プレイ回数
11
「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ、有為の奥山 今日越えて、浅き夢見し酔ゑひもせず」 江戸で浸透したいろはかるたです。 ことわざが多いので比較的他のタイピングに比べると一つ一つ長くなりがちですが。 説明などはコトバンクなどを参考に書いています。 もし「間違ってるんじゃないの?」などの指摘がありましたらコメント欄に書き込んでください。 いろはかるたタイピング- 京都-の方も遊んでくれるとありがたいです。
用語一覧(48件)
犬も歩けば棒に当たる
いぬもあるけばぼうにあたる
何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多いというたとえ。 出歩けば思わぬ幸運に出会うことのたとえ。
論より証拠
ろんよりしょうこ
あれこれ論じるよりも証拠を示すことで物事は明らかになるということ。
花より団子
はなよりだんご
見た目や品位よりも実質や実利を重視することのたとえ。
憎まれっ子世に憚る
にくまれっこよにはばかる
人に憎まれるような者が、かえって世間では幅をきかせる。
骨折り損のくたびれ儲け
ほねおりぞんのくたびれもうけ
苦労のわりに成果がまったくあがらないこと。
屁をひって尻すぼめる
へをひってしりすぼめる
あやまちをしてから、あわてて取りつくろおうとするさま。
年寄りの冷や水
としよりのひやみず
老人が若者のように元気にふるまったり、年齢にふさわしくない無理をすることのたとえ。 そんなことをすると後がたいへんと心配したり、冷やかしたりするときにいう。
塵も積もれば山となる
ちりもつもればやまとなる
ごくわずかなものでも数多く積み重なると、動かしようのない高大なものとなるというたとえ。 また、小さな努力でもたゆまず続けていくと、いつか大きな成果が得られることのたとえ。
律義者の子沢山
りちぎもののこだくさん
律義者は品行が正しく、家庭が円満なので、子どもが多い。
盗人の昼寝
ぬすっとのひるね
盗人が夜の稼ぎに備えて昼寝をすること。 何をするにも思わくがあることのたとえ。
瑠璃も玻璃も照らせば光る
るりもはりもてらせばひかる
すぐれた素質や才能をもつものは、どこにいても目立つというたとえ。
老いては子に従え
おいてはこにしたがえ
年をとってからは、何事も子に任せて従ったほうがよいということ。
割れ鍋に閉じ蓋
われなべにとじぶた
破損した鍋にもそれ相応の蓋があること。 どんな人にも、それにふさわしい伴侶があることのたとえ。 また、両者が似通った者どうしであることのたとえ。
癩の瘡うらみ
かったいのかさうらみ
大差ないものを見てうらやむこと。 また、ぐちをこぼすことともいう。
葦の髄から天井を覗く
よしのずいからてんじょうをのぞく
葦の茎の管を通して天井を見て、天井全体を見たと思いこむ。 自分の狭い見識だけで広大なことについて勝手な判断をすることのたとえ。
旅は道連れ世は情け
たびはみちずれよはなさけ
旅では道連れのあることが心強く、同じように世を渡るには互いに情けをかけることが大切である。
良薬は口に苦し
りょうやくはくちににがし
よい薬は苦くて飲みにくいが、病気の治療にはすぐれたききめがある。 転じて、過ちを指摘し、いさめてくれることばは素直に聞き入れにくいが、本人のためになることのたとえ。
惣領の甚六
そうりょうのじんろく
長子は大事に育てられるので、その弟妹よりもおっとりしていたり、世間知らずであったりするということ。
月夜に釜を抜かれる
つきよにかまをぬかれる
明るい月夜に大切な釜を盗まれてしまう。 そんなことはあり得ないと思い、はなはだしく油断してしくじることのたとえ。 また、油断して被害をこうむりながら、どんな状況なのか、よくのみこめず、間の抜けた顔をするたとえ。
念には念を入れよ
ねんにはねんをいれよ
たいせつなことは、過ちがおきないように十分に注意したうえにもさらに注意し確認せよ。
泣きっ面に蜂
なきっつらにはち
泣いているときに顔を蜂に刺されて、いっそう辛い思いをする。 悪いことが重なること、不幸な上にさらに辛いことが加わることのたとえ。
楽あれば苦あり
らくあればくあり
人生には楽なこともあれば、苦しいこともある。 楽ばかり続くはずはなく、また苦ばかりということもない。
無理が通れば道理が引っ込む
むりがとおればどうりがひっこむ
道理に反する無理が幅をきかせるようになれば、道理にかなったことが行われなくなる。
嘘から出た実
うそからでたまこと
嘘のつもりであったものが、結果的に、はからずも真実となること。
芋の煮えたも御存じない
いものにえたもごぞんじない
芋が煮えたのか煮えていないのかの判断さえできない。 世間の事情にうといことのたとえ。
喉元過ぎれば熱さを忘れる
のどもとすぎればあつさをわすれる
苦しいことや辛いことも、過ぎてしまえば忘れることのたとえ。また、苦しい時に人から受けた恩もやがて忘れ、ありがたく思わなくなることのたとえ。
鬼に金棒
おににかなぼう
ただでさえ強い鬼に、強力な武器である金棒を持たせると、さらに強くなる。 もともと強い者に何かが加わって、さらに強力な者になることのたとえ。 また、すぐれた者に似つかわしいものが加わって一段と引き立つことのたとえ。
臭いものに蓋
くさいものにふた
悪臭を放つものが入っている容器に、臭気が外にもれないようにふたをする。 不都合なことが外部にもれないように、一時しのぎの手段や方法を講じることのたとえ。
安物買いの銭失い
やすものがいのぜにうしない
安価な物を買うと、品質が悪かったり、すぐに買い替えなければならなかったりするので、かえって損になるということ。
負けるが勝ち
まけるがかち
つまらない争いは避け、その場の勝ちは相手に譲るのが賢明で、最終的な勝利につながる。
芸は身を助ける
げいはみをたすける
身に付けた技芸があれば、いざというときに生計の支えになって助かる。 趣味などで習得した芸が、暮らしに困った時には生活を支える一助となる。
文は遣りたし書く手は持たず
ふみはやりたしかくてはもたず
恋文を書いて送りたいが、無筆のため自分では書けない。 また、恥ずかしくて代筆を頼むこともできない。
子は三界の首枷
こはさんかいのくびかせ
親にとって子どもは、いくつになっても、また、どこへ行っても首にかけた枷のように一生苦労する厄介な存在である。
得手に帆を揚げる
えてにほをあげる
得意とするものを発揮する好機が到来し、待ってましたとばかりに調子にのることのたとえ。
亭主の好きな赤烏帽子
ていしゅのすきなあかえぼし
主人が好むなら、世間から見ると異様なものであっても、家の者はその趣味に従うものである。
頭隠して尻隠さず
あたまかくしてしりかくさず
悪事やいたずらなどをして、当人は証拠を隠したつもりでいるが、肝心なところで抜かりがあり、すぐに露見するさまをたとえていう。
三遍廻って煙草にしょ
さんべんまわってたばこにしょ
休むことを急がず、念を入れて手落ちのないように気をつけよう。
聞いて極楽見て地獄
きいてごくらくみてじごく
話に聞くのと実際に見るのとでは非常に違っていることのたとえ。
油断大敵
ゆだんたいてき
油断は大敵と思っていましめよ。大丈夫だろうと気をゆるめて注意を怠ると、思いもよらない危険を招くことになる。
目の上の瘤
めのうえのこぶ
自分よりも立場が上にあって、いつも目障りと思っていても簡単にはどうにもならないもののたとえ。
身から出た錆
みからでたさび
災いが降りかかり苦しむのも、元をただせば本人の悪行や怠慢が原因となっていることのたとえ。 他の誰のせいでもなく、本人に責任があることを強調していう。
知らぬが仏
しらぬがほとけ
不愉快な事実を知れば腹も立ち、悩みもするが、何も知らないうちは仏のように穏やかな気持ちでいられる。 当人が自分がどんな状況に置かれているのかまったく認識していないので、平気でいるさまを皮肉に評していうことが多い。
縁は異なもの味なもの
えんはいなものあじなもの
男女の縁はどこでどう結ばれるかわからず、不思議でおもしろいものであるということ。 縁は異なもの。
貧乏暇なし
びんぼうひまなし
貧乏して生活に追われ、時間のゆとりがない。 貧乏人は食べていくだけで精一杯である。
門前の小僧習わぬ経を読む
もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ
お寺の近くに住んでいる子どもは、特に習わなくてもお経を唱えるようになる。 幼いころ身近で見聞きしていたことは、特におぼえようとしなくてもおのずから身につくことのたとえ。
背に腹はかえられぬ
せにはらはかえられぬ
事態が切迫すると、肝心なものを守るために、相当な犠牲をはらうのもやむをえないことのたとえ。 不本意でも、ほかに選択肢がないことを強く示唆する。
粋が身を食う
すいがみをくう
粋人ともてはやされたりしていると、遊興に深入りしすぎ、最後には身をほろぼすことになる。
京の夢大阪の夢
きょうのゆめおおさかのゆめ
京の都の夢、繁盛する大坂の夢。 夢の話をする前に唱えたことばとされるが、必ずしも意味は明確でなく、文脈によってかなり幅がある。