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事業費の配賦における配賦単位
・てきせつにしょうひんまいしゅうえきけんしょうをおこなうためには、かいしゃのじぎょうひをぶんせきし、しょうひん1けんごとがふたんすべきじぎょうひをもとめるひつようがある。
・適切に商品毎収益検証を行うためには、会社の事業費を分析し、商品1件ごとが負担すべき事業費を求める必要がある。
事業費の配賦における配賦単位
ただし、じぎょうひはほけんりょうのしゅうにゅうやほけんきんのしはらいとはことなり、かならずしもしょうひん1けんごとにちょっかできるけいひばかりではない。
ただし、事業費は保険料の収入や保険金の支払とは異なり、必ずしも商品1件ごとに直課できる経費ばかりではない。
事業費の配賦における配賦単位
しょうひん1けんごとがふたんすべきじぎょうひをもとめるためには、しょうひんまいのじぎょうひとくせいをこうりょし、じっさいのじぎょうひをてきせつなはいふたんいにぶんるいしはいふするひつようがある。
商品1件ごとが負担すべき事業費を求めるためには、商品毎の事業費特性を考慮し、実際の事業費を適切な配賦単位に分類し配賦する必要がある。
事業費の配賦における配賦単位
・はいふたんいのれいとしては、[けんすうひれいのひよう]・[ほけんきんがくひれいのひよう]・[ほけんりょうひれいのひよう]・[せきにんじゅんびきんひれいのひよう]などがある。
・配賦単位の例としては、「件数比例の費用」・「保険金額比例の費用」・「保険料比例の費用」・「責任準備金比例の費用」などがある。
事業費の配賦における配賦単位
・このうち[けんすうひれいのひよう]などは、えいぎょうほけんりょうにめいしてきにかみしにくいものであり、このばあいはほけんりょうとじぎょうひがてきせつにたいおうしない。
・このうち「件数比例の費用」などは営業保険料に明示的に加味しにくいものであり、この場合は保険料と事業費が適切に対応しない。
事業費の配賦における配賦単位
たとえば、せいべつ・ねんれいごとにしょうさいにしゅうえきけんしょうをおこなうばあいや、ほけんりょうがそうたいてきにしょうがくなしょうひんのしゅうえきけんしょうをおこなうばあいなどにおいて、
例えば、性別・年齢ごとに詳細に収益検証を行う場合や、保険料が相対的に小額な商品の収益検証を行う場合などにおいて、
事業費の配賦における配賦単位
ひさそんえきがかしょう(かだい)にさんしゅつされあんていしないものとなることにるいがひつようである。
費差損益が過小(過大)に算出され安定しないものとなることに留意が必要である。
事業費の配賦における配賦単位
・じぎょうひはしょうらいのインフレーションのえいきょうをうけるため、きんりシナリオとじぎょうひシナリオにはそうかんがあるとかんがえられる。
・事業費は将来のインフレーションの影響を受けるため、金利シナリオと事業費シナリオには相関があると考えられる。
事業費の配賦における配賦単位
・ほけんじこはっせいりつ(かいやくりつ)がぞうかすると、それにともなうしはらいコストがぞうかするため、ほけんじこはっせいりつ(かいやくりつ)シナリオとじぎょうひシナリオにはそうかんがあるとかんがえられる。
・保険事故発生率(解約率)が増加するとそれに伴う支払コストが増加するため、保険事故発生率(解約率)シナリオと事業費シナリオには相関があると考えられる。
事業費の配賦における配賦単位
・てすうりょうのしはらいほうほうについてけいぞくきゅうてきようそをおおきくすると、かいやくりつがげんしょうするなど、かいやくりつシナリオとてすうりょうとのそうかんがかんがえられる。
・手数料の支払方法について継続給的要素を大きくすると解約率が減少するなど、解約率シナリオと手数料との相関が考えられる。
事業費の配賦における配賦単位
・また、いかのようなけいえいせいさくをとりいれるばあいにしょうじるそうかんについてこうりょすることもかんがえられる。
・また、以下のような経営政策を取り入れる場合に生じる相関について考慮することも考えられる。
事業費の配賦における配賦単位
>きけんせんたくやしはらいさていをかんわ(きょうか)したばあい、それらにともなうじぎょうひはげんしょう(ぞうか)するいっぽう、ほけんじこはっせいりつはぞうか(げんしょう)する。
>危険選択や支払査定を緩和(強化)した場合、それらに伴う事業費は減少(増加)する一方、保険事故発生率は増加(減少)する。
事業費の配賦における配賦単位
>ほぜんかつどうをきょうかすることでかいやくりつをおさえこむばあい、それにともなうじぎょうひはぞうかする。
>保全活動を強化することで解約率を抑制する場合、それに伴う事業費は増加する。
解約率の特性
(1)かいやくは、けいやくしゃからのいっぽうてきつうちでたるので、じごてきけいえいかんりがこんなんである。
①解約は、契約者からの一方的通知で足るので、事後的経営管理が困難である。
解約率の特性
・ほけんけいやくはほけんけいやくしゃとほけんしゃとのそうむけいやくでありながら、ほけんしゃのがわにかいやくけんはなく、けいやくしゃがわからのいっぽうてきつうちによってけいやくのかいやくがおこなわれるため、
・保険契約は保険契約者と保険者との双務契約でありながら、保険者の側に解約権はなく、契約者側からの一方的通知によって契約の解約が行われるため、
解約率の特性
どのようなせいさくほうしんをじごてきにうちたてようともかいやくのぼうしにはげんどがあり、じごてきにコントロールかのうなぶぶんがすくない。
どの様な政策方針を事後的に打ち立てようとも解約の防止には限度があり、事後的にコントロール可能な部分が少ない。
解約率の特性
・とうしせいさくのへんこうとうによりあるていどのじごてきコントロールがかのうなきんりにかんするシナリオ、もしくはけいやくしゃのいしでコントロールすることがいっぱんにふかのうであり、
・投資政策の変更等によりある程度の事後的コントロールが可能な金利に関するシナリオ、もしくは契約者の意思でコントロールすることが一般に不可能であり、
解約率の特性
そのはっせいがひかくてきあんていしているしぼうりつとのとくせいのそういがそんざいする。
その発生が比較的安定している死亡率との特性の相違が存在する。
解約率の特性
(2)かいやくは、ほかのシナリオにれんどうしているとかんがえられる。
②解約は、他のシナリオに連動していると考えられる。
解約率の特性
・とくにちょちくせいのたかいしょうひんのかいやくは、ほかのきんゆうしょうひんとのみりょくのさによりゆういんされる。たとえば、しじょうきんりがじょうしょうし、よていりりつがこれについずいできなければ、かいやくのぞうかがよそくされる。
・特に貯蓄性の高い商品の解約は、他の金融商品との魅力の差により誘引される。例えば、市場金利が上昇し、予定利率がこれに追随できなければ、解約の増加が予測される。
解約率の特性
・ただし、ていきんりかにおいても、けいざいじょうきょうのあっか、きんゆうきかんへのふまん・ふあんとうによるかいやくぞうかもかんがえられることから、
・ただし、低金利下においても、経済状況の悪化、金融機関への不満・不安等による解約増加も考えられることから、
解約率の特性
かいやくりつはきんりシナリオにれんどうしているとかんがえられるものの、そのモデルかおよびシナリオのせっていはひじょうにこんなんである。
解約率は金利シナリオに連動していると考えられるものの、そのモデル化およびシナリオの設定は非常に困難である。
解約率の特性
・また、けんこうじょうたいにじしんのあるものはあんいにかいやくするけいこうにあるとかんがえられ、ざんぞんするひほけんしゃしゅうだんのへいきんてきしぼうりつはあっかするため、かいやくはしぼうりつのシナリオにえいきょうすることもある。
・また、健康状態に自信のある者は安易に解約する傾向にあると考えられ、残存する被保険者集団の平均的死亡率は悪化するため、解約は死亡率のシナリオに影響することもある。
解約率の特性
(3)かいやくりつのへんどうはばは、しぼうりつおよびきんりのへんどうはばよりおおきく、とうしうんようしゅうえきにおおきくえいきょうするとよそくされる。
③解約率の変動幅は、死亡率および金利の変動幅より大きく、投資運用収益に大きく影響すると予想される。
解約率の特性
・かいやくりつはつうじょうすうパーセントのオーダーでへんどうするため、つうじょうせんぶんの1のオーダーであるしぼうりつおよびきんりのへんどうはばよりもおおきく、
・解約率は通常数パーセントのオーダーで変動するため、通常千分の1のオーダーである死亡率および金利の変動幅よりも大きく、
解約率の特性
かいやくりつのへんどうによりしょうじるキャッシュフローがかいしゃのとうしうんようしゅうえきにあたえるえいきょうはおおきいとかんがえられる。
解約率の変動により生じるキャッシュフローが会社の投資運用収益に与える影響は大きいと考えられる。
解約率の特性
(4)しょうひんのとくせいがかいやくをゆういんする。しょうひんのとくせいによりかいやくがゆういんされるれいとして、いかのれいがあげられる。
④商品の特性が解約を誘引する。商品の特性により解約が誘引される例として、以下の例が挙げられる。
解約率の特性
・たんじゅんにきはらいこみほけんりょうとかいやくへんれいきんをひかくし、こうしゃがぜんしゃをうわまわったときにかいやくがゆういんされるかのうせいがある。
・単純に既払込保険料と解約返戻金を比較し、後者が前者を上回ったときに解約が誘引される可能性がある。
解約率の特性
・あるじてんでかいやくへんれいきんがしぼうほけんきんをうわまわるばあい、しぼうじこがはっせいするとしぼうほけんきんではなくかいやくへんれいきんがせいきゅうされ、かいやくりつがぞうかするかのうせいがある。
・ある時点で解約返戻金が死亡保険金を上回る場合、死亡事故が発生すると死亡保険金ではなく解約返戻金が請求され、解約率が増加する可能性がある。
解約率の特性
・しぼうきゅうふやせいぞんきゅうふにさいていほしょうがあるへんがくしょうひんにおいて、とくべつかんじょうのインデックスがげらくしたばあい、さいていほしょうをきたいしてかいやくりつがげんしょうすることがかんがえられる。
・死亡給付や生存給付に最低保証がある変額商品において、特別勘定のインデックスが下落した場合、最低保証を期待して解約率が減少することが考えられる。
解約率の特性
(5)かいやくりつのいってんほうこうへのへんどうが、しゅうえきせい・けんぜんせいをいってんほうこうへへんどうさせるとはかぎらない。
⑤解約率の一定方向への変動が、収益性・健全性を一定方向へ変動させるとは限らない。
解約率の特性
・たとえば、ほけんりょうのけいさんきそりつによていかいやくりつをいれたばあいや、ほけんりょうけいさんきそのよていりりつをせきにんじゅんびきんけいさんきそのよていりりつよりもたかめにせっていしたばあいなどにおいて、
・例えば、保険料の計算基礎率に予定解約率を入れた場合や、保険料計算基礎の予定利率を責任準備金計算基礎の予定利率よりも高めに設定した場合などにおいて、
解約率の特性
かいやくりつのぞうだいはしゅうえきせい・けんぜんせいをかいぜんするほうこうにはたらくかのうせいがあるなど、せいめいほけんしょうひんのとくせい・せっけいによっては、
解約率の増大は収益性・健全性を改善する方向に働く可能性があるなど、生命保険商品の特性・設計によっては、
解約率の特性
かいやくりつのぞうだいがかならずしもしゅうえきせい・けんぜんせいのあっかにつながらないこともある。
解約率の増大が必ずしも収益性・健全性の悪化につながらないこともある。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
・しじょうじっせいにおうじたリスク・フリー・レートをわりびきりつにしようしてひょうかすることから、ひょうかじてんのきんりかんきょうをふまえたよていりりつのだとうせいやしゅうえきせいのけんしょうがかのうとなる。
・市場実勢に応じたリスク・フリー・レートを割引率に使用して評価することから、評価時点の金利環境を踏まえた予定利率の妥当性や収益性の検証が可能となる。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
また、ニューマネーをふさいとくせいにおうじてとうしをおこなうALMせんりゃくともせいごうてきであり、ALMをいしきしたけんしょうがかのうである。
また、ニューマネーを負債特性に応じて投資を行うALM戦略とも整合的であり、ALMを意識した検証が可能である。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
・TVOGをひょうかすることによって、ほけんけいやくにないざいするオプションせいをふまえたしゅうえきせいをひょうかすることがかのうとなる。
・TVOGを評価することによって、保険契約に内在するオプション性を踏まえた収益性を評価することが可能となる。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
・リスク・マージンをひょうかすることで、リスクをこうりょしたリターン(リスクちょうせいごリターン)をひょうかすることがかのうとなる。
・リスク・マージンを評価することで、リスクを考慮したリターン(リスク調整後リターン)を評価することが可能となる。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
・しじょうせいごうてきなひょうかしゅほうをかいしゃぜんたいのしゅうえきせいやけんぜんせいをはかるしひょうとしてしようしているばあいには、かいしゃぜんたいのひょうかとせいごうてきにしゅうえきせいをけんしょうすることがかのうとなる。
・市場整合的な評価手法を会社全体の収益性や健全性を図る指標として使用している場合には、会社全体の評価と整合的に収益性を検証することが可能となる。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
・ほけんがいしゃむけのそうごうてきなかんとくししんにおいても、とうごうてきリスクかんりたいせいがかんとくじょうのひょうかこうもくとしてあげられている。
・保険会社向けの総合的な監督指針においても統合的リスク管理態勢が監督上の評価項目としてあげられている。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
しじょうせいごうてきなひょうかしゅほうやリスクをこうりょしたリターンのかつようもれいじされており、ERMのわくぐみこうちく・せいびにむけてのプロセスともせいごうてきである。
市場整合的な評価手法やリスクを考慮したリターンの活用も例示されており、ERMの枠組み構築・整備に向けてのプロセスとも整合的である。
収益性の検証における市場整合的な評価手法
・こくさいかいけいきじゅんやけいざいかちベースでのソルベンシーひょうかにおいても、しじょうせいごうてきにしさんとふさいをひょうかされることから、これらのかいけい・かんとくきせいのどうこうとせいごうてきである。
・国際会計基準や経済価値ベースでのソルベンシー評価においても、市場整合的に資産と負債を評価されることから、これらの会計・監督規制の動向と整合的である。
事業費のシナリオの設定区分
せいめいほけんしょうひんのじぎょうひにかかるキャッシュフローは、いっぱんてきに、けいやくとうしょのしんけいやくかくとくにかかるひようふたんがおおきく、いっぽう、しゅうにゅうたるふかほけんりょうはほけんきかんをつうじてへいじゅんてきである。
生命保険商品の事業費にかかるキャッシュフローは、一般的に、契約当初の新契約獲得にかかる費用負担が大きく、一方、収入たる付加保険料は保険期間を通じて平準的である。
事業費のシナリオの設定区分
したがって、しょうひんまいしゅうえきけんしょうでは、けいやくとうしょのひようふたんをしょうらいのふかほけんりょうしゅうにゅうでまかなえるかどうか、いじにかかるししゅつ・しゅうにゅうのバランスはどうかなどをけんしょうするひつようがある。
したがって、商品毎収益検証では、契約当初の費用負担を将来の付加保険料収入で賄えるかどうか、維持にかかる支出・収入のバランスはどうかなどを検証する必要がある。
事業費のシナリオの設定区分
このため、じぎょうひはそうがくだけでなく、しんけいやくにかかるけいひ(しんけいやくひ)と、いじにかかるけいひ(いじひ)にくぶんするひつようがある。
このため、事業費は総額だけでなく、新契約にかかる経費(新契約費)と維持にかかる経費(維持費)に区分する必要がある。
会社の経験値が使用できない場合の事業費設定
しょうひんごとしゅうえきけんしょうにもちいるじぎょうひは、かいしゃのけいけんちをぶんせきし、せっていすることがかんがえられるが、
商品毎収益検証に用いる事業費は、会社の経験値を分析し、設定することが考えられるが、
会社の経験値が使用できない場合の事業費設定
しんせつまもないかいしゃのはんばいするしょうひんや、しんきのはんばいチャネルではんばいされるしょうひんにたいしては、けいけんちをしようすることができない。
新設間もない会社の販売する商品や新規の販売チャネルで販売される商品に対しては、経験値を使用することができない。
会社の経験値が使用できない場合の事業費設定
このようなばあいには、[せいめいほけんぎょうかいのけいけんちまたはどうきぼのたしゃのけいけんち]、[かいしゃぜんたいのじぎょうけいかくまたはしんきチャネルのじぎょうけいかく]、[おのおののけいひのつみあげなどのじょうほう]がりようできる。
このような場合には、「生命保険業界の経験値または同規模の他社の経験値」、「会社全体の事業計画または新規チャネルの事業計画」、「各々の経費の積み上げなどの情報」が利用できる。
事業費設定における将来の「規模の経済」
おもにしょうひん1けんあたりのいじひにたいして、かいしゃきぼのかくだいにともない、1けんあたりのじぎょうひはげんしょうするという[きぼのけいざい]のげんりがはたらく。
主に商品1件あたりの維持費に対して、会社規模の拡大に伴い1件あたりの事業費は減少するという「規模の経済」の原理が働く。
事業費設定における将来の「規模の経済」
しんせつまもないかいしゃで、しょうらい、かいしゃきぼのかくだいがみこまれるばあいは、げんじてんの1けんあたりじぎょうひはそうたいてきにおおきくなっており、[きぼのけいざい]をしょうらいのじぎょうひにこうりょすることがかんがえられる。
新設間もない会社で、将来、会社規模の拡大が見込まれる場合は、現時点の1件あたり事業費は相対的に大きくなっており、「規模の経済」を将来の事業費に考慮することが考えられる。
事業費設定における将来の「規模の経済」
ただし、きぼのけいざいはしょうらいのほゆうけんすう、しんけいやくけんすうにいぞんするため、おおきくよそくをまちがえることもありうるのでちゅういがひつようである。
ただし、規模の経済は将来の保有件数、新契約件数に依存するため、大きく予測を間違えることもあり得るので注意が必要である。
事業費設定における将来の「規模の経済」
なお、[きぼのけいざい]ににたがいねんとして、しょくいんのしょりのうりょくのこうじょうとうによりもたらされる[せいさんせいのこうじょう]があるが、
なお、「規模の経済」に似た概念として、職員の処理能力の向上等によりもたらされる「生産性の向上」があるが、
事業費設定における将来の「規模の経済」
これはしんせつかいしゃやしんきチャネルのばあいであっても、あらたなぎじゅつかくしんでもないかぎりはたんきのうちにげんかいにたっし、しょうらい、おおきくへんどうしないとおもわれる。
これは、新設会社や新規チャネルの場合であっても、新たな技術革新でもない限りは短期のうちに限界に達し、将来、大きく変動しないと思われる。
事業費設定における将来の「規模の経済」
[きぼのけいざい]のこうりょにあたっては、[せいさんせいのこうじょう]とこんどうしないぶんせきがひつようである。
「規模の経済」の考慮にあたっては、「生産性の向上」と混同しない分析が必要である。
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
(1)1ひほけんしゃあたりのほけんきんがくのじょうげん
①1被保険者あたりの保険金額の上限
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
こきゃくにとってひつようなきんがくをこえるほしょうをていきょうすることによっておこりうるモラルリスクこうどうをぼうしするやくわりをはたす。
顧客にとって必要な金額を超える保障を提供することによって起こりうるモラルリスク行動を防止する役割を果たす。
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
なお、わがくにでは、せいめいほけんさんぎょうとして、1ひほけんしゃあたりのほしょうきぼをつうさんし、どうじたすうかにゅうといったじれいもふくめて、けんちできるたいせいが、いっていていどせいびされている。
なお、我が国では、生命保険産業として、1被保険者あたりの保障規模を通算し、同時多数加入といった事例も含めて、検知できる体制が、一定程度整備されている。
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
(2)とくていのしょうひんぜんたいとしてのほけんきんがくやほけんりょうのじょうげん
②特定の商品全体としての保険金額や保険料の上限
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
これはかいしゃぜんたいのひきうけリスクのポートフォリオかんりのいっかんとなる。とくていのほけんきゅうふのリスクをひきうけるきぼについて、かいしゃぜんたいのなかでコントロールするものである。
これは会社全体の引受リスクのポートフォリオ管理の一環となる。特定の保険給付のリスクを引き受ける規模について会社全体の中でコントロールするものである。
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
たとえば、とくていのちょちくせいしょうひんのはんばい・ほゆうりょうのじょうげんをさだめることによって、しさんうんようリスクをかどにとらないようにするといったじれいがある。
例えば、特定の貯蓄性商品の販売・保有量の上限を定めることによって、資産運用リスクを過度に取らないようにするといった事例がある。
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
(3)けいやくあたりほけんきんがくやほけんりょうのかげん
③契約あたり保険金額や保険料の下限
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
これは、しょうひんうんえいじぎょうとしてのさいさんせいのしてんからせっていされる。しんけいやくのぼしゅうやけいやくかんりをおこなっていくにあたっては、1けんあたりこていてきにかかるひようがそんざいする。
これは、商品運営事業としての採算性の視点から設定される。新契約の募集や契約管理を行っていくにあたっては、1件あたり固定的にかかる費用が存在する。
保険引受の範囲にかかる主な論点とその内容
これをかみすると、1けんあたりのさいていきぼをせっていすることがひつようとなる。ただしこのかだいについては、ほけんりょうさんていにおいて、1けんあたりよていじぎょうひ(ポリシー・フィー)をもちいることによるたいおうもある。
これを加味すると、1件あたりの最低規模を設定することが必要となる。ただしこの課題については、保険料算定において、1件あたり予定事業費を用いることによる対応もある。
転換制度
・けいやくしゃのニーズのへんか、ほしょうすべきじしょうやきんがくのへんかにおうじて、きけいやくのけいぞくよりも、あらたにほけんしょうひんにみなおすことをていあんすべきばあいがある。これにこたえるしくみとしててんかんせいどがある。
・契約者のニーズの変化、保障すべき事象や金額の変化に応じて、既契約の継続よりも、新たに保険商品に見直すことを提案すべき場合がある。これに応える仕組みとして転換制度がある。
転換制度
・ほけんがいしゃのメリットとしては、てんかんぶぶんにたいするしんけいやくコストやほけんりょうのしゅうのうコストがけいげんされるてんや、かいやくのてつづきにかかるじむふたんやほけんきんしはらいコストなどがけいげんされるてんがあげられる。
・保険会社のメリットとしては、転換部分に対する新契約コストや保険料の収納コストが軽減される点や、解約の手続きにかかる事務負担や保険金支払いコストなどが軽減される点が挙げられる。
転換制度
・ほけんけいやくしゃのメリットとしては、よていしんけいやくひとよていしゅうきんひをゆうぐうされたりょうりつでかにゅうできるてんや、きとくけんがほしょうされるてんや、
・保険契約者のメリットとしては、予定新契約費と予定集金費を優遇された料率で加入できる点や、既得権が保障される点や、
転換制度
かいやくであればかつようできないむかいやくへんれいきんのせきにんじゅんびきんをかつようできるてんがあげられる。
解約であれば活用できない無解約返戻金の責任準備金を活用できる点が挙げられる。
転換制度の活用例
・れきしてきには、まんがいちのときのそなえとして、しぼうやこうどしょうがいにそなえるしぼうほしょうのほけんしょうひんとして、しゅうしんほけんなどのしゅけいやくにていきほけんとくやくがふかされたけいやくがおおくはんばいされてきたが、
・歴史的には、万が一の時の備えとして、死亡や高度障害に備える死亡保障の保険商品として、終身保険などの主契約に定期保険特約が付加された契約が多く販売されてきたが、
転換制度の活用例
しぼうほしょうのニーズはていかしてきており、とくていのしっぺいやしんたいしょうがいじょうたいにそなえるせいぜんきゅうふほしょうのニーズがたかまっているため、しぼうほしょうからせいぜんきゅうふほしょうへのてんかんがかんがえられる。
死亡保障のニーズは低下してきており、特定の疾病や身体障害状態に備える生前給付保障のニーズが高まっているため、死亡保障から生前給付保障への転換が考えられる。
転換制度の活用例
・れきしてきには、にゅういんやしゅじゅつにそなえるいりょうほしょうのほけんは、しゅうしんほけんなどのしゅけいやくにふかされるとくやくとしてはんばいされており、ふたんぽきかんがせっていされていることがいっぱんてきであるが、
・歴史的には、入院や手術に備える医療保障の保険は、終身保険などの主契約に付加される特約として販売されており、不担保期間が設定されていることが一般的であるが、
転換制度の活用例
しゅけいやくのいりょうほけんとして、しゅうしんにわたっていりょうほけんをかくほしたいニーズや、にゅういんのたんきかにたいしてもじゅうぶんなにゅういんほしょうがていきょうされるほけんしょうひんのニーズがたかまっているため、
主契約の医療保険として、終身にわたって医療保険を確保したいニーズや、入院の短期化に対しても十分な入院保障が提供される保険商品のニーズが高まっているため、
転換制度の活用例
さいしんのしゅけいやくのしゅうしんいりょうほけんへてんかんし、ふたんぽきかんがなく、にゅういんじにまとまったいちじきんがえられるにゅういんほしょうをかくほすることがかんがえられる。
最新の主契約の終身医療保険へ転換し、不担保期間がなく、入院時にまとまった一時金が得られる入院保障を確保することが考えられる。
保険料払込期間と累計保険料
・よていりりつのかんてん:ほけんきかんをつうじてせきにんじゅんびきんがおおきいほど、よていりりつによってえられるうんようしゅうえきがおおきくなり、るいけいほけんりょうのわりびきこうかもおおきくなる。
・予定利率の観点:保険期間を通じて責任準備金が大きいほど、予定利率によって得られる運用収益が大きくなり、累計保険料の割引効果も大きくなる。
保険料払込期間と累計保険料
そのため、はらいこみきかんがみじかいほど、よりそうきにせきにんじゅんびきんがおおきくなり、るいけいほけんりょうがひくくなる。
そのため、払込期間が短いほど、より早期に責任準備金が大きくなり、累計保険料が低くなる。
保険料払込期間と累計保険料
・よていじぎょうひりつのかんてん:じぎょうひのししゅつじったいをふまえて、はらいこみきかんまんりょうごは、はらいこみきかんのよていじぎょうひりつよりひくくせっていすることがいっぱんてきである。
・予定事業費率の観点:事業費の支出実態を踏まえて、払込期間満了後は払込期間の予定事業費率より低く設定することが一般的である。
保険料払込期間と累計保険料
そのため、はらいこみきかんがみじかいほど、けいやくのいじにかかるるいけいのよていじぎょうひがちいさくなり、るいけいほけんりょうがひくくなる。
そのため、払込期間が短いほど、契約の維持にかかる累計の予定事業費が小さくなり、累計保険料が低くなる。
保険料払込期間と累計保険料
・よていしぼうりつのかんてん:しぼうじのほけんきんがくがはらいこみきかんにいぞんしないかぎりにおいては、しぼうしゃがしぼうじまでにふたんするるいけいほけんりょうがおおきいほど、
・予定死亡率の観点:死亡時の保険金額が払込期間に依存しない限りにおいては、死亡者が死亡時までに負担する累計保険料が大きいほど、
保険料払込期間と累計保険料
きけんほけんきんがくがちいさくなり、しぼうにかかるるいけいほけんりょうがひくくなる。そのため、はらいこみきかんがみじかいほど、ほけんきかんをつうじてのきけんほけんきんがくがちいさくなり、るいけいほけんりょうがひくくなる。
危険保険金額が小さくなり死亡にかかる累計保険料が低くなる。そのため、払込期間が短いほど、保険期間を通じての危険保険金額が小さくなり、累計保険料が低くなる。
保険料払込期間と累計保険料
(しぼうじにきはらいほけんりょうをへんかんするようなばあいは、たんきばらいであってもるいけいほけんりょうがひくくならないとかんがえられる。)
(死亡時に既払保険料を変換するような場合は、短期払いであっても累計保険料が低くならないと考えられる。)
保険料払込満了後の解約返戻金
・いっぱんてきに、けいやくしゃがほけんけいやくをかいやくするりゆうとして、ほけんりょうをはらいつづけられない、ほしょうのひつようせいがへる、ほかのほけんとうにきりかえたい、かいやくへんれいきんがほしい、などがかんがえられる。
・一般的に、契約者が保険契約を解約する理由として、保険料を払い続けられない、保障の必要性が減る、他の保険等に切り替えたい、解約返戻金がほしい、などが考えられる。
保険料払込満了後の解約返戻金
・ほけんりょうはらいこみまんりょうごにかいやくへんれいきんをせっていしなければ、じょうきのいずれのりゆうにてらしてもけいやくしゃがほけんけいやくをかいやくするりゆうがないため、よていかいやくりつはゼロとせっていすることになるとかんがえられ、
・保険料払込満了後に解約返戻金を設定しなければ、上記のいずれの理由に照らしても契約者が保険契約を解約する理由がないため、予定解約率はゼロと設定することになると考えられ、
保険料払込満了後の解約返戻金
そのばあい、むかいやくへんれいきんがたであることによるかいやくによるほけんりょうのていげんこうかは、ほけんりょうはらいこみまんりょうごはえられないことになる。
その場合、無解約返戻金型であることによる解約による保険料の低減効果は、保険料払込満了後は得られないことになる。
保険料払込満了後の解約返戻金
・そのため、なんらかのかいやくへんれいきんをせっていすることで、かいやくへんれいきんがほしい、などのりゆうでのかいやくにおうじたよていかいやくりつをせっていすることで、ほけんりょうのていげんこうかをかくほすることがかんがえられる。
・そのため、何らかの解約返戻金を設定することで、解約返戻金がほしい、などの理由での解約に応じた予定解約率を設定することで、保険料の低減効果を確保することが考えられる。
保険料払込満了後の解約返戻金
・また、けいやくしゃにとって、ほけんりょうはらいこみまんりょうごにかいやくへんれいきんがないことは、なっとくかんがえられないことがかんがえられる。
・また、契約者にとって、保険料払込満了後に解約返戻金がないことは、納得感が得られないことが考えられる。
保険料払込満了後の解約返戻金
・よていかいやくりつのせっていにおいては、ほけんりょうはらいこみまんりょうごは、ほけんりょうをはらいつづけられない、というりゆうでのかいやくがそうていされず、それにおうじたよていかいやくりつをせっていすることはできないことにりゅういする。
・予定解約率の設定においては、保険料払込満了後は、保険料を払い続けられない、という理由での解約が想定されず、それに応じた予定解約率を設定することはできないことに留意する。
保険料払込満了後の解約返戻金
・また、かいやくへんれいきんのすいじゅんがちいさいほど、かいやくりつがひくくなるとかんがえられ、かこのじっせきなどからかいやくへんれいきんのすいじゅんにおうじた、こうりてきなよていかいやくりつをせっていすることがじゅうようとかんがえられる。
・また、解約返戻金の水準が小さいほど、解約率が低くなると考えられ、過去の実績などから解約返戻金の水準に応じた、合理的な予定解約率を設定することが重要と考えられる。
長寿化におけるリスク管理の方策
・ねんきんかいしごしぼうりつをねんきんかいしじにけってい
・年金開始後死亡率を年金開始時に決定
長寿化におけるリスク管理の方策
かにゅうからねんきんかいしかんまでのきかんのちょうじゅリスクをかいひできるいっぽうで、ねんきんかいしじまでねんきんがくがかくていしないため、けいやくしゃにとってはりべんせい・かんめいせいがていかする。
加入から年金開始間での期間の長寿リスクを回避できる一方で、年金開始時まで年金額が確定しないため契約者にとっては利便性・簡明性が低下する。
長寿化におけるリスク管理の方策
・かくていねんきんのみとりあつかう:しぼうりつにかんするリスクをかいひすることがかのうであるが、ちょうじゅかがつづいているなかでは、しゅうしんほけんとひかくするとみりょく・きょうそうりょくがおとることがそうていされる。
・確定年金のみ取り扱う:死亡率に関するリスクを回避することが可能であるが、長寿化が続いている中では終身保険と比較すると魅力・競争力が劣ることが想定される。
長寿化におけるリスク管理の方策
・はんたいきゅうふとのくみあわせ、ゆうはいとう:しぼうりつのへんどうにともなうしゅうしへんどうをいっていていどそうさいすることがかのうであるが、ねんきんきゅうふがくがていかする。
・反対給付との組み合わせ、有配当:死亡率の変動に伴う収支変動を一定程度相殺することが可能であるが、年金給付額が低下する。
長寿化におけるリスク管理の方策
・さいほけん:しぼうりつにかんするリスクをがいぶにいてんする。じしゃできょうじゅできるしゅうえきのていかや、さいほけんがいしゃのひきうけかひやさいほけんりょうりつのへんかにるいがひつようとなる。
・再保険:死亡率に関するリスクを外部に移転する。自社で享受できる収益の低下や再保険会社の引受可否や再保険料率の変化に留意が必要となる。
長寿化におけるリスク管理の方策
・ほゆうのじょうげんせってい:かいしゃがとれるはんいないにリスクをコントロールする。はっせいりつのあんていとじょうげんせっていのりょうりつがようせいされる。
・保有の上限設定:会社が取れる範囲内にリスクをコントロールする。発生率の安定と上限設定の両立が要請される。
長寿化におけるリスク管理の方策
・しょうひんポートフォリオ:はんたいきゅうふをゆうするしょうひんをへいばいすることで、しぼうりつのへんどうにともなうしゅうしへんどうをかいしゃないでいっていていどそうさい。
・商品ポートフォリオ:反対給付を有する商品の併売することで、死亡率の変動に伴う収支変動を会社内で一定程度相殺。
長寿化におけるリスク管理の方策
しょうひんかんのかんれんせいや、けいやくのひもづけをじっししたうえでのしゅうしぶんせきがひつようとなるため、じごてきなモニタリングにおいてじつむふかやてきせつなぶんせきのハードルがたかくなる。
商品間の関連性や契約の紐付けを実施した上での収支分析が必要となるため、事後的なモニタリングにおいて実務負荷や適切な分析のハードルが高くなる。
長寿化におけるリスク管理の方策
・じごモニタリング:しぼうりつのはっせいじょうきょうをていきてきにモニタリングする。なお、ちょうじゅリスクはたんきかんではほそくできないため、けいえいはんだんにかつようできるようになるまでにはきかんをようする。
・事後モニタリング:死亡率の発生状況を定期的にモニタリングする。なお、長寿リスクは短期間では捕捉できないため、経営判断に活用できるようになるまでには期間を要する。
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
(1)しょうひんきかく:かいしゃせんりゃくにせいごうする、ちゅうちょうきてきなしょうひんかいはつ・かいていけいかくのりつあん・みなおしをおこなう。
(1)商品企画:会社戦略に整合する、中長期的な商品開発・改定計画の立案・見直しを行う。
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
しょうひんかいはつぶもんだけでなく、えいぎょうげんばやじむぶもんなど、たようなたちばからすいじてきにていげんされたアイデアについて、よりほうかつてきなけんとうにすすめるかいなかをひょうかする。
商品開発部門だけでなく、営業現場や事務部門など、多様な立場から積極的かつ随時提言されたアイデアについて、より包括的な検討に進めるか否かを評価する。
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
(2)ほうかつてきじぎょうかぶんせき:じぎょうかのかひをけいえいそうがはんだんするためのじゅうようなだんかい。
(2)包括的事業化分析:事業化の可否を経営層が判断するための重要な段階である。
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
・しじょうせい(そうていこきゃくそうのしじょうきぼ、きょうごうかんきょうにおけるゆういせいやさべつかようそ、こきゃくやはんばいチャネルへのみりょくど、きぞんしょうひんへのえいきょうとう)
・市場性(想定顧客層の市場規模、競合環境における優位性や差別化要素、顧客や販売チャネルへの魅力度、既存商品への影響等)
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
・しょうひんきほんせっけい(きゅうふないよう、ほけんきかん、ほけんりょうのはらいこみほうほう、けいやくねんれいのはんいといったしょうひんがそなえるべききほんてきなじこうや、
・商品基本設計(給付内容、保険期間、保険料の払込方法、契約年齢の範囲といった、商品が備えるべき基本的な事項や、
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
えいぎょうほけんりょうやかいやくへんれいきんなどのかかくかんれんじこうのもくひょうすいじゅん、ぼしゅうてすうりょうのたいけい・すいじゅんのめやす、きけんせんたくほうしん、はんばい・ひきうけじょうのしゅたるリスクのとくてい)
営業保険料や解約返戻金などの価格関連事項の目標水準や、募集手数料の体系・水準の目安、危険選択方針、販売・引受上の主たるリスクの特定)
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
・じつげんかのうせい(しじょうきぼやかいしゃのはんばいのうりょくからみたじっさいのはんばいりょう。かいしゃのきぞんそしきののうりょくからみた、はつばいまでのじかんや、じぎょううんえいのひようてきみとおし。)
・実現可能性(市場規模や会社の販売能力からみた、実際の販売量。会社の既存組織の能力からみた、発売までの時間や、事業運営の費用的見通し。)
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
マーケティングけいかく(かかく、チャネル、こうこく、ていきょうほうほう)、はんばいりょうやざいむしゅうしのがいさんみとおし
マーケティング計画(価格、チャネル、広告、提供方法)、販売量や財務収支の概算見通し
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
(3)しょうさいせっけい:いかのじこうについてさいしゅうかし、どうにゅう・じつかいはつをすすめるにあたり、かいしゃとしてのしょうにんがなされる。
(3)詳細設計:下記の事項について最終化し、導入・実開発を進めるにあたり会社としての承認がなされる。
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
けいやくしょ(やっかん)、えいぎょうほけんりょうやかいやくへんれいきんとうのかかくかんれんじこう、ぼしゅうてすうりょう、はんばいはんい、きけんせんたくといったルール
契約書(約款)、営業保険料や解約返戻金等の価格関連事項、募集手数料、販売範囲、危険選択といったルール
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
(4)どうにゅう・じつかいはつ:しょうさいせっけいないようにもとづき、いかのようなじこうのじつむてきなじゅんびをおこなう。にんかしゅとく、ぼしゅうたいせい、じむプロセス、システムのかいはつ・せいび
(4)導入・実開発:詳細設計内容に基づき、下記のような事項の実務的な準備を行う。認可取得、募集体制、事務プロセス、システムの開発・整備
生命保険商品の商品開発プロセス(5段階)
(5)じごモニタリングとかいぜんアクション:はつばいごにモニタリングをじっしし、そのけっかをつうじつぎのかいしゃのこうどうにつなげる。・・・じょうきをつうじて、しょうひんかいはつじぎょうのPDCAサイクルがじゅんかんしていく。
(5)事後モニタリングと改善アクション:発売後にモニタリングを実施し、その結果を通じ次の会社の行動につなげる。⇒上記を通じて、商品開発事業のPDCAサイクルが循環していく。
アセット・シェア計算の代表的な活用目的(保険料率の計算)
まいとしほけんきんがくのいっていわりあいのネット・アセット・シェアをかくほあるいはいっていねんすうごにそのじてんのかいやくへんれいきんのいっていばいりつのアセット・シェアをかくほ、
毎年保険金額の一定割合のネット・アセット・シェアを確保あるいは一定年数後にその時点の解約返戻金の一定倍率のアセット・シェアを確保、
アセット・シェア計算の代表的な活用目的(保険料率の計算)
といったしょうらいのりえきもくひょうをさだめてほけんりょうりつをさんしゅつする。
といった将来の利益目標を定めて保険料率を算出する。
アセット・シェア計算の代表的な活用目的(責任準備金の充分性の確認)
ほけんがいしゃのふさいとしてのせきにんじゅんびきんが、ほけんきんしはらいのうりょくをいじしうるかどうか、アセット・シェアのしゅほうをりようしたしょうらいしゅうしぶんせきをおこなってはんだんする。
保険会社の負債としての責任準備金が、保険金支払い能力を維持し得るかどうか、アセット・シェアの手法を利用した将来収支分析を行い判断する。
アセット・シェア計算の代表的な活用目的(配当率決定と財源確認)
はいとうをぶんぱいするにあたり、かくけいやくぐんだんでのぶんぱいかのうがくのさんていや、かくぐんだんかんでこうせいこうへいなとりあつかいとなっているかいなかのけんしょうにかつようする。
配当を分配するにあたり、各契約群団での分配可能額の算定や各群団間で公正衡平な取扱いとなっているか否かの検証に活用する。
アセット・シェア計算の代表的な活用目的(会社組織変更における社員持分資産の確定)
ほけんそうごがいしゃについての、かぶしきがいしゃか、せいさんとうのかいしゃそしきへんこうにあたっては、しゃいんごとのもちぶんしさんのさんていがひつようとなるが、このばあいにもアセット・シェアがかつようされる。
保険相互会社についての、株式会社化、清算等の会社組織変更にあたっては、社員毎の持分資産の算定が必要となるが、この場合にもアセット・シェアが活用される。
医療保険において死亡給付を高額としないことの理由
・ほんしょうひんはひほけんしゃのにゅういん・しゅじゅつといったいりょうニーズにこたえる[いきるためのほけん]であり、こうがくのしぼうきゅうふをのこすという[しぼうじのほけんきゅうふ]にはニーズがないため。
・本商品は被保険者の入院・手術といった医療ニーズに応える生きるための保険であり、高額の死亡給付を遺すという死亡時の保険給付にはニーズが無いため
医療保険において死亡給付を高額としないことの理由
・そうたいてきにニーズのひくいしぼうきゅうふをおさえ、ほけんりょうをできるだけていれんにすることで、きょうそうりょくをたかめるため。
・相対的にニーズの低い死亡給付を抑制し、保険料をできるだけ低廉にすることで、競争力を高めるため
医療保険において死亡給付をゼロとしないことの理由
・ほけんりょうつみたてきんがしぼうじにえられるきんがくをうわまわるばあい、しぼうちょくぜんのかいやくにより、ほんらいほけんぐんだんにのこされるべきしさんがのこされなくなることからしょうじる[トンチンせい]のもんだいをさけるため。
・保険料積立金が死亡時に得られる金額を上回る場合、死亡直前の解約により本来保険群団に残されるべき資産が残されなくなることから生じるトンチン性の問題を避けるため
医療保険において死亡給付をゼロとしないことの理由
・いちぶせいべつ・ねんれい(じょせいのじゃくねん〜ちゅうねんれいそう)において、はっせいりつがたんちょうぞうかとならないことからしょうじる[ほけんりょうのぎゃくてん]や[ふちVのもんだい]をかいひするため。
・一部性別・年齢(女性の若年~中年齢層)において、発生率が単調増加とならないことから生じる保険料の逆転や負値Vの問題を回避するため
医療保険において死亡給付をゼロとしないことの理由
・しぼうきゅうふきんをゼロとするばあい、(トンチンせいのもんだいから)むかいやくへんれいきんがたとするひつようがあり、それにともなうよていかいやくりつせっていをかいひするため。
・死亡給付金をゼロとする場合、(トンチン性の問題から)無解約返戻金型とする必要があり、それに伴う予定解約率設定を回避するため
医療保険において死亡給付をゼロとしないことの理由
・(にゅういん・しゅじゅつとうの)せいぞんきゅうふとしぼうきゅうふのはんたいきゅうふによるリスクぶんさんきのうをかつようし、ほけんしゅうしのあんていかをはかるため。
・(入院・手術等の)生存給付と死亡給付の反対給付によるリスク分散機能を活用し、保険収支の安定化を図るため
医療保険において死亡給付をゼロとしないことの理由
・しゅうしんのほけんりょうはらいこみごにおいては、しぼうきゅうふきんしはらいによりけいやくがしょうめつすることをふまえ、ひほけんしゃしぼうごのけいやくしょうめつにかかるじむ(せいぞんかくにんとう)をこうりつかするため。
・終身の保険料払込後においては、死亡給付金支払いにより契約が消滅することを踏まえ、被保険者死亡後の契約消滅に係る事務(定期的な訪問による生存確認等)を効率化するため
長寿リスク
・トンチンせいしょうひんは、しぼうしゃのつみたてぶぶんのいちぶをせいぞんしゃにうつすしくみのため、しぼうしゃがよていよりすくないと、せいぞんしゃにうつすつみたてぶぶんがふそくし、[せいぞんそん]がはっせいする。
・トンチン性商品は死亡者の積立部分の一部を生存者に移す仕組みのため、死亡者が予定より少ないと生存者に移す積立部分が不足し、生存損が発生する。
長寿リスク
このせいぞんそんがはっせいするリスクがちょうじゅリスクである。
この生存損の発生するリスクが長寿リスクである。
長寿リスク
・ねんきんかいしごは、つみたてちゅうにくらべて、せいぞんほしょうしているきんがくがおおきくなるため、えいきょうがよりおおきくなる。
・年金開始後は積立中に比べて、生存保障している金額が大きくなるため、影響がより大きくなる。
長寿リスク
また、ゆうきねんきんよりもしゅうしんねんきんのほうが、さらに[ねんきんしはらいほしょうきかん]がみじかいほど、せいぞんほしょうがおおきくなるため、えいきょうはよりおおきくなる。
また、有期年金よりも終身年金の方が、さらに年金支払保証期間が短いほど、生存保障が大きくなるため、影響はより大きくなる。
長寿リスク
・しぼうほしょうしょうひんでは[そうきしぼう(しぼうりつぞうか)]がリスクであるいっぽう、トンチンせいしょうひんでは[ながいき(しぼうりつげんしょう)]がリスクとなる。
・死亡保障商品では早期死亡(死亡率増加)がリスクである一方、トンチン性商品では長生き(死亡率減少)がリスクとなる。
長寿リスク
・しぼうほしょうしょうひんのしぼうほしょうリスクは、きけんせんたくによってかにゅうしゃのリスクのどうしつかをはかることで、リスクをけいげんすることがかのうであるが、
・死亡保障商品の死亡保障リスクは危険選択によって加入者のリスクの同質化を図ることで、リスクを軽減することが可能であるが、
長寿リスク
とうしょうひんでは、けいやくじにけんじょうであるもののしゅうしんねんきんのかにゅうをことわることはこんなんであり、けいやくじのきけんせんたくによりちょうじゅリスクをけいげんすることはこんなんである。
当商品では、契約時に健常である者の終身年金の加入を断ることは困難であり、契約時の危険選択により長寿リスクを軽減することは困難である。
長寿リスク
・しぼうほしょうしょうひんは、しぼうりつのぜったいすいじゅんがひくいじゃくねんしゃがしゅなリスクのたいしょうしゃであるいっぽうで、
・死亡保障商品は死亡率の絶対水準が低い若齢者が主なリスクの対象者である一方で、
長寿リスク
ちょうじゅリスクは、しぼうりつのぜったいすいじゅんがおおきいこうねんれいそうがたいしょうであり、そのけっか、しぼうりつのへんどうはば(ボラティリティ)がおおきくなる。
長寿リスクは死亡率の絶対水準が大きい高年齢層が対象であり、その結果、死亡率の変動幅(ボラティリティ)が大きくなる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(十分性)
・いっていのほけんぐんだんのなかにおいて、そのぐんだんからはいるほけんりょうで、そのぐんだんのほけんきんしはらい、けいひとうのすべてをまかなうひつようがある。
・一定の保険群団の中において、その群団から入る保険料で、その群団の保険金支払、経費等の全てを賄う必要がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(十分性)
えいぎょうほけんりょうがけいやくしゃからのちょくせつのしゅうにゅうであることから、ほけんけいやくのちょうきせいをふまえると、えいぎょうほけんりょうのじゅうぶんせいが、だいいちぎてきにじゅうようである。
営業保険料が契約者からの直接の収入であることから、保険契約の長期性を踏まえると、営業保険料の十分性が、第一義的に重要である。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(十分性)
・たとえば、よていりりつのばあいは、そうていされるうんようりまわりにたいしてじゅうぶんなマージンをかくほしているかがじゅうようである。
・例えば、予定利率の場合は、想定される運用利回りに対して十分なマージンを確保しているかが重要である。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(公平性)
・けいやくしゃのためにこうりょすべきてんであり、たとえばどのようなようそ(せいべつやねんれいとう)によってほけんりょうをさだめるかといったかんてんがある。
・契約者のために考慮すべき点であり、例えばどのような要素(性別や年齢等)によって保険料を定めるかといった観点がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(公平性)
ただし、かんぜんなこうへいせいをじつげんするひつようはなく、じつむのかんそかとのバランスのなかで、こうへいせいのもんだいをかんがえるひつようがある。
ただし、完全な公平性を実現する必要はなく、実務の簡素化とのバランスの中で、公平性の問題を考える必要がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(公平性)
・ぐたいてきにはほけんぎじゅつてきこうへいせいをじゅうそくしているか、つまりどうりょうりつのほけんぐんだんは、どうていどのリスクであるかや、しゃかいてきにうけいれられるか(しゃかいてきこうへいせい)というしてんでみることになる。
・具体的には保険技術的公平性を充足しているか、つまり同料率の保険群団は、同程度のリスクであるかや、社会的に受け入れられるか(社会的公平性)という視点で見ることになる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(公平性)
ただし、かんぺきなこうへいせいのじつげんはこんなんであるため、いっていていど、かんそかがもとめられる。
ただし、完璧な公平性の実現は困難であるため、一定程度、簡素化が求められる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(収益性)
・ほけんけいやくがちょうきかんけいぞくすることをふまえ、しょうらいのしゅうしをみとおしてしゅうえきせいをひょうかするひつようがある。
・保険契約が長期間継続することを踏まえ、将来の収支を見通して収益性を評価する必要がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(収益性)
えいぎょうほけんりょうは、ふかくじつせいをこうりょしたけいさんきそりつによってじゅうぶんせいがかくほされており、そのぜんていどおりにじっせきがすいいすれば、いっていのプラスしゅうえきがきたいできる。
営業保険料は、不確実性を考慮した計算基礎率によって十分性が確保されており、その前提どおりに実績が推移すれば、一定のプラス収益が期待できる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(収益性)
・しゅうえきせいとは、じぎょうとしてしゅうえきがひようをどれだけうわまわるかをひょうかするものであり、せいめいほけんがいしゃもこのかんがえにもとづいてほけんりょうをせっていする。
・収益性とは、事業として収益が費用をどれだけ上回るかを評価するものであり、生命保険会社もこの考えに基づいて保険料を設定する。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(収益性)
・しゅうえきせいをかくにんするさいには、よていりりつをじゅうぶんなマージンをもってせっていしたばあい、はんばいりょうがぎせいになるなど、かかくとはんばいりょうのトレードオフにりゅういするひつようがある。
・収益性を確認する際には、予定利率を十分なマージンをもって設定した場合、販売量が犠牲になるなど、価格と販売量のトレードオフに留意する必要がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(収益性)
・しゅうえきせいのとらえかたは、かいしゃけいたい・はいとうほうしきによりじゃっかんいみあいがいとなるてんもある。たとえばゆうはいとうのそうごがいしゃであれば、じゅうぶんせいをみたしたりょうりつをせっていし、
・収益性の捉え方は会社形態・配当方式により若干意味合いが異なるという点もある。例えば有配当の相互会社であれば十分性を満たした料率を設定し、
営業保険料設定の際に考慮すべき点(収益性)
しゅうえきをはいとうでかんげんするというぜんていのもと、あまりしゅうえきせいをじゅうようししないこともかんがえられる。しかし、きんねんはそうごがいしゃもEVをかいじするなど、かいしゃけいたいによるさいはすくなくなっているともかんがえられる。
収益を配当で還元するという前提のもと、あまり収益性を重要視しないことも考えられる。しかし、近年は相互会社もEVを開示するなど、会社形態による差異は少なくなっているとも考えられる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・ひょうじゅんきそりつによるせきにんじゅんびきんのつみたてがもとめられるため、そのつみたてざいげんをふまえたえいぎょうほけんりょうせっていがもとめられる。
・標準基礎率による責任準備金の積立が求められるため、その積立財源を踏まえた営業保険料設定が求められる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
とくに、けいやくしょきにおいておおきなつみましふたんがはっせいするばあいには、そのつみたてざいげんをどうするか(そのかんじょうでまかなえるか、あるいはほかかんじょうからのたてかえがひつようか)についてけんとうがひつようとなる。
特に、契約初期において大きな積増負担が発生する場合には、その積立財源をどうするか(その勘定で賄えるか、あるいは他勘定からの立替が必要か)について検討が必要となる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・ひょうじゅんせきにんじゅんびきんのひょうかきそりつ(ひょうじゅんきそりつ)は、へいせい8ねんおおくらしょうこくじだい48ごうにてすいじゅんとうがさだめられているが、えいぎょうほけんりょうのけいさんきそりつ(ほけんりょうきそりつ)は
・標準責任準備金の評価基礎率(以下、「標準基礎率」)は、平成8年大蔵省告示第48号にて水準等が定められているが、営業保険料の計算基礎率(以下、「保険料基礎率」)は
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
かくしゃのはんだんでけっていすべきものであり、かならずしもひょうじゅんきそりつにあわせるひつようはなく、じゅうぶんせいをけんしょうしたうえで、よりていれんなえいぎょうほけんりょうをかくしゃせっていすればよい。
各社の判断で決定すべきものであり、必ずしも標準基礎率にあわせる必要はなく、十分性を検証したうえで、より低廉な営業保険料を各社設定すればよい。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・ほけんりょうきそりつとひょうじゅんきそりつにさがあり、ほけんりょうきそりつよりひょうじゅんきそりつでけいさんしたせきにんじゅんびきんのすいじゅんのほうがおおきいばあい、
・保険料基礎率と標準基礎率に差があり、保険料基礎率より標準基礎率で計算した責任準備金の水準の方が大きい場合、
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
ほけんきかんまんりょうじまでのしゅうえきのたんじゅんごうけいにはえいきょうしないものの、ほけんきかんのとちゅうでつみたてふたんがしょうじる。
保険期間満了時までの収益の単純合計には影響しないものの、保険期間の途中で積立負担が生じる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・いちじばらいにおいてはよていりりつがひょうじゅんりりつよりたかいばあい、けいやくしょきにかなりおおきなつみたてふたんがはっせいするかのうせいがある。
・一時払においては予定利率が標準利率より高い場合、契約初期にかなり大きな積立負担が発生する可能性がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・へいじゅんばらい(のちょちくせいしょうひん)においては、ひょうじゅんきそりつによるじゅんほけんりょうが、ほけんりょうけいさんきそりつによるえいぎょうほけんりょうをうわまわっているばあい、このつみたてふたんがおおきくなるかのうせいがある。
・平準払(の貯蓄性商品)においては、標準基礎率による純保険料が、保険料計算基礎率による営業保険料を上回っている場合、この積立負担が大きくなる可能性がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・このつみたてふたんはとうがいほけんぐんだんでセルフサポートすることがのぞましいが、つみたてふたんをほけんぐんだんでまかえないばあい、ほかのほけんぐんだんのじょうよまたはないぶりゅうほでたてかえることになる。
・この積立負担は当該保険群団でセルフサポートすることが望ましいが、積立負担を保険群団で賄えない場合、他の保険群団の剰余または内部留保で立て替えることになる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
そのすいじゅんにもよるが、こうじょうてきにたてかえがひつようなじょうたいはこうましくない。
その水準にもよるが恒常的に立替えが必要な状態は好ましくない。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・ひょうじゅんせきにんじゅんびきんのつみたては、しょうらいのしゅうえきをえるためにかいしゃがないぶりゅうほのすいじゅんからようにんできるはんいのしょきとうしをおこなうというかんがえかたもあるが、
・標準責任準備金の積立は、将来の収益を得るために会社が内部留保の水準から容認できる範囲の初期投資を行うという考え方もあるが、
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
このばあい、けっかとしてほけんりょうのふそくをひきおこすおそれもあることから、ほけんりょうのじゅうぶんせいがたもたれているかどうかについて、しんちょうにけんとうするひつようがある。
この場合、結果として保険料の不足を引き起こすおそれもあることから、保険料の十分性が保たれているかどうかについて、慎重に検討する必要がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(標準責任準備金制度との関係)
・かこ、ひょうじゅんりりつひきさげのタイミングでよていりりつのかいていがおこなわれることがおおかったことをふまえると、ひょうじゅんきそりつはほけんりょうきそりつにそうおうにえいきょうをあたえるものとかんがえられる。
・過去、標準利率引き下げのタイミングで予定利率の改定が行われることが多かったことを踏まえると、標準基礎率は保険料基礎率に相応に影響を与えるものと考えられる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
・しゅうえきめん・リスクかんりめんのりょうほうにおいて、いっていのはんばいりょうをかくほするひつようがあるてんで、かかくきょうそうりょくはじゅうようである。
・収益面・リスク管理面の両方において、一定の販売量を確保する必要がある点で価格競争力は重要である。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
・はんばいチャネルによって、かかくきょうそうにさらされるていどがいとなるため、かかくきょうそうりょくのじゅうようせいははんばいチャネルによってもそういするとかんがえられる。
・販売チャネルによって価格競争に晒される程度が異なるため、価格競争力の重要性は販売チャネルによっても相違すると考えられる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
たとえば、かいしゃせんぞくぼしゅうにんチャネルでは、きめこまやかなコンサルティングがふかかちとしてくわわることや、たしゃしょうひんとひかくするきかいがかんたんにはおおくないことから、かかくきょうそうにさらされるきかいがすくないいっぽうで、
例えば会社専属募集人チャネルではきめ細やかなコンサルティングが付加価値として加わることや他社商品と比較する機会が容易に多くはないことから価格競争に晒される機会が少ない一方で、
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
のりあいだいりてんチャネルでは、ほしょうないようがるいじしたたしゃのほけんしょうひんとひかくされ、けっかとしてかかくきょうそうにさらされるきかいがおおいとかんがえられる。
乗り合い代理店チャネルでは保障内容が類似した他社の保険商品と比較され、結果として価格競争に晒される機会が多いと考えられる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
・また、みりょくあるほしょうないようのぎょうかいはつのしんしょうひんであれば、あらたなリスクにたいするそなえのかんてんからも、たかいえいぎょうほけんりょうであってもいっていのはんばいはみこまれるものの、
・また、魅力ある保障内容の業界初の新商品であれば新たなリスクに対する備えの観点からも高い営業保険料であっても一定の販売は見込まれるものの、
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
たしゃついずいでのしょうひんかいはつで、ほしょうのさべつかがはかれないばあいは、ていれんなえいぎょうほけんりょうをじつげんさせるなど、かかくきょうそうりょくをもたせたしょうひんかいはつがもとめられる。
他社追随での商品開発で保障の差別化が図れない場合は、低廉な営業保険料を実現させるなど、価格競争力を持たせた商品開発が求められる。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
・じゅうぶんせいやしゅうえきせいとあいはんするかんけいにあるため、りょうしゃのかんてんをふまえてそうごうてきなえいぎょうほけんりょうすいじゅんをけっていするひつようがある。
・十分性や収益性と相反する関係にあるため、両者の観点を踏まえて総合的な営業保険料水準を決定する必要がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
・かかくきょうそうりょくは、ほかのぎょうしゅにおいてもいっぱんにじゅうようなようそではあるが、えいぎょうほけんりょうのじゅうぶんせいやしゅうえきせいとはあいはんするかんけいにあり、
・価格競争力は、他の業種においても一般に重要な要素ではあるが、営業保険料の十分性や収益性とは相反する関係にあり、
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
アクチュアリーとしてはこのりょうしゃのかんてんをふまえてそうごうてきなえいぎょうほけんりょうすいじゅんをけっていするひつようがある。
アクチュアリーとしてはこの両者の観点を踏まえて総合的な営業保険料水準を決定する必要がある。
営業保険料設定の際に考慮すべき点(価格競争力)
・しゅうえきめんにおいてもリスクかんりめんにおいてもいっていのはんばいりょうをかくほするひつようがあるてんで、えいぎょうほけんりょうのすいじゅんはきょうそうじょうのじゅうようなようそのひとつである。
・収益面においてもリスク管理面においても一定の販売量を確保する必要がある点で、営業保険料の水準は競争上の重要な要素の一つである。
低・無解約返戻金型商品の留意点(保険契約者の理解)
[ほけんりょうがていれんであること]とのそうたいとして、[かいやくへんれいきんのすいじゅんがおさえられていること]を、けいやくしゃにりかいしてもらったうえでかにゅういただくひつようがある。
「保険料が低廉であること」との相対として「解約返戻金の水準が抑えられていること」を、契約者に理解してもらった上で加入頂く必要がある。
低・無解約返戻金型商品の留意点(保険契約者の理解)
また、かにゅうじにりかいしていても、ちょうきかんけいかごにはかにゅうじとじょうきょうがいとなることもそうていされるため、けいやくしゃほごのかんてんから、
また、加入時に理解していても、長期間経過後には加入時と状況が異なることも想定されるため、契約者保護の観点から、
低・無解約返戻金型商品の留意点(保険契約者の理解)
[かいやくへんれいきんをあまりきょくたんにちいさくはせっていしない][もともとがじゅうぶんなかいやくへんれいきんがあることをきたいされていないしょうひんにげんていする]などのはいりょもけんとうするひつようがある。
「解約返戻金をあまり極端に小さくは設定しない」「元々が十分な解約返戻金があることを期待されていない商品に限定する」等の配慮も検討する必要がある。
低・無解約返戻金型商品の留意点(企業行動との関係)
とうがいしょうひんのばあい、けいかがふかまるとしょうらいりえきとかいやくえきのかんけいがぎゃくてんし、ほけんがいしゃにとってかいやくをそくしんするほうがりえきとなるばあいがある。
当該商品の場合、経過が深まると将来利益と解約益の関係が逆転し、保険会社にとって解約を促進する方が利益となる場合がある。
低・無解約返戻金型商品の留意点(企業行動との関係)
このばあい、ほけんがいしゃがちょうきかんにわたりほしょうをていきょうするというほんらいのしゅしからはなれたこうどうをおこすインセンティブがはっせいすることになる。
この場合、保険会社が長期間にわたり保障を提供するという本来の趣旨から外れた行動をおこすインセンティブが発生することになる。
低・無解約返戻金型商品の留意点(企業行動との関係)
このようなもんだいがしょうじないよう、かいやくへんれいきんのすいじゅんをせっていするひつようがある。
このような問題が生じないよう、解約返戻金の水準を設定する必要がある。
低・無解約返戻金型商品の留意点(解約返戻金相当額が使用される各種取扱いへの対応)
けいやくしゃかがくをもちいるけいやくいどう(けいやくしゃかしつけ、てんかんとう)についてせいやくがかかることにりゅういするひつようがある。
契約者価額を用いる契約異動(契約者貸付、転換等)について制約がかかることに留意する必要がある。
イクエーション方式
ほけんりょうのしゅうにゅうげんかが、きゅうふきん・じぎょうひとうのししゅつげんかとりえきげんかのごうけいにとうしいというぜんていからほうていしきをみちびき、えいぎょうほけんりょうりつをもとめるほうしき。
保険料の収入現価が、給付金・事業費等の支出現価と利益現価の合計に等しいという前提から方程式を導き、営業保険料率をもとめる方式
イクエーション方式
・げんりがたんじゅんであり、けいさんりょうがすくなくてすむ。
・原理が単純であり、計算量が少なくてすむ。
イクエーション方式
・りえきもくひょうをめいじてきにとりあつかえる。
・利益目標を明示的に取り扱える。
イクエーション方式
・ほけんねんどごとのりえきすいじゅんがそのままではふめいであること。
・保険年度ごとの利益水準がそのままでは不明であること。
アキュムレーション方式
しょうらいのあるじてんをさだめ、しゅうしざんのるいせきけいさんによるじゅんりえきがりえきもくひょうにみあうえいぎょうほけんりょうりつを、つぎのようなてじゅんでもとめるものである。
将来のある時点を定め、収支残の累積計算による純利益が利益目標に見合う営業保険料率を次のような手順で求めるものである。
アキュムレーション方式
(1)かりほけんりょうりつをべつのしゅほうでさだめておく
(1)仮保険料率を別の手法で定めておく
アキュムレーション方式
(2)そのかりほけんりょうりつをもちい、るいせきしゅうしざんをけいさんする
(2)その仮保険料率を用い、累積収支残を計算する
アキュムレーション方式
(3)かりほけんりょうりつのへんどう1たんいあたりのじゅんりえきへのえいきょうをけいさんする
(3)仮保険料率の変動1単位あたりの純利益への影響を計算する
アキュムレーション方式
(4)(3)のけっかをもちい、りえきもくひょうにみあうほけんりょうりつをもとめる
(4)(3)の結果を用い、利益目標に見合う保険料率を求める
アキュムレーション方式
・りえきもくひょうにれんどうしてほけんりょうりつをしこうさくごによりせっていできる。
・利益目標に連動して保険料率を試行錯誤により設定できる。
アキュムレーション方式
・かくけいかねんどまつのるいせきしゅうしざんをさんしゅつしているため、じょうきょうのへんかにともなってしゅうえきせいをけんしょうし、ばあいによってはほけんりょうりつをへんこうするなどのしさんもひかくてきよういにできる。
・各経過年度末の累積収支残を算出しているため、状況の変化に伴って収益性を検証し、場合によっては保険料率を変更するなどの試算も比較的容易にできる。
アキュムレーション方式
・ふくすうのりえきもくひょうのせっていにもたいおうできる。
・複数の利益目標の設定にも対応できる。
アキュムレーション方式
・けいさんがふくざつである。
・計算が複雑である。
商品開発・改定にあたり、商品事業のリスクと健全性等を確認する範囲
きぞんしょうひんにあたえるえいきょう
◯既存商品に与える影響
商品開発・改定にあたり、商品事業のリスクと健全性等を確認する範囲
・しんしょうひんのはつばいによるきぞんしょうひんのはんばいのげんしょう、てんかんなどによるきけいやくからのみなおしがそうていされる。
・新商品の発売による既存商品の販売の減少、転換などによる既契約からの見直しが想定される。
商品開発・改定にあたり、商品事業のリスクと健全性等を確認する範囲
・きぞんしょうひんのはんばいやきけいやくしゃのげんしょうのさしひきでかくにんがひつようとなる。
・既存商品の販売や既契約者の減少との差し引きで確認が必要となる。
商品開発・改定にあたり、商品事業のリスクと健全性等を確認する範囲
ふくすうしょうひんでのかくにん
◯複数商品での確認
商品開発・改定にあたり、商品事業のリスクと健全性等を確認する範囲
・いわゆるドアノックしょうひんをとうにゅうし、よりしゅうえきせいのたかいしょうひんのついかはんばいにつなげ、そうごうてきなけいえいせいかのさいだいかをはかることもかんがえられる。
・いわゆるドアノック商品を投入し、より収益性の高い商品の追加販売につなげ、総合的な経営成果の最大化を図ることも考えられる。
商品開発・改定にあたり、商品事業のリスクと健全性等を確認する範囲
・このようなばあい、ついかはんばいしょうひんのはんばいけいかくやしゅうえきせいもふくめてのしゅうえきせいけんしょうや、リスクぶんせきがけいえいじょうもとめられる。
・このような場合、追加販売商品の販売計画や収益性も含めての収益性検証や、リスク分析が経営上求められる。
変額年金保険の最低保証料率の設定、保険リスク
とうししんたくのてすうりょうかんこうにならった、ねんれい・せいべつをとわない[いちりつのさいていほしょうりょうりつ]をせっていしている。
投資信託の手数料慣行に倣った、年齢・性別を問わない「一律の最低保証料率」を設定している。
変額年金保険の最低保証料率の設定、保険リスク
とくに、しぼうりつはねんれいによりおおきなひらきがあることから、ねんれい・せいべつぶんぷのかていにきいんするミスプライシングリスクにりゅういするひつようがある。
特に、死亡率は年齢により大きな開きがあることから、年齢・性別分布の仮定に起因するミスプライシングリスクに留意する必要がある。
変額年金保険の最低保証リスクのコントロール
へんがくねんきんほけんのさいていほしょうのように、かんきょうにセンシティブなしょうひんでは、しゅうしそうとうのげんそくだけにいぞんすることはむずかしい。
変額年金保険の最低保証のように環境にセンシティブな商品では収支相当の原則だけに依存することは難しい。
変額年金保険の最低保証リスクのコントロール
プライシングだけでげんしさんのかかくへんどうや、そのほかパラメータのへんどうリスクをすべてきゅうしゅうすることは、いかのてんからこうぞうじょうこんなんである。
プライシングだけで原資産の価格変動やその他パラメータの変動リスクを全て吸収することは以下の点から構造上困難である。
変額年金保険の最低保証リスクのコントロール
・さいていほしょうがインザマネーになるほど、とくべつかんじょうざんだかひれいのほけんかんけいひようがげんしょうするミスマッチこうぞうがあること。
・最低保証がインザマネーになるほど特別勘定残高比例の保険関係費用が減少するミスマッチ構造があること。
変額年金保険の最低保証リスクのコントロール
・きんゆうリスクではいっぱんに、けいやくかんのぶんさんこうかははたらかず、げんしさんかかくへんどうによるえいきょうはいっぽうこうにふれやすい。
・金融リスクでは一般に契約間の分散効果は働かず原資産価格変動による影響は一方向に振れやすい。
変額年金保険の最低保証リスクのコントロール
いじょうから、へんがくねんきんほけんは、ないぶりゅうほをつみたててリスクにそなえるというじゅうらいがたのリスクコントロールにふむきなしょうひんであり、
以上から、変額年金保険は内部留保を積立ててリスクに備えるという従来型のリスクコントロールに不向きな商品であり、
変額年金保険の最低保証リスクのコントロール
かのうなかぎりしじょうせいごうてきなぜんていによるけいざいかちベースのプライシングをへいようし、きんゆうしじょうにおけるリスクヘッジをたんぽしておくことがのぞましい。
可能な限り市場整合的な前提による経済価値ベースのプライシングを併用し、金融市場におけるリスクヘッジを担保しておくことが望ましい。
リスク調整済み期待値アプローチ
・むさいていかかくのどうしゅつのためのリスクちゅうりつそくどをふくむ、ひろくリスクちょうせいにそうとうするそくどへんかんごのかくりつぶんぷのしたできたいちをとるほうほう。
・無裁定価格の導出のためのリスク中立測度を含む、広くリスク調整に相当する測度変換後の確率分布の下で期待値をとる方法。
リスク調整済み期待値アプローチ
・リスクちょうせいごのかくりつぶんぷぜんたいのじょうほうをもちいる。
・リスク調整後の確率分布全体の情報を用いる。
リスク調整済み期待値アプローチ
・リスクちょうせいはかちひょうかのためだけのもので、ひつようしほんようけんのためのリスクひょうかは、このかちのへんどうはばをみるものとして、べつのわくぐみをもちいることがいっぱんてきである。
・リスク調整は価値評価のためだけのもので、必要資本要件のためのリスク評価はこの価値の変動幅を見るものとして別の枠組みを用いることが一般的である。
リスク調整済み期待値アプローチ
・ぐたいてきには、しょていのしんらいすいじゅんで、モデル・パラメータのへんどうがかちにあたえるえいきょうをリスクとしてひょうかすることがいっぱんてきである。
・具体的には、所定の信頼水準で、モデル・パラメータの変動が価値に与える影響をリスクとして評価することが一般的である。
リスク調整済み期待値アプローチ
・ひょうかほうしきじたいにはほしゅせいがくみこまれていないため、せきにんじゅんびきんをほしゅてきにひょうかするためには、きそりつをほしゅてきにせっていするひつようがある。
・評価方式自体には保守性が組み込まれていないため、責任準備金を保守的に評価するためには基礎率を保守的に設定する必要がある。
リスク調整済み期待値アプローチ
・CTEのつうじいっかんせいがないというもんだいがかいひかのうとなる。
・CTEの通時一貫性がないという問題が回避可能となる。
リスク調整済み期待値アプローチ
・ファットテイルのえいきょうがすくない。
・ファットテイルの影響が小さい。
リスク調整済み期待値アプローチ
・シナリオテストでしゅうそくちをもとめるとき、CTEアプローチほどはおおくのシナリオをひつようとしない。
・シナリオテストで収束値を求めるとき、CTEアプローチほどは多くのシナリオを必要としない。
リスク調整済み期待値アプローチ
・デリバティブのひょうかとせいごうてき。
・デリバティブの評価と整合的。
リスク調整済み期待値アプローチ
・ひょうかけっかにくみこまれる、ほしゅせいのていどがふめいになる。
・評価結果に組み込まれる、保守性の程度が不明になる。
待ち期間
いっていのはんいないでせきにんかいしきをけいやくびからおくらせるばあい、そのきかんをまちきかんという。
一定の範囲内で責任開始期を契約日から遅らせる場合、その期間を待期間という。
待ち期間
ひほけんしゃがあらかじめしっぺいいにゅういんすることがかくじつなばあい、それをかくして、あるいはひほけんしゃがしらないためにけいやくにかにゅうし、けいやくちょくごにしっぺいいにゅういんし、きゅうふきんをせいきゅうするばあいがある。
被保険者があらかじめ疾病入院することが確実な場合、それを隠して、あるいは被保険者が知らないために契約に加入し、契約直後に疾病入院し、給付金を請求する場合がある。
待ち期間
・ぜんしゃのばあいは、きけんせんたくによってけいやくていけつじにはいじょし、こうしゃのばあいには、せきにんかいしまえのはつびょうということで、やっかんじょうしはらいめんせきとするほうほうがあるが、
前者の場合は危険選択によって契約締結時に排除し、後者の場合には責任開始前の発病ということで約款上支払免責とするなどの方法があるが、
待ち期間
ひほけんしゃとのまさつやモラルリスクのこんにゅうをはいじょするためのせいどのひとつとして、まちきかんをもうけるほうほうがある。
被保険者との摩擦やモラルリスクの混入を排除するための制度の一つとして待期間を設ける方法がある。
待ち期間
このせいどはめんせききかんともいわれ、がんほけんなどでしようされることがおおい。
この制度は免責期間とも言われ、がん保険などの場合に使用されることが多い。
待ち期間
このせいどはぜんいのだいたすうのけいやくしゃにたいしても、けいやくちょくごのにゅういんにたいしてきゅうふされないことになるため、しょうひしゃのりかいをえられるせいどとなるよう、しんちょうにはんだんするひつようがある。
この制度は善意の大多数の契約者に対しても、契約直後の入院に対して給付されないことになるため、消費者の理解を得られる制度となるよう慎重に判断する必要がある。
第三分野保険のストレス・テスト
・まいけっさんきに、しょうひんごとにあらかじめせっていしたよていはっせいりつが、じゅうぶんなリスクをカバーしているかかくにんするためにじっしする。
・毎決算期に、商品毎に予め設定した予定発生率が十分なリスクをカバーしているか確認するために実施する。
第三分野保険のストレス・テスト
・テストきかん(10ねんかんいじょう)について、[(A)ほけんじこはっせいりつにたいするリスクの99%をカバーするすいじゅん]、[(B)ほけんじこはっせいりつにたいするリスクの97.7%(2シグマ)]をカバーするすいじゅんをよそくし、
・テスト期間(10年間以上)について、「(A)保険事故発生率に対するリスクの99%をカバーする水準」、「(B)保険事故発生率に対するリスクの97.7%(2σ)」をカバーする水準を予測し、
第三分野保険のストレス・テスト
[(P)よていはっせいりつにもとづくほけんきんがく]とひかくする。A、B、Pのだいしょうかんけいにおうじて、つぎのとおりきけんじゅんびきんをつみたてる。
「(P)予定発生率に基づく保険金額」と比較する。A、B、Pとの大小関係に応じて次の通り危険準備金を積み立てる。
第三分野保険のストレス・テスト
P>=A:ほけんりょうつみたてきんがじゅうぶんとはんだん
P≧A→保険料積立金が十分と判断
第三分野保険のストレス・テスト
A>P>=B:ほけんりょうつみたてきんがふじゅうぶんとして、[A-P]をきけんじゅんびきんとしてつみたてる
A>P≧B→保険料積立金が不十分として、「A-P」を危険準備金として積み立てる。
第三分野保険のストレス・テスト
B>P:ほけんりょうつみたてきんがふじゅうぶんとして、[A-B]をきけんじゅんびきんとしてつみたてたうえで、ほけんりょうつみたてきんがふそくするおそれがあるとはんだんし、ふさいじゅうぶんせいテストをじっし
B>P→保険料積立金が不十分として、「A-B」を危険準備金として積み立てた上で、保険料積立金が不足する恐れがあると判断し、負債十分性テストを実施。
第三分野保険のストレス・テスト
・だいさんぶんやほけんしょうひんのほしょうないようやリスクのはんいはたきにわたり、しょうひんによりいとなるため、ほけんじこはっせいりつのしょうらいよそくにおけるモデルは、ほけんがいしゃがごうりてきにみこむ。
・第三分野保険商品の保障内容やリスクの範囲は多岐にわたっており、商品により異なることから、保険事故発生率の将来予測におけるモデルは、保険会社が合理的に見込む。
第三分野保険のストレス・テスト
・げんそくとして、きそりつをおなじくするけいやくくぶんごとにじっしする。
・原則として基礎率を同じくする契約区分ごとに実施する。
第三分野保険のストレス・テスト
・ストレステストおよびふさいじゅうぶんせいテストのきそりつをおなじくするけいやくくぶんは、どういつのものをしようする。
・ストレステスト及び負債十分性テストの基礎率を同じくする契約区分は同一のものを使用する。
第三分野保険のストレス・テスト
・ストレステストのごうりせい・だとうせい、じっしじょうきょうのかいじをおこなう。
・ストレステストの合理性・妥当性、実施状況の開示を行う。
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
・サープラスほうしきとは、もとうけがいしゃがけいやくをしゅっさいするばあい、いっていきんがくRをきめ、つうさんほけんきんがくSがRをこえるまではもとうけがいしゃがぜんがくほゆうし、
・サープラス方式とは、元受会社が契約を出再する場合、一定金額Rを決め、(1被保険者の)通算保険金額SがRを超えるまでは元受会社が全額保有し、
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
ちょうかしたばあいには(S-R)をさいほけんがいしゃにしゅっさいするほうしきである。
超過した場合には(S-R)を保険会社に出再する方式である。
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
・ストップ・ロスさいほけんは、あるもとうけしゅうだんのいっていきかんのほけんきんしはらいそうがくが、ほけんりょうしゅうにゅうそうがくのいっていわりあいaをちょうかしたばあい、さいほけんがいしゃがそのちょうかぶんをさいほけんとしてしはらう。
・ストップ・ロス再保険は、ある元受集団の一定期間の保険金支払総額ΣSが、保険料収入総額ΣPの一定割合αを超過した場合、再保険会社がその超過分(ΣS一α・ΣP)を再保険として支払う。
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
ただし、さいほけんがいしゃのしはらいせきにんがくはむげんではなく、しはらいげんどがせっていされている。
ただし、再保険会社の支払責任額は無限ではなく、支払限度が設定されている。
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
・サープラスほうしきはひれいさいほけんほうしきであるいっぽう、ストップ・ロスさいほけんはひひれいしきさいほけんほうしきである。
・サープラス方式は、比例再保険方式である一方、ストップ・ロス再保険は非比例式再保険方式である。
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
・サープラスほうしきはこべつきけんがたいしょうで、こここのせいめいほけんけいやくにたいし、ほけんきんがくがこうがくによるきけんや、けっかんどあいがこうどによるきけんがたいしょうとなる。
・サープラス方式は個別危険が対象で、個々の生命保険契約に対し保険金額が高額による危険や欠陥度合が高度による危険が対象となる。
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
・ストップ・ロスさいほけんはしゅうだんきけんがたいしょうで、けいやくしゅうだんにたいし、じしん・ひこうきじこなどしはらいほけんきんがしゅうせきするきけんや、いっていきかんのしぼうりつがへんどうするきけんがたいしょうとなる。
・ストップ・ロス再保険は集団危険が対象で、契約集団に対し、地震・飛行機事故など支払い保険金が集積する危険や一定期間の死亡率が変動する危険が対象となる。
「サープラス方式」と「ストップ・ロス再保険」
・ストップ・ロスさいほけんは、せつりつまもないせいめいほけんがいしゃでけいやくけんすうがすくなく、しぼうりつがふあんていであるばあいにこうかてきである。
・ストップ・ロス再保険は、設立間もない生命保険会社で契約件数が少なく、死亡率が不安定である場合に効果的である。
プロフィットマージン
りえきのげんざいかちをほけんりょうしゅうにゅうのげんざいかちでわったものである。しょうらいのほけんりょうしゅうにゅうのへいきんなんわりがりえきとしてけいじょうできるかをたんてきにあらわしており、
利益の現在価値を保険料収入の現在価値で割ったものである。将来の保険料収入の平均何割が利益として計上できるかを端的に表しており、
プロフィットマージン
ほかのぎょうかいとのひかくがようい、だいさんしゃへのせつめいがよういというメリットがある。いっぽうで、げんざいかちでしゅうえきせいをはんだんするため、りえきのはっせいじきをはんだんできない。
他の業界との比較が容易、第三者に説明が容易というメリットがある。一方で、現在価値で収益性を判断するため、利益の発生時期を判断できない。
投資回収年度
りえきのしゅうかがプラスにてんじ、そのごもプラスでありつづけるばあいの、そのプラスにてんじるさいしょのねんどのこと。プロフィットマージンではそくていこんなんなりえきのはっせいじきをはんだんすることができる。
利益の終価がプラスに転じ、その後もプラスであり続ける場合の、そのプラスに転じる最初の年度のこと。プロフィットマージンでは測定困難な利益の発生時期を判断することができる。
内部収益率
しょうらいのりえきのげんざいかちをゼロとするわりびきりつであり、しょきとうしがどのようなりりつでかいしゅうされるかをあらわしている。かぶぬしにとってとうしはんだんのしひょうとしてかつようできる。
将来の利益の現在価値をゼロとする割引率であり、初期投資がどのような利率で回収されるかを表している。株主にとって投資判断の指標として活用できる。
通信販売チャネルのコスト体系
えいぎょうしょくいんがかいざいしないことにくわえ、きけんせんたくめんでもんだいのないしょうひんにげんていされるとかんがえられるため、ぼしゅうてあてやきけんせんたくひがほかのはんばいチャネルよりけいげんされる。
営業職員が介在しないことに加え、危険選択面で問題のない商品に限定されると考えられるため、募集手当てや危険選択費が他の販売チャネルより軽減される。
通信販売チャネルのコスト体系
いっぽう、おおくのばあい、せんでんこうこくひやコール・センターせつえいのため、しょきにおおきなひようがひつようとなる。せんでんこうこくひやコール・センターにかかるひようはこていてきなコストであるのにたいして、
一方、多くの場合、宣伝広告費やコール・センター設営のため、初期に大きな費用が必要となる。宣伝広告費やコール・センターに係る費用は固定的なコストであるのに対して、
通信販売チャネルのコスト体系
ぼしゅうてすうりょうはひれいてきなコストであるため、いっていきぼいじょうのしんけいやくだかをみこむことができるばあい、つうはんチャネルのほうがていコストのはんばいチャネルとなりうる。
募集手数料は比例的なコストであるため、一定規模以上の新契約高を見込むことができる場合、通販チャネルの方が低コストの販売チャネルとなりうる。
確率論的手法
・ひじょうにおおくのシナリオやかくりつぶんぷをかていし、そのかていにもとづきしょうらいのキャッシュフローをすいけいするしゅほう。
・非常に多くのシナリオや確率分布を仮定し、その仮定に基づき将来のキャッシュフローを推計する手法。
確率論的手法
・シナリオごとのキャッシュフロー(シミュレーション)からげんざいかちのきたいちやぶんぷなどをもとめるほうほう、かくりつぶんぷをもとにかいせきてきにもとめるほうほうがある。
・シナリオ毎のキャッシュフロー(シミュレーション)から現在価値の期待値や分布などを求める方法、確率分布をもとに解析的に求める方法がある。
確率論的手法
・ふくざつなしょうひんであっても、げんざいかちのぶんぷ・ぶんさんをはあくすることがよういである。とくに、オプションせいのあるしょうひんや、ぶんぷのすそのがひろいしょうひんにゆうようである。
・複雑な商品であっても、現在価値の分布・分散を把握する事が容易である。特に、オプション性のある商品や分布の裾野が広い商品に有用である。
確率論的手法
・かくりつによるおもみづけがかのうである。
・確率による重み付けが可能である。
確率論的手法
・けいさんふかがおおきい。たんじゅんかされたシナリオでないと、かいせきてきにもとめることができない。
・計算負荷が大きい。単純化されたシナリオでないと解析的に求めることが出来ない。
確率論的手法
・けっかのさいげんができない、またはさいげんがよういではないばあいがある。けいさんするたびにけっかがいとなるばあいには、きゃっかんせいのたんぽがこんなんとなる。
・結果の再現が出来ない、または再現が容易ではない場合がある。計算する度に結果が異なる場合には、客観性の担保が困難となる。
決定論的手法
・たかだかすうほんのシナリオをもちいて、しょうらいのキャッシュフローをすいけいするしゅほう。
・たかだか数本のシナリオを用いて、将来のキャッシュフローを推計する手法。
決定論的手法
・シナリオのせっていには、つうじょう、もっともたしからしいシナリオと、そのしゅうへんのシナリオおよびおこりそうにないシナリオがしようされる。
・シナリオの設定には、通常、最も確からしいシナリオとその周辺のシナリオおよび起こりそうにないシナリオが使用される。
決定論的手法
・けいさんふかがすくなく、かんべんである。
・計算負荷が少なく、簡便である。
決定論的手法
・さいげんがよういであり、きゃっかんせいをたんぽしやすい。
・再現が容易であり、客観性を担保しやすい。
決定論的手法
・きょくたんなシナリオのあたえるえいきょうをこうりょしやすい。
・極端なシナリオの与える影響を考慮しやすい。
決定論的手法
・シナリオのちがいにより、けいさんけっかがおおきくいとなるかのうせいがあるため、シナリオがけつろんにおおきなえいきょうをおよぼす。
・シナリオの違いにより計算結果が大きく異なる可能性があるため、シナリオが結論に大きな影響を及ぼす。
決定論的手法
・げんざいかちのぶんぷ・ぶんさんがふめいかくである。かくりつによるおもみづけができない。
・現在価値の分布・分散が不明確である。確率による重み付けが出来ない。
ストップ・ロス再保険
・あるもとうけけいやくしゅうだんのいっていきかんのほけんきんしはらいそうがくが、ほけんりょうしゅうにゅうそうがくのいっていわりあいaをちょうかしたばあい、さいほけんがいしゃがそのちょうかぶんをさいほけんとしてしはらう。
・ある元受契約集団の一定期間の保険金支払総額ΣSが、保険料収入総額ΣPの一定割合αを超過した場合、再保険会社がその超過分(ΣS一ΣP×α)を再保険として支払う。
ストップ・ロス再保険
・ただし、さいほけんがいしゃのしはらいせきにんはむげんではなく、しはらいげんどがせっていされている。
・ただし、再保険会社の支払責任は無限ではなく支払限度が設定されている。
ストップ・ロス再保険
・このさいほけんは、せつりつまもないせいめいほけんがいしゃでしぼうりつがふあんていなばあいや、だんたいほけんぶんやでここのだんたいごとにさいほけんにふすばあいにゆうこうである。
・この再保険は設立間もない生命保険会社で死亡率が不安定な場合や団体保険分野で個々の団体ごとに再保険に付す場合に有効である。
エクセス・オブ・ロス再保険
・[いちじこ]のとき、あるけいやくしゅうだんのほけんきんしはらいそうがくが、じぜんにさだめられているきんがく(じこほゆうがく)をちょうかしたときに、
・「一事故」のとき、ある契約集団の保険金支払総額ΣSが、事前に定められている金額D(自己保有額)を超過したときに、
エクセス・オブ・ロス再保険
そのちょうかがくをさいほけんがいしゃがもとうけがいしゃにしはらうさいほけんであり、このばあいもしはらいげんど(てんぽげんどがく)をせっていするのがいっぱんてきである。
その超過額(ΣS-D)を再保険会社が元受会社に支払う再保険であり、この場合も支払限度(填補限度額)を設定するのが一般的である。
エクセス・オブ・ロス再保険
・また、[いちじこ]については、じこのしゅるいごとにじかんがさだめられており、そのじかんないにはっせいしたしはらいほけんきんがさいほけんのたいしょうとなる。
・また、「一事故」については、事故の種類ごとに時間が定められており、その時間内に発生した支払保険金が再保険の対象となる。
エクセス・オブ・ロス再保険
・このさいほけんは、かいがいりょこうほけんなどのようにしゅうせききけんのあるばあいにゆうこうである。
・この再保険は海外旅行保険などのように集積危険のある場合に有効である。
収益性を確保する目的
リスクにたいするリターン
リスクに対するリターンの実現
収益性を確保する目的
・ふかくじつせいをもったしょうひんじぎょうをかいし・うんえいするいじょう、ざいむあっかほうこうのリスクにそなえるためのしほんをかくほ・いじすることとなる。
・不確実性をもった商品事業を開始・運営する以上、財務悪化方向のリスクに備えるための資本を確保・維持することとなる。
収益性を確保する目的
・かぶしきがいしゃのばあい、しほんきょしゅつしゃからは、リスクのていどにおうじてきたいされるリターンにみあうすいじゅんのしゅうえきのじつげんがようせいされる。
・株式会社の場合、資本拠出者からは、 リスクの程度に応じて期待されるリターンに見合う水準の収益の実現が要請される。
収益性を確保する目的
・このようなてんからは、しゅうえきせいは、けんぜんせいいじのためにひつようなしほんすいじゅんと、しほんきょしゅつにたいするみかえりとしてのきたいしゅうえきとして、けんぜんせいとかんれんづけられているものとなる。
・このような点からは、収益性は、健全性維持のために必要な資本水準と、資本拠出に対する見返りとしての期待収益として、健全性と関連づけられているものとなる。
収益性を確保する目的
とうしにたいするリターン
投資に対するリターンの実現
収益性を確保する目的
・しんしょうひんをかいはつするさいには、じんてき・ぶってきしげんをもちいたとうしがひつようとなる。
・新商品を開発する際には、人的・物的資源を用いた投資が必要となる。
収益性を確保する目的
・しょうらいのけいぞくてきなしんしょうひんかいはつとうのとうしにつなげていくためには、かいはつとうしがくいじょうのしゅうえきをじつげんすることがひつようとなる。
・将来の継続的な新商品開発等の投資につなげていくためには、 開発投資額以上の収益を実現することが必要となる。