には少なくとも、解約返戻金は責任準備金額以下とすべきである。
健全性(解約返戻金)
・いわゆる[かいやくこうじょ]は、けんぜんせいのしてんでせっていしているとみることもでき、ざんぞんけいやくからのしゅうえきにきたいせずに、しんけいやくひのみかいしゅうぶぶんをまかなうためには、これがひつようとなる。
・いわゆる「解約控除」は、健全性の視点で設定していると見ることもでき、残存契約からの収益に期待せずに、新契約費の未回収部分を賄うためには、これが必要となる。
公平性(解約返戻金)
・こうへいせいにかんしては、たとえば[ほけんけいやくをかいやくしたものとけいぞくするもの]とのあいだのこうへいせいをかんがえてみると、
・公平性に関しては、例えば「保険契約を解約した者と継続する者」との間の公平性を考えてみると、
公平性(解約返戻金)
かいやくしゃのしんけいやくひのみかいしゅうぶぶんのふたんをほけんをけいぞくしたものにおわせることはこうへいせいにかくとおもわれ、そのいみでもいわゆる[かいやくこうじょ]はひつようとかんがえる。
解約者の新契約費の未回収部分の負担を保険を継続した者に負わせることは公平性に欠くと思われ、その意味でもいわゆる「解約控除」は必要と考える。
公平性(解約返戻金)
・また、ほけんしゅるいかんのこうへいせいをかんがえてみると、[かいやくこうじょ]がきくものと、もともとせきにんじゅんびきんがすくないため、[かいやくこうじょ]しきれないとうにより、
・また、保険種類間の公平性を考えてみると、「解約控除」が利くものと、元々責任準備金が少ないため、「解約控除」しきれない等により、
公平性(解約返戻金)
なんらかのかたちでざんぞんしゃにふたんをおわせているほけんしゅるいもあることにりゅういするひつようがある。
何らかの形で残存者に負担を負わせている保険種類もあることに留意する必要がある。
効率性(解約返戻金)
・こうりつせいはひろいいみでのけいやくしゃかがく(ほけんりょう、はいとう、かいやくへんれいきん)をこうじょうさせ、ほけんがいしゃのしゅうえきもこうじょうさせるものというものである。
・効率性は広い意味での契約者価額(保険料、配当、解約返戻金)を向上させ、保険会社の収益も向上させるものというものである。
効率性(解約返戻金)
・ここで、いわゆる[かいやくこうじょ]のすいじゅんをひくくしていくことが、こうりつせいにつながる。
・ここで、いわゆる「解約控除」の水準を低くしていくことが、効率性につながる。
効率性(解約返戻金)
ほけんりょうけいさんじょうのよていしんけいやくひをひくくせっていしたり、かいやくこうじょのすいじゅんをひくくしたりすることで、
保険料計算上の予定新契約費を低く設定したり、解約控除の水準を低くしたりすることで、
効率性(解約返戻金)
ほけんがいしゃがしんけいやくひししゅつさくげんのけいえいどりょくをおこない、こうりつせいをたかめるインセンティブになる。
保険会社が新契約費支出削減の経営努力を行い、効率性を高めるインセンティブになる。
効率性(解約返戻金)
・また、こうりつせいはたしゃとのきょうそうりょくとみることもでき、きぎょうどりょくによりソルベンシーをそこなわずにじぎょうひししゅつをさくげんし、
・また、効率性は他社との競争力と見ることもでき、企業努力によりソルベンシーを損なわずに事業費支出を削減し、
効率性(解約返戻金)
かいやくへんれいきんとうのけいやくしゃかがくをたかくせっていすることは、たしゃとのきょうそうりょくをたかめることにもなる。
解約返戻金等の契約者価額を高く設定することは、他社との競争力を高めることにもなる。
収益性(解約返戻金)
・けいやくしゃかかくをけっていするときのぜんていじょうけんであるよていしぼうりつ・よていはっせいりつ、よていりりつ、よていじぎょうひりつ、よていかいやくりつとうのきそりつのへんどうが
・契約者価格を決定する時の前提条件である予定死亡率・予定発生率、予定利率、予定事業費率、予定解約率等の基礎率の変動が
収益性(解約返戻金)
しゅうえきせいにどのていどえいきょうをあたえるか、という[かんのうど]のしてん。
収益性にどの程度影響を与えるか、という「感応度」の視点。
収益性(解約返戻金)
・よていかいやくりつやかいやくこうじょにはんえいされるよていしんけいやくひといったきそりつとじっさいのけいけんりつとのかいりをぶんせきする[りげんぶんせき]のしてん。
・予定解約率や解約控除に反映される予定新契約費といった基礎率と実際の経験率との乖離を分析する「利源分析」の視点。
収益性(解約返戻金)
・かいやくへんれいきんのせっていにあたっては、かいやくへんれいきんのきぼとよていかいやくりつのせっていがしゅうえきせいをどのようにへんどうさせるかをこうりょするひつようがある。
・解約返戻金の設定にあたっては、解約返戻金の規模と予定解約率の設定が収益性をどのように変動させるかを考慮する必要がある。
契約者の期待(解約返戻金)
・けいやくしゃのきたいにめいかくなていぎがあるわけではなく、しゃかいつうねん、いいかえれば[じょうしき]にもとづくことになり、
・契約者の期待に明確な定義があるわけではなく、社会通念、言いかえれば「常識」に基づくことになり、
契約者の期待(解約返戻金)
たとえば、けいやくしゃのちょくせつてきなきたいとしては、[かいやくこうじょ]はちいさく、かいやくへんれいきんはたかいほうがよいことはめいかくである。
例えば、契約者の直接的な期待としては、「解約控除」は小さく、解約返戻金は高いほうが良いことは明確である。
契約者の期待(解約返戻金)
・ぜんじのけんぜんせい、こうへいせいおよびこうりつせいは、きゅうきょくてきにはけいやくしゃのりえきのためであることはめいかくであるが、このりくつのみではけいやくしゃのきたいにこたえることはじゅうぜんではない。
・前述の健全性、公平性および効率性は、究極的には契約者の利益のためであることは明確であるが、この理屈のみでは契約者の期待に応えることは十全ではない。
契約者の期待(解約返戻金)
したがって、けいやくしゃのりかいをえがたいこともじじつであり、[かいやくこうじょ]について、けんぜんせい・こうへいせいとうにもとづくほけんけいりでのだとうせいをしゅちょうしたとしても、
したがって、契約者の理解を得難いことも事実であり、「解約控除」について、健全性・公平性等に基づく保険計理での妥当性を主張したとしても、
契約者の期待(解約返戻金)
しょうひしゃけいやくほうのたちばからもきょようされるほしょうはない。
消費者契約法の立場からも許容される保証はない。
契約群団方式
けいやくぐんだんとしてほうかつてきにアセット・シェアけいさんをおこなうほうしき。
契約群団として包括的にアセット・シェア計算を行う方式。
契約群団方式
・けいやくぐんだんのせっていにあたっては、そのぐんだんをこうせいするほけんけいやくがそんえきのはっせいじょうきょうのうえでどうとうとみなせるはんいでせっていすることがもとめられる。
・契約群団の設定にあたっては、その群団を構成する保険契約が損益の発生状況のうえで同等とみなせる範囲で設定することが求められる。
契約群団方式
・くぶんけいりじょうのしょうひんくぶん、ほけんじこのしゅるい、けいやくけいかねんどべつがさいていげんのぐんだんかとなるが、じっさいにはさらなるさいぶんかがひつようとそうていされる。
・区分経理上の商品区分、保険事故の種類、契約経過年度別が最低限の群団化となるが、実際にはさらなる細分化が必要と想定される。
契約群団方式
・ただし、せいどのこうじょうとじつむふかはトレード・オフのかんけいにあるため、アセット・シェアのかつようもくてきやじゅうようせいにおうじてはんだんすることになる。
・ただし、精度の向上と実務負荷はトレード・オフの関係にあるため、アセット・シェアの活用目的や重要性に応じて判断することになる。
代表契約方式
・かくけいやくぐんだんからだいひょうけいやくをせんていして、このけいやくのアセット・シェアがとうがいけいやくぐんだんをこうせいするほけんけいやくのアセット・シェアをだいひょうするとみなすほうしき。
・各契約群団から代表契約を選定して、この契約のアセット・シェアが当該契約群団を構成する保険契約のアセット・シェアを代表するとみなす方式。
代表契約方式
・じつむふかをこうりょしつつ、せいどこうじょうをはかるさいにゆうこうなほうしきである。
・実務負荷を考慮しつつ、精度向上を図る際に有効な方式である。
代表契約方式
・だいひょうけいやくほうしきには、[けいやくぐんだんをだいひょうけいやく1けんでだいひょうできるまでさいぶんかするほうしき]
・代表契約方式には、「契約群団を代表契約1件で代表できるまで細分化する方式」
代表契約方式
[けいやくぐんだんのさいぶんかはいっていレベルにとどめ、けいやく1けんでだいひょうできないときはふくすうけんのだいひょうけいやくをせんていするほうしき]のりょうしゃがある。
「契約群団の細分化は一定レベルにとどめ、契約1件で代表できないときは複数件の代表契約を選定する方式」の両者がある。
代表契約方式
・こうしゃのほうしきは、けいさんはかんいにできるちょうしょはあるが、けいやくぐんだんをおおくくりにせっていするばあいには、だいひょうけいやくのせんていにあたり、そのだとうせいをじゅうぶんにけんしょうするひつようがある。
・後者の方式は、計算は簡易にできる長所はあるが、契約群団を大括りに設定する場合には、代表契約の選定にあたり、その妥当性を充分に検証する必要がある。
代表契約方式
ほけんけいやくをほけんすうりじょうどうしつとみとめられるぐんだんにくぶんし、これからしょうじるキャッシュフローをじっせきにもとづくうんようりまわり、
保険契約を保険数理上同質と認められる群団に区分し、これから生じるキャッシュフローを実績に基づく運用利回り、
代表契約方式
しぼうりつ、じぎょうひ、かいやくしっこうりつとうをもちいてけいさんしてえられるしょうみしさんをあるじてんにおいてかくけいやくにわりあてたここけいやくのもちぶんもしくはこうけんど。
死亡率、事業費、解約失効率等を用いて計算して得られる正味資産をある時点において各契約に割り当てた個々契約の持分もしくは貢献度
①保険料率の計算
・しょうらいのりえきもくひょうをさだめてほけんりょうりつをさんしゅつする。
・将来の利益目標を定めて保険料率を算出する。
①保険料率の計算
・むはいとうほけんのばあいにひかくてきよくもちいられる。ゆうはいとうほけんにおいてもぜんていとなるようそがぞうかしてけいさんがふくざつになるが、かんがえかたはどうようである。
・無配当保険の場合に比較的良く用いられる。有配当保険においても前提となる要素が増加して計算が複雑になるが、考え方は同様である。
②責任準備金の十分性の確認
・ほけんがいしゃのふさいとしてのせきにんじゅんびきんが、ほけんきんしはらいのうりょくをいじしうるかどうか、アセット・シェアのしゅほうをりようしたしょうらいしゅうしぶんせきをおこなってはんだんする。
・保険会社の負債としての責任準備金が、保険金支払い能力を維持し得るかどうか、アセット・シェアの手法を利用した将来収支分析を行って判断する。
③配当率決定と財源確認
・はいとうをぶんぱいするにあたり、かくけいやくぐんだんでのぶんぱいかのうがくのさんていや、かくぐんだんかんでこうせいこうへいなとりあつかいとなっているかいなかのけんしょうにかつようする。
・配当を分配するにあたり、各契約群団での分配可能額の算定や各群団間で公正衡平な取扱いとなっているか否かの検証に活用する。
④会社組織変更における社員持分資産の確定
・ほけんそうごがいしゃについての、かぶしきか、せいさんとうのかいしゃそしきへんこうにあたっては、しゃいんごとのもちぶんしさんのさんていがひつようとなるが、このばあいにもアセット・シェアがかつようされる。
・保険相互会社についての、株式会社化、清算等の会社組織変更にあたっては、社員毎の持分資産の算定が必要となるが、この場合にもアセット・シェアが活用される。
⑤その他
そのほかにも、かいやくへんれいきんのすいじゅんけんしょう、しょうひんはんばいせいさくのりつあん、えいぎょうしょくいんきゅうよきていのけんしょうなどにかつようされる。
その他にも、解約返戻金の水準検証、商品販売政策の立案、営業職員給与規定の検証等に活用される。
将来の不確実性の制御方法(商品設計)
ほけんきゅうふめんにおいては、きそデータのしんらいせいやトレンドをふまえ、きゅうふじゆうのていぎや、きゅうふきんがくのじょうげん、ほけんきかん、はんばいはんいとうのせっていによりせいぎょする。
保険給付面においては、基礎データの信頼性やトレンドを踏まえ、給付事由の定義や、給付金額の上限、保険期間、販売範囲等の設定により制御する。
将来の不確実性の制御方法(商品設計)
ちょちくせいのたかいとくせいのばあい、しょうらいのきんりへんどうにおうじてよていりりつやつみたてりりつがこうかいされるようなしょうひんせっけいもあげられる。
貯蓄性の高い特性の場合、将来の金利変動に応じて予定利率や積立利率が更改されるような商品設計も挙げられる。
将来の不確実性の制御方法(契約群団のコントロール)
しつてきなめんでは、そうていしたきゅうふみとおしがじつげんするようなけいやくぐんだんをそせいするためのこきゃくターゲッティングやきけんせんたくがあげられる。
質的な面では、想定した給付見通しが実現するような契約群団を組成するための顧客ターゲッティングや危険選択が挙げられる。
将来の不確実性の制御方法(契約群団のコントロール)
りょうてきなめんでは、おおくのけいやくをかくとくし、だいすうのほうそくにしたがってじっさいの(へいきん)きゅうふりつのへんどうをおさせいすることがあげられる。
量的な面では、多くの契約を獲得し、大数の法則に従って実際の(平均)給付率の変動を抑制することが挙げられる。
将来の不確実性の制御方法(商品ポートフォリオ)
しょうひんないぶにおいて、しぼうとせいぞんといったことなるへんどうせいをもつきゅうふをくみあわせ、しょうひんぜんたいとしてのへんどうせいをおさせいすることがあげられる。
商品内部において、死亡と生存といった異なる変動性を持つ給付を組み合わせ、商品全体としての変動性を抑制することが挙げられる。
将来の不確実性の制御方法(商品ポートフォリオ)
たんぴんのしょうひんではなく、ことなるふかくじつせいをもつふくすうのしょうひんラインアップをこうせいし、かいしゃぜんたいとしてのへんどうせいをおさせいすることもあげられる。
単品の商品ではなく、異なる不確実性を持つ複数の商品ラインアップを構成し、会社全体としての変動性を抑制することも挙げられる。
将来の不確実性の制御方法(事後モニタリングと改善アクション)
しょうひんかいはつじだけでなく、はんばいごのモニタリングけっかにおうじてきどうてきにはんばいせいさくやかかくをちょうせいしていくPDCAサイクルによって、ちょうきかんにわたるしょうひんじぎょうのけんぜんせいをよりきょうこにする。
商品開発時だけでなく、販売後のモニタリング結果に応じて機動的に販売施策や価格を調整していくPDCAサイクルによって、長期間にわたる商品事業の健全性をより強固にする。
将来の不確実性の制御方法(資産運用・ALM)
ALMによるしさん・ふさいのデュレーションやキャッシュ・フローのかいりのおさせいや、さきもの・オプションのかつようによるしさんかがくのげらくにともなうそんしつのおさせいとうがあげられる。
ALMによる資産・負債のデュレーションやキャッシュ・フローの乖離の抑制や、先物・オプションの活用による資産価額の下落に伴う損失の抑制等が挙げられる。
将来の不確実性の制御方法(再保険)
さいほけんのかつようによるじしゃひきうけリスクのしゅくしょうやきょだいそんしつリスクのいてんとう。
再保険の活用による自社引受リスクの縮小や巨大損失リスクの移転等。
将来の不確実性の制御方法(資本水準)
ないぶりゅうほは、そうていをうわまわるしゅうしのあっかにたいするバッファーとしてのきのうをゆうする。
内部留保は想定を上回る収支の悪化に対するバッファーとしての機能を有する。
更新制度
せいめいほけんのこうしんせいどとは、ほけんきかんがゆうきのほけんけいやくがまんきをむかえるとき、けいやくしゃのほしょうけいぞくニーズにこたえるきのうとして、
・生命保険の更新制度とは、保険期間が有期の保険契約が満期を迎える時、契約者の保障継続ニーズに応える機能として、
更新制度
おなじほしょうないようでけいやくをけいぞくできるけんりをほけんがいしゃがけいやくしゃにていきょうするものである。
同じ保障内容で契約を継続できる権利を保険会社が契約者に提供するものである。
更新制度
・ほけんがいしゃがこうしんじにほけんりょうをへんこうできることにより、ふかくじつせいのたかいきゅうふじゆうにたいし、じったいをはんえいすることができるため、
・保険会社が更新時に保険料を変更できることにより、不確実性の高い給付事由に対し、実態を反映することができるため、
更新制度
しさそんリスクをおさせいしつつ、かどにほしゅてきでないほけんりょうでほしょうすることがかのうとなることである。
死差損リスクを抑制しつつ、過度に保守的でない保険料で保障することが可能となることである。
更新制度
・まとまったほしょうをかくほしつつとうめんのほけんりょうふたんをおさえることができることである。
・まとまった保障を確保しつつ当面の保険料負担を抑えることができることである。
更新制度
・また、こうしんまえとおなじほしょうないようでこうしんできるほか、[こうしんしない][ほけんきんがくをへらしてこうしんする]などほしょうをこうりつてきにみなおすことができることである。
・また、更新前と同じ保障内容で更新できるほか、「更新しない」「保険金額を減らして更新する」など保障を効率的に見直すことができることである。
更新後の保険料水準の十分性(更新時の事業費)
・まったくあたらしいこきゃくからしんけいやくをかくとくするばあいとくらべ、こうしんてつづきにかかるじぎょうひはていひであることがそうていされる。
・全く新しい顧客から新契約を獲得する場合と比べ、更新手続にかかる事業費は低いことが想定される。
更新後の保険料水準の十分性(危険選択の有無)
・こうしんのさいにあらためてきけんせんたくをおこなうばあいは、こうしんごのけいやくぐんだんのほけんひきうけリスクりょうをコントロールできることになるが、
・更新の際に改めて危険選択を行う場合は、更新後の契約群団の保険引受リスク量をコントロールできることになるが、
更新後の保険料水準の十分性(危険選択の有無)
こうしんのさいにひほけんしゃのけんこうじょうたいにおうじてわりましほけんりょうのてきようやしゃぜつすることがきょようされるのかにりゅういするひつようがある。
更新の際に被保険者の健康状態に応じて割増保険料の適用や謝絶することが許容されるのかに留意する必要がある。
更新後の保険料水準の十分性(危険選択の有無)
・いっぽう、こうしんのさいにきけんせんたくをおこなわないばあいは、こうしんてつづきにかかるじぎょうひがさらにていれんとなることがきたいされるが、
・一方、更新の際に危険選択を行わない場合は、更新手続きに係る事業費がさらに低廉となることが期待されるが、
更新後の保険料水準の十分性(危険選択の有無)
そうたいてきにほけんきゅうふリスクのたかいけいやくがよりこうしんされる(リスクのうしゅく)けいこうとなるかのうせい・ていどにりゅういするひつようがある。
相対的に保険給付リスクの高い契約がより更新される(リスク濃縮)傾向となる可能性・程度に留意する必要がある。
更新後の保険料水準の十分性(価格設定)
・こうしんごのほけんりょうすいじゅんのじゅうぶんせいは、じょうきのじぎょうひこうりつやきけんせんたくのうむによるほけんきゅうふリスクのていどをはかってけんしょうされることとなる。
・更新後の保険料水準の十分性は、上記の事業費効率や危険選択の有無による保険給付リスクの程度を測って検証されることとなる。
更新後の保険料水準の十分性(価格設定)
・さらに、リスクのうしゅくをほけんりょうにはんえいすることによるさらなるリスクのうしゅくのけねんや、きょうごうかんきょうにおいてたしゃのるいじしょうひんのほけんりょうよりもたかいばあい、
・さらに、リスク濃縮を保険料に反映することによる更なるリスク濃縮の懸念や、競合環境において他社の類似商品の保険料よりも高い場合、
更新後の保険料水準の十分性(価格設定)
ほけんりょうすいじゅんによってひきおこされるけいやくしゃこうどうのうむ・ていどをりゅういするひつようがある。
保険料水準によって引き起こされる契約者行動の有無・程度を留意する必要がある。
危険選択の目的
・[ぎゃくせんたく・モラルリスク]をはいじょすることにより、けんぜんなけいやくのかにゅうそくしん、しはらいりつのあんていせいのかくほとうをたっせいすること。
・「逆選択・モラルリスク」を排除することにより、健全な契約の加入促進、支払率の安定性の確保等を達成すること。
危険選択の目的
・ひほけんしゃのきけんどをてきかくにはあくし、そのきけんどにおうじたほけんりょうをかすことにより、けいやくしゃかんの[こうへいせい]をかくほすること。
・被保険者の危険度を的確に把握し、その危険度に応じた保険料を課すことにより、契約者間の「公平性」を確保すること。
危険選択の目的
・[だいすうのほうそく]がはたらくていどに、じゅうぶんなかずのひほけんしゃしゅうだんをけいせいすること。
・「大数の法則」が働く程度に、十分な数の被保険者集団を形成すること。
危険選択の手法における「医的査定」
けんこうにかんするこくちないようやいしのしんさとうによるじょうほうにもとづき、しょうらいにわたるひきうけリスクのていどをはかる。
健康に関する告知内容や医師の診査等による情報に基づき、将来にわたる引受リスクの程度を測る。
危険選択の手法における「環境査定」
・しゅうにゅうやしさんじょうきょうによる、ほしょうのじゅうそくせいやけいぞくてきなほけんりょうしはらいのうりょくのかくにん。
・収入や資産状況による、保障の充足性や継続的な保険料支払能力の確認。
危険選択の手法における「環境査定」
・けいやくとうじしゃとしてのせきにんのうりょく(たとえば、こうれいしゃやみねんれい)のかくにん。
・契約当事者としての責任能力(例えば、高齢者や未成年)の確認。
危険選択の手法における「環境査定」
・モラルリスク(ほけんとりひきによってりえきをえようとするこうどう、はんしゃかいせいりょく、しきんせんじょう)のけんち。
・モラルリスク(保険取引によって利益を得ようとする行動、反社会勢力、資金洗浄)の検知。
契約者貸付利率の水準(市中金利)
・しちゅうきんりがけいやくしゃかしつけりりつよりもたかいばあいには、けいやくしゃかしつけをりようしてきんりのたかいきんゆうしょうひんにしきんいてんすることがかんがえられ、ほけんがいしゃからしきんりゅうしゅつがおきる。
・市中金利が契約者貸付利率よりも高い場合には、契約者貸付を利用して金利の高い金融商品に資金移転することが考えられ、保険会社から資金流出が起きる。
契約者貸付利率の水準(市中金利)
・また、しちゅうきんりがていかするとぎゃくのげんしょうがはっせいし、キャッシュフローのおおきなへんどうがはっせいし、ほけんがいしゃがとうしょそうていしたうんようができなくなりうんようこうりつのていかをもたらすこととなる。
・また、市中金利が低下すると逆の現象が発生し、キャッシュフローの大きな変動が発生し、保険会社が当初想定した運用ができなくなり運用効率の低下をもたらすこととなる。
契約者貸付利率の水準(市中金利)
・したがって、かしつけりりつはしちゅうきんりからおおきくかいりしないようにこうりょする。
・従って、貸付利率は市中金利から大きく乖離しないように考慮する。
契約者貸付利率の水準(予定利率)
・けいやくしゃかしつけはかいしゃのしさんうんようのいちけいたいであり、りさそんがしょうじないためにはけいやくしゃかしつけりりつはせっていのだんかいでほけんりょうけいさんきそのよていりりつをうわまわっていることがひつようとなる。
・契約者貸付は会社の資産運用の一形態であり、利差損が生じないためには契約者貸付利率は設定の段階で保険料計算基礎の予定利率を上回っていることが必要となる。
契約者貸付利率の水準(予定利率)
・ここで、よていりりつはけいやくのねんど、ほけんしゅるいとうによりことなるため、よていりりつがことなるけいやくしゃかんでふこうへいがしょうじないようせっていすることがのぞましい。
・ここで、予定利率は契約の年度、保険種類等により異なるため、予定利率が異なる契約者間で不公平が生じないよう設定することが望ましい。
契約者貸付利率の水準(予定利率)
・いじょう、けいやくしゃかしつけりりつをせっていするさいには、しちゅうきんり、よていりりつとのかんけいをふまえるとともに、けいぞくせいのかんてんからけいやくしゃかしつけりりつをそうたいてきにたかくせっていすると、
・以上、契約者貸付利率を設定する際には、市中金利、予定利率との関係を踏まえるとともに、継続性の観点から契約者貸付利率を相対的に高く設定すると、
契約者貸付利率の水準(予定利率)
かしつけざんだかがおおきくなり、そのけっかしっこうしょうめつするけいやくがふえるため、かどにせっていすべきではない。
貸付残高が大きくなり、その結果失効消滅する契約が増えるため、過度に設定すべきではない。
契約者貸付利率の水準(予定利率)
・また、けいやくしゃにたいするサービスのいっかんであることから、どうぎょうたしゃときょうごうできうるすいじゅんであることものぞましい。
・また、契約者に対するサービスの一貫であることから同業他社と競合できうる水準であることも望ましい。
契約者貸付利率の水準(予定利率)
・いっぽうで、けいやくしゃかしつけをおこなったばあいについかでかかるじぎょうひコストがふかほけんりょうのはんいないでまかなえるのか、
・一方で、契約者貸付を行った場合に追加で掛かる事業費コストが付加保険料の範囲内で賄えるのか、
契約者貸付利率の水準(予定利率)
もけんしょうするひつようがあり、まかなえないばあいにはふそくぶんをりざやでふたんできるかいなかもりゅういするひつようがある。
も検証する必要があり、賄えない場合には不足分を利ざやで負担できるか否かも留意する必要がある。
契約者貸付利率の水準(予定利率)
・りさはいとうりつのせっていにさいしては、はいとうきじゅんりまわりは、しさんうんようりまわりのはんいないでさだめるひつようがある。
・利差配当率の設定に際しては、配当基準利回りは、資産運用利回りの範囲内で定める必要がある。
契約者貸付利率の水準(予定利率)
ただし、けいやくしゃかしつけりりつとしさんうんようりまわりがかいりしているばあいには、けいやくしゃかしつけをうけたけいやくしゃは、けいやくしゃかしつけりりつのはんいないではいとうきじゅんりまわりをせっていすることもかんがえられる。
ただし、契約者貸付利率と資産運用利回りが乖離している場合には、契約者貸付を受けた契約者は、契約者貸付利率の範囲内で配当基準利回りを設定することも考えられる。
変額年金保険の最低保証リスクにおけるDeltaヘッジ
・けいざいかちのヘッジは、デリバティブでのけいざいかちのふくせいにより、リスクのちゅうわをはかることである。
・経済価値のヘッジは、デリバティブでの経済価値の複製により、リスクの中和を図ることである。
変額年金保険の最低保証リスクにおけるDeltaヘッジ
とくにDeltaヘッジは、げんしさんかかくにたいするオプションかかくのかんのうどであるDeltaをはあくし、これをうちけすDeltaをデリバティブでふくせいし、リスクのちゅうわをはかることである。
特にDeltaヘッジは、原資産価格に対するオプション価格の感応度であるDeltaを把握し、これを打ち消すDeltaをデリバティブで複製し、リスクの中和を図ることである。
変額年金保険の最低保証リスクにおけるDeltaヘッジ
・Deltaのふくせいには、さきものをげんぶつのポジションにあわせてたんきかんでちょうせいしていくことがいっぱんてきである。
・Deltaの複製には、先物を現物のポジションに合わせて短期間で調整していくことが一般的である。
変額年金保険の最低保証リスクにおけるDeltaヘッジ
・たんきのヘッジをちょうきにわたってたんきのちょうせいをくりかえしていくのにふかがかかる。
・短期のヘッジを長期に亘って短期の調整を繰り返していくのに負荷がかかる。
変額年金保険の最低保証リスクにおけるDeltaヘッジ
・びしょうなかかくへんどうにしかゆうこうでないため、しじょうかんきょうがおおきくへんかしたばあいについずいできない。
・微小な価格変動にしか有効でないため、市場環境が大きく変化した場合に追随できない。
変額年金保険の最低保証リスクにおけるDeltaヘッジ
・きんりすいじゅんのへんかにたいおうできない。
・金利水準の変化に対応できない。
ラチェット型
・うんようじっせきがこうちょうでとくべつかんじょうのつみたてきんがいっていすいじゅんをうわまわれば、そのたびにさいていほしょうがくがきりあがっていき、そのごうんようじっせきがあっかしてもさいていほしょうがくはさがらないほうしき。
・運用実績が好調で特別勘定の積立金が一定水準を上回れば、その度に最低保証額が切りあがっていき、その後運用実績が悪化しても最低保証額は下がらない方式。
ラチェット型
・オプションかちをひきあげるこうかをもち、ほけんがいしゃにとっては、とくべつかんじょうのうんようじっせきがりょうこうなばあいのかいやくのそしす、すなわちほけんかんけいひようしゅうにゅうのぞうかこうかもある。
・オプション価値を引き上げる効果を持ち、保険会社にとっては、特別勘定の運用実績が良好な場合の解約の抑止すなわち保険関係費用収入の増加効果もある。
ノックアウト型
・とくべつかんじょうざんだかのもくひょうすいじゅんちょうかあるいはかげん(フロア)ていしょくで、じどうてきにとくべつかんじょうからいっぱんかんじょうにぜんぶまたはいちぶのきんがくをキャッシュアウトし、オプションがしょうめつするほうしき。
・特別勘定残高の目標水準超過あるいは下限(フロア)抵触で、自動的に特別勘定から一般勘定に全部または一部の金額をキャッシュアウトし、オプションが消滅する方式。
ノックアウト型
・オプションかちをひきさげるこうかがあるいっぽうで、ほけんがいしゃにとっては、とくべつかんじょうでのたいりゅうじかんがへることからほけんかんけいひようしゅうにゅうのげんしょうこうかもある。
・オプション価値を引き下げる効果がある一方で、保険会社にとっては、特別勘定での滞留時間が減ることから保険関係費用収入の減少効果もある。
最低保証リスクのヘッジ(デリバティブ)
・さいていほしょうのほけんきかんにたいおうするようなちょうきのデリバティブしじょうはうすく、さいていほしょうのたいしょうとなるすべてのげんしさんにたいしてさきものやデリバティブがりようできるわけではない。
・最低保証の保険期間に対応するような長期のデリバティブ市場は薄く、最低保証の対象となるすべての原資産に対して先物やデリバティブが利用できるわけではない。
最低保証リスクのヘッジ(デリバティブ)
また、ヘッジにはごさがつきものであり、モデルエラーやトラッキングエラーはふかひであるが、とくにさいていほしょうのばあいは、かいやくりつモデルのえいきょうがおおきく、
また、ヘッジには誤差がつきものであり、モデルエラーやトラッキングエラーは不可避であるが、特に最低保証の場合は解約率モデルの影響が大きく、
最低保証リスクのヘッジ(デリバティブ)
じっせきとみとおしのずれによりおおきなオーバーヘッジ、アンダーヘッジがはっせいしうることにりゅういするひつようがある。
実績と見通しのズレにより大きなオーバーヘッジ、アンダーヘッジが発生しうることに留意する必要がある。
最低保証リスクのヘッジ(デリバティブ)
・そのほか、かんりにさいしインフラとうにコストがかかること、ヘッジコストはマーケットかんきょうとうによりへんどうすること、カウンターパーティーリスクのかんりとうにもりゅういするひつようがある。
その他、管理に際しインフラ等にコストがかかること、ヘッジコストはマーケット環境等により変動すること、カウンターパーティーリスクの管理等にも留意する必要がある。
最低保証リスクのヘッジ(再保険)
・さいほけんにより、かいけいとのバッティングなしにリスクヘッジするには、せきにんじゅんびきんのさくげんがかのうな(しゅうせい)きょうどうほけんしきさいほけんがてきしており、
・再保険により、会計とのバッティングなしにリスクヘッジするには、責任準備金の削減が可能な(修正)共同保険式再保険が適しており、
最低保証リスクのヘッジ(再保険)
さいほけんがいしゃのしんようリスクかんりやしゅうちゅうリスクをかいひするとうのたいさく、さいほけんりょうはマーケットかんきょうとうによりへんどうすることとうにりゅういするひつようがある。
再保険会社の信用リスク管理や集中リスクを回避する等の対策、再保険料はマーケット環境等により変動すること等に留意する必要がある。
変額年金保険の最低保証リスクにおける会計価値のヘッジ
・かいけいかちのヘッジとは、たいしゃくたいしょうひょうじょうのじゅんしさんのへんどうや、そんえきけいさんしょじょうのそんえきのへんどうをコントロールすることをもくていとするヘッジのことである。
・会計価値のヘッジとは、貸借対照表上の純資産の変動や、損益計算書上の損益の変動をコントロールすることを目的とするヘッジのことである。
変額年金保険の最低保証リスクにおける会計価値のヘッジ
・さいていほしょうのけいざいかちは、しょうらいのきゅうふとほしょうりょうしゅうにゅうのネットポジションであることからげんりてきにせいまたはふのちをとりうる。
・最低保証の経済価値は、将来の給付と保証料収入のネットポジションであることから原理的に正または負の値を取りうる。
変額年金保険の最低保証リスクにおける会計価値のヘッジ
いっぽうで、せきにんじゅんびきんはせいどじょうふのちをとらないことから、デリバティブでのふくせいはきわめてこんなんとなる。
一方で、責任準備金は制度上負の値を取らないことから、デリバティブでの複製は極めて困難となる。
変額年金保険の最低保証リスクにおける会計価値のヘッジ
・せきにんじゅんびきんとデリバティブのひょうかのパラメータはいっぱんにはいっちしないため、デリバティブによるせきにんじゅんびきんのふくせいはこんなんである。
・責任準備金とデリバティブの評価のパラメータは一般には一致しないため、デリバティブによる責任準備金の複製は困難である。
変額年金保険の最低保証リスクにおける会計価値のヘッジ
・ひょうじゅんせきにんじゅんびきんのわくぐみのなかでさいていほしょうのせきにんじゅんびきんのきそりつはロックインされ、きんりやボラティリティがこていされることから、さきものいがいのヘッジはつかいづらい。
・標準責任準備金の枠組みの中で最低保証の責任準備金の基礎率はロック・インされ、金利やボラティリティが固定されることから、先物以外のヘッジは使いづらい。
VaRとCTE
・VaRは、あるいっていのかくりつのはんいない(しんらいくかん)でどのていどのそんしつがはっせいするかのうせいがあるかをあらわすしひょうであり、
VaRは、ある一定の確率の範囲内(信頼区間)でどの程度の損失が発生する可能性があるかを表す指標であり、
VaRとCTE
たとえばVaR99%が100おくえんのそんしつとは、99%のかくりつでそんしつは100おくえんいかにおさえられるということである。
例えばVaR99%が100億円の損失とは99%の確率で損失は100億円以下に抑えられるということである。
VaRとCTE
・いっぽうで、CTEはしんらいくかんをこえるぶぶんのきたいそんしつであり、たとえばCTE95%が100おくえんのそんしつとは、そんしつがおおきいじょうい5%のきたいちをとると100おくえんのそんしつとなるということである。
一方で、CTEは信頼区間を超える部分の期待損失であり、例えばCTE95%が100億円の損失とは、損失が大きい上位5%の期待値を取ると100億円の損失となるということである。
VaRとCTE
・VaRはちょっかんてきなはあくがよういであつかいやすい。
・VaRは直観的な把握が容易で扱いやすい。
VaRとCTE
・VaRはしんらいくかんがいのリスクのきぼをはあくできないため、テイルのながいリスクのはあくにむかない。
・VaRは信頼区間外のリスクの規模を把握できないためテイルの長いリスクの把握に向かない。
VaRとCTE
・いっぽうで、CTEはテイルのながいリスクのはあくもかのうである。
・一方で、CTEはテイルの長いリスクの把握も可能である。
VaRとCTE
・VaRはとっせいをみたさないことから、ぶんさんこうかのはあくにせんざいてきじゃくてんがある。
・VaRは凸性を満たさないことから分散効果の把握に潜在的弱点がある。
VaRとCTE
・いっぽうで、CTEはとっせいをみたすコヒーレントリスクしゃくどである。
・一方で、CTEは凸性を満たすコヒーレントリスク尺度である。
VaRとCTE
・CTEはつうじいっかんせいがないため、たきかんのリスクしゃくどとしてしようするばあい、もんだいてんがしょうじる。
・CTEは通時一貫性がないため、多期間のリスク尺度として使用する場合、問題点が生じる。
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
・へんがくねんきんほけんのさいていほしょうにおける[けいざいかちのヘッジ]と[かいけいかちのヘッジ]は、ヘッジのたいしょうとなるさいていほしょうのかちについて、
・変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」は、ヘッジの対象となる最低保証の価値について、
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
けいざいかちでひょうかしたふさいをもちいるか、あるいはかいけいじょうのふさい(せきにんじゅんびきん)をもちいるか、というてんでことなっている。
経済価値で評価した負債を用いるか、あるいは会計上の負債(責任準備金)を用いるか、という点で異なっている。
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
・けいざいかちのヘッジは、デリバティブによるふさいのけいざいかちのふくせいとそれによるリスクのちゅうわをいとし、けいざいかちのへんどうのよくせいをもくてきとしている。
・経済価値のヘッジは、デリバティブによる負債の経済価値の複製とそれによるリスクの中和を意図しており、経済価値の変動の抑制を目的としている。
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
・ヘッジしゅほうとしては、げんしさんかかくにたいおうするかんのうどであるDelta、DeltaのかんのうどであるGamma、げんしさんボラティリティのかんのうどであるVega、きんりのかんのうどであるRho
・ヘッジ手法としては、原資産価格に対応する感応度であるDelta、Deltaの感応度であるGamma、原資産ボラティリティの感応度であるVega、金利の感応度であるRho
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
といったリスクパラメータにぶんかいし、Deltaにたいしてはおもにさきものを、GammaやVegaはおもにオプションを、Rhoはおもにきんりスワップをもちいるとう、リスクパラメータにおうじたヘッジしゅほうをもちいる。
といったリスクパラメータに分解し、Deltaに対しては主に先物を、GammaやVegaは主にオプションを、Rhoは主に金利スワップを用いる等、リスクパラメータに応じたヘッジ手法を用いる。
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
・また、ひかくてきたんきでロールがひつようなさきものとうをもちいたどうたいヘッジと、ちょうきのオプションのかいもちによるじょうたいヘッジ、あるいはそのこんごうがある。
・また、比較的短期でロールが必要な先物等を用いた動態ヘッジと長期のオプションの買い持ちによる静態ヘッジ、あるいはその混合がある。
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
・なお、けいざいかちのヘッジは、かいやくとうのモデルリスクによりかんぜんなヘッジはこんなんがともなうことや、ふさいがじかひょうかされないかいけいとはミスマッチがしょうじるとうのかだいがある。
・なお、経済価値のヘッジは、解約等のモデルリスク等により完全なヘッジは困難が伴うことや、負債が時価評価されない会計とはミスマッチが生じる等の課題がある。
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
・かいけいかちのヘッジは、かいけいてきかちのへんどうをおさせいすることをもくていとしているが、いっぱんてきに、せきにんじゅんびきんはせいどじょうふのちをとらないこと、
・会計価値のヘッジは、会計的価値の変動を抑制することを目的としているが、一般的に、責任準備金は制度上負の値を取らないこと、
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
せきにんじゅんびきんのきそりつはきんゆうしじょうのパラメータとこうぞう・すいじゅんがいっちしないこととうから、デリバティブによるふさいかちのふくせいはこんなんである。
責任準備金の基礎率は金融市場のパラメータと構造・水準が一致しないこと等から、デリバティブによる負債価値の複製は困難である。
変額年金保険の最低保証における「経済価値のヘッジ」と「会計価値のヘッジ」
・また、さいていほしょうのせきにんじゅんびきんのきそりつがロックインされ、きんりやボラティリティがこていされることから、さきものいがいのヘッジはつかいづらいこととなる。
・また、最低保証の責任準備金の基礎率がロックインされ、金利やボラティリティが固定されることから、先物以外のヘッジは使いづらいこととなる。
団体による危険選択
ア)しょうらいのけっかがよそくできるようけいやくのどうしつかをはかるとともに、けいやくのりょうとのちょうわをはかる。
ア)将来の結果が予測できるよう契約の同質化を図るとともに契約の量との調和を図る。
団体による危険選択
イ)だいたすうのだんたいがひょうじゅんりょうりつでけいやくできるようなきじゅんをもうける。
イ)大多数の団体が標準料率で契約できるような基準を設ける。
団体による危険選択
ウ)しゅじゅのくみわけのなかにできるだけおおくいっていすいじゅんいじょうのだんたいをふくませる。
ウ)種々の組分けの中にできるだけ多く一定水準以上の団体を含ませる。
団体による危険選択
ア)ほけんかにゅうもくてきのためのだんたいでないこと。
ア)保険加入目的のための団体でないこと。
団体による危険選択
イ)だんたいにかにゅう、だったいがあること。
イ)団体に加入、脱退があること。
団体による危険選択
ウ)ほけんきんがくがきゃっかんてきにきまること。
ウ)保険金額が客観的に決まること。
団体による危険選択
エ)だんたいのいっていいじょうのわりあいがかにゅうすること。
エ)団体の一定以上の割合が加入すること。
団体による危険選択
オ)かんりがかんたんであること。
オ)管理が簡単であること。
団体による危険選択
カ)きけんろんのけんちからのりゅういてん
カ)危険論の見地からの留意点
団体による危険選択
かにゅうしゃのさいていすうのせいげん、さいこうほけんきんがくのせいげん、さいていほけんきんがくにたいするさいこうほけんきんがくのばいすうのせいげん
加入者の最低数の制限、最高保険金額の制限、最低保険金額に対する最高保険金額の倍数の制限
団体による危険選択
キ)だんたいにしょくぎょうびょう、ぎょうむじょうのじことうによるとくべつなきけんがあるばあいは、ひょうじゅんよりたかいほけんりょうりつでひきうけるばあいがあること。
キ)団体に職業病、業務上の事故等による特別な危険がある場合は標準より高い保険料率で引き受ける場合があること。
団体の規模に応じた配当率の設定
・ちょうきてきかんてんからにんずうきぼのちいさいだんたい(しょうだんたい)では、しょうらいきけんさそんをだすひんどがひかくてきおおいため、そのつどほかのだんたいのきけんさえきからほてんをうけることがそうていされる。
・長期的観点から人数規模の小さい団体(小団体)では将来危険差損を出す頻度が比較的多いため、その都度他の団体の危険差益から補填を受けることが想定される。
団体の規模に応じた配当率の設定
・いっぽう、にんずうきぼがおおきいだんたい(だいだんたい)については、きけんさそんをだすひんどがすくなく、たいていはしょうだんたいのきけんさそんをほてんするほうにまわる。
・一方、人数規模が大きい団体(大団体)については危険差損を出す頻度が少なく、たいていは小団体の危険差損を補填する方にまわる。
団体の規模に応じた配当率の設定
・このとき、きけんさえきをけいじょうしただんたいにたいして、だんたいのきぼによらずにきけんさえきがくにたいしていちりつなわりあいでかんげんをすると、きぼのことなるだんたいかんのこうへいせいをかくものとなる。
・このとき、危険差益を計上した団体に対して、団体の規模によらずに危険差益額に対して一律な割合で還元をすると、規模の異なる団体間の公平性を欠くものとなる。
団体の規模に応じた配当率の設定
・したがって、きぼのことなるだんたいかんのこうへいせいをかくほするかんてんから、だんたいきぼにおうじ、だいだんたいにたいしてはたかいはいとうりつ、しょうだんたいにたいしてはひくいはいとうりつをせっていしている。
・したがって、規模の異なる団体間の公平性を確保する観点から、団体規模に応じ、大団体に対しては高い配当率、小団体に対しては低い配当率を設定している。
団体生命保険数理の経験料率の説明
けいけんりょうりつとは、しょねんどはひほけんだんたいとうのくぶんによるだんじょべつ、ねんれいべつにさだめられたりょうりつをきじゅんにしてだんたいのりょうりつをさだめ、
経験料率とは、初年度は被保険団体等の区分による男女別、年齢別に定められた料率を基準にして団体の料率を定め、
団体生命保険数理の経験料率の説明
じぎょうどいこうはそのだんたいのしぼうじっせきをかこのけいけんちとし、それにおうじてほけんりょうりつをぞうげんしてちょうせいするほうほうである。このけいけんちについては、いかの2つがベースとなる。
次年度以降はその団体の死亡実績を過去の経験値とし、それに応じて保険料率を増減して調整する方法である。この経験値については、以下の2つがべ一スとなる。
団体生命保険数理の経験料率の説明
(1)ほけんがいしゃのけいけんからわりだされたしはらいけいけんりつ
①保険会社の経験から割り出された支払経験率
団体生命保険数理の経験料率の説明
だんたいていきほけんのひほけんだんたいを、だんたいのひほけんしゃのきぼやだんたいのきけんていどとうによりクラスわけしたかくクラスのそうごうけいけんによるもの。プーリングぶぶんとしょうされる。
団体定期保険の被保険団体を団体の被保険者の規模や団体の危険程度等によりクラス分けした各クラスの総合経験によるもの。プーリング部分と称される。
団体生命保険数理の経験料率の説明
(2)だんたいこゆうのしはらいけいけんりつ
②団体固有の支払経験率
団体生命保険数理の経験料率の説明
そのだんたいのかこのけいけんによるもの。
その団体の過去の経験によるもの
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
(A)つうじょうのしょうきぼだんたい、ひょうじゅんかたいしゅうだん、きけんしょくしゅしゅうだんにてきようするりょうりつ・・・[ほけんりょうをぜんがくプーリングによりさだめる]
(A)通常の小規模団体、標準下体集団、危険職種集団に適用する料率→「保険料を全額プーリングにより定める」
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
(B)つうじょうのだいきぼだんたいにてきようするりょうりつ
(B)通常の大規模団体に適用する料率
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
(1)[しんらいせいりろんをりようし、ほけんりょうのいちぶをプーリング、のこりをそのだんたいじしんのけいけんによりさだめる]
①「信頼性理論を利用し、保険料の一部をプーリング、残りをその団体自身の経験により定める」
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
[しんらいせいりろんのがいよう]
「信頼性理論の概要」
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
ほけんりょうりつ:ZT+(1-Z)M
保険料率:Z×T+(1-Z)M
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
T:だんたいこゆうのしはらいけいけんりつ
T:団体固有の支払経験率
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
M:ほけんがいしゃのけいけんからわりだされたしはらいけいけんりつ
M:保険会社の経験から割り出された支払経験率
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
Z:しんらいど
Z:信頼度
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
だんたいのおおきさ、けいけんねんすうとうによりほけんがいしゃごとのどくじのさいりょうできめられる。つうじょうひほけんしゃすうがおおいほど1にちかいすうちとなる。
団体の大きさ、経験年数等により保険会社ごとの独自の裁量で決められる。通常被保険者数が多いほど1に近い数値となる。
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
しんらいどのさんしゅつはさまざまなほうほうがそんざいするが、とうけいのくかんすいていをつかう[ゆうげんへんどうしんらいせいりろん]や、ベイズとうけいてきなしゅほうをおうようした[ビュールマンモデル]などをしようする。
信頼度の算出は、様々な方法が存在するが、統計の区間推定を使う「有限変動信頼性理論」やベイズ統計的な手法を応用した「ビュールマンモデル」等を使用する。
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
(2)[ゆうりょうたいわりびきすうりのかんがえかたのおうよう]
②「優良体割引数理の考え方の応用」
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
だいきぼだんたいについては、ゆうはいとうだんたいせいめいほけんのゆうりょうたいわりびきのかんがえかたをおうようし、
大規模団体については、有配当団体生命保険の優良体割引の考え方を応用し、
団体生命保険数理の経験料率による保険料の設定方法
しぼうじっせきのゆうりょうなだんたいにおいてあんぜんりつをきょくりょくちいさくし、じごのはいとうせいさんをなくしほけんりょうをていれんかしたかたちのプライシングもかんがえられる。
死亡実績の優良な団体において安全率を極力小さくし、事後の配当清算を無くし保険料を低廉化した形のプライシシグも考えられる。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
・けいやくだんたいのこうせいのこんなんさ
・契約団体の構成の困難さ
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
プーリングだんたいのひほけんしゃすうはんいにめいかくなきじゅんがないため、ひほけんしゃすうはんいのせっていについていちぶゆうりょうだんたいでかくしゃはんだんによるあつかいにさがしょうじ、けっかてきにけいやくだんたいのこうせいがひずみやすい。
プーリング団体の被保険者数範囲に明確な基準がないため、被保険者数範囲の設定について一部優良団体で各社判断による扱いに差が生じ、結果的に契約団体の構成がひずみ易い。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
・ぎゃくせんたくぼうし
・逆選択防止
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
はいとうによるじごせいさんがないため、ゆうはいとうほけんよりぎゃくせんたくがはたらきやすいとかんがえられるため、
配当による事後精算がないため、有配当保険より逆選択が働きやすいと考えられるため、
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
ぜんいんかにゅうだんたいのみへのはんばいにするもしくは、にんいかにゅうだんたいにおいてはかにゅうりつようけん、ばいりつせいげんをさらにきびしくするとうのたいおうがひつようとなる。
全員加入団体のみへの販売にするもしくは、任意加入団体においては加入率要件、倍率制限をさらに厳しくする等の対応が必要となる。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
・ほけんりょうすいじゅん
・保険料水準
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
むはいとうほけんといえどもかならずあんぜんわりましをひつようとし、かつじょうよをへんかんしないので、げんりてきにしょうみかけきんはわりだかとなる。
無配当保険といえども必ず安全割増を必要とし、かつ剰余を返還しないので、原理的に正味掛金は割高となる。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
いっぽう、はいとうかんげんまえのえいぎょうほけんりょうすいじゅんとしては、とうぜんにゆうはいとうほけんよりもていれんでなくてはならない。
一方、配当還元前の営業保険料水準としては当然に有配当保険よりも低廉でなくてはならない。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
・じぎょうひのせってい
・事業費の設定
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
はいとうしはらいじむコストをむはいとうほけんによりけいげんし、そのじぎょうひコストをはんえいさせるばあい、
配当支払い事務コストを無配当保険により軽減し、その事業費コストを反映させる場合、
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
だんたいごとのけいけんりょうりつのてきようにともなうついかコストが、はいとうしはらいじむコストをうわまわることのないようにしなければならない。
団体ごとの経験料率の適用にともなう追加コストが配当支払い事務コストを上回ることのないようにしなければならない。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
・しさそんだんたいへのたいおう
・死差損団体への対応
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
りろんてきにはしぼうじっせきがわるいだんたいでは、ほけんりょうのみなおしにおいてこうりょうをもとめることになるが、
理論的には死亡実績が悪い団体では保険料の見直しにおいて高料を求めることになるが、
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
あらかじめとくべつほけんりょうりつのてきようきじゅんとうをさくせいし、ほけんりょうのみなおしルールについてじぜんにだんたいとはなしあい、よくなっとくされたごういをとっておくひつようがある。
予め特別保険料率の適用基準等を作成し、保険料の見直しルールについて事前に団体と話し合い、よく納得された合意をとっておく必要がある。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
はんばいじょうとうのもんだいから、ほけんりょうのこうりょうがむずかしいばあいには、ストップロスほうしきのさいほけんもゆうようとかんがえられる。
販売上等の問題から、保険料の高料が難しい場合には、ストップロス方式の再保険も有用と考えられる。
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
・きけんじゅんびきんつみたてコストのこうりょ
・危険準備金積立てコストの考慮
無配当団体生命保険の保険料設定上の留意点
はんばいとうしょにおいては、しんらいどZのせっていにおいてきけんじゅんびきんつみたてのコストをかんあんし、ほしゅてきにせっていするひつようがある。
販売当初においては、信頼度Zの設定において危険準備金積み立てのコストを勘案し保守的に設定する必要がある。
団体定期保険における平均保険料率
へいきんほけんりょうりつは、けいやくのていけつじにかくひほけんしゃごとにけいさんしたほけんりょうのごうけいがくをそうほけんきんがくでじょしてもとめる。
平均保険料率は、契約の締結時に各被保険者ごとに計算した保険料の合計額を総保険金額で除して求める。
団体定期保険における平均保険料率
このへいきんほけんりょうりつは、そのだんたいのよくねんのこうしんまでのほけんりょうりつとするもので、げんそくとしてはちゅうとではへんこうしないこととしている。
この平均保険料率は、その団体の翌年の更新までの保険料率とするもので、原則としては中途では変更しないこととしている。
団体定期保険における平均保険料率
これは、ちゅうとかにゅう、だったいとうによるひほけんしゃのいどうがあるたびにそうほけんりょうをけいさんするとじむてきなはんざつさをともなうからである。
これは、中途加入、脱退等による被保険者の異動がある度に総保険料を計算すると事務的な繁雑さを伴うからである。
団体定期保険における平均保険料率
へいきんほけんりょうほうしきは、じむコストのけいげんをかのうにし、ていれんなひようでほしょうをていきょうするのにこうかてきなほうほうである。
平均保険料方式は、事務コストの軽減を可能にし、低廉な費用で保障を提供するのに効果的な方法である。
団体定期保険における平均保険料率
しかし、にんいかにゅうのだんたいていきほけんにおいては、じゃくれいしゃがじぶんのねんれいによるほけんりょうりつよりもだんたいのへいきんほけんりょうりつがたかいことのふこうへいかんとうからかにゅうをひかえることもそうていされるため、
しかし、任意加入の団体定期保険においては、若齢者が自分の年齢による保険料率よりも団体の平均保険料率が高いことの不公平感等から加入を控えることも想定されるため、
団体定期保険における平均保険料率
かくひほけんしゃかんのねんれいにおうじたほけんりょうのふたんのこうへいせいをこうりょし、かくさいべつほけんりょう、5さいきざみのねんれいぐんだんべつりょうりつや、かくしゅのくみあわせもみとめられている。
各被保険者間の年齢に応じた保険料の負担の公平性を考慮し、各歳別保険料、5歳刻みの年齢群団別料率や、各種の組み合わせも認められている。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・ふくすうのきゅうふないようをもたせることで、ほけんりょうのすいじゅんをひきあげ、そのほけんしょうひんにかかるじぎょうひをまかなえるようなふかほけんりょうをせっていすることができる。
・複数の給付内容をもたせることで、保険料の水準を引き上げ、その保険商品にかかる事業費を賄えるような付加保険料を設定することができる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・とくにはっせいりつがちいさすぎるなど、じゅうぶんなほけんりょうすいじゅんをかくほできず、そのきゅうふないようだけのほけんしょうひんはていきょうできないばあいでも、
・特に発生率が小さすぎるなど、十分な保険料水準を確保できず、その給付内容だけの保険商品は提供できない場合でも
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
ほかのきゅうふないようとくみあわせてひとつのしょうひんにすることで、そのきゅうふないようをこきゃくにていきょうすることができる。
他の給付内容と組み合わせて1つの商品にすることで、その給付内容を顧客に提供することができる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・かくきゅうふをべつべつのほけんしょうひんとしてていきょうするばあいにくらべ、ほけんしょうひんいっけんあたりにかかるじぎょうひのちがいから、ふかほけんりょうのそうがくをおさえ、ていれんなほけんりょうでこきゃくにほしょうをていきょうできる。
・各給付を別々の保険商品として提供する場合に比べ、保険商品一件あたりにかかる事業費の違いから、付加保険料の総額を抑え、低廉な保険料で顧客に保障を提供できる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・ふくすうのきゅうふないようをもたせることで、たとえばあるきゅうふのしはらいりつがそうていよりもたかかったばあいでも、ほかのきゅうふのしゅうしとごうけいした、ぜんたいのしゅうしのへんどうをおさせいすることができる。
・複数の給付内容をもたせることで、例えばある給付の支払率が想定よりも高かった場合でも、他の給付の収支と合計した、全体の収支の変動を抑制することができる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・かいしゃぜんたいでのほけんひきうけリスクのポートフォリオかんりにおいても、ほかのきゅうふとくみあわせてひとつのほけんしょうひんとすることで、とくていのきゅうふにゆらいするリスクにかたよることをおさせいすることができる。
・会社全体での保険引受リスクのポートフォリオ管理においても、他の給付と組み合わせて1つの保険商品とすることで、特定の給付に由来するリスクに偏ることを抑制することができる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・はっせいりつがちいさすぎるなどにより、しゅうしのぶんさんがきょようはんいをこえそうなきゅうふないようについても、あんていしているきゅうふないようとくみあわせてひとつのほけんしょうひんにすることで、
・発生率が小さすぎるなどにより、収支の分散が許容範囲を超えそうな給付内容についても、安定している給付内容と組み合わせて1つの保険商品にすることで、
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
そのきゅうふないようをこきゃくにていきょうすることができる。
その給付内容を顧客に提供することができる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・はんたいきゅうふをくみこむことで、けいやくしゃのモラルリスクのあるこうどうをおさせいすることがきたいできる。
・反対給付を組み込むことで、契約者のモラルリスクのある行動を抑制することが期待できる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・ふくすうのきゅうふをもたせ、そのぶんほけんりょうのすいじゅんをあげることで、とくていのきゅうふにたいするぎゃくせんたくのしゅうちゅうをおさせいするこうかをきたいできる。
・複数の給付を持たせ、その分保険料の水準を上げることで、特定の給付に対する逆選択の集中を抑制する効果を期待できる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
・ふくすうのしょうひんをふくすうのほけんしょうひんでていきょうするばあいとくらべ、けいやくのていけつやかんりのかんてんのはんざつさをけいげんすることができる。
・複数の商品を複数の保険商品で提供する場合と比べ、契約の締結や管理の観点の煩雑さを軽減することができる。
1つの保険商品に複数の給付内容をもたせることの利点
また、こきゃくにとってひとつのほけんしょうひんからふくすうのきゅうふがえられるというてんでわかりやすい。
また、顧客にとって1つの保険商品から複数の給付が得られるという点で分かりやすい。