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「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ、有為の奥山 今日越えて、浅き夢見し酔ゑひもせず」 京都で浸透したいろはかるたです。実はいろはかるたが誕生したのは京都という話があります。 ことわざが多いので比較的他のタイピングに比べると一つ一つ長くなりがちですが。 説明などはコトバンクなどを参考に書いています。 もし「間違ってるんじゃないの?」などの指摘がありましたらコメント欄に書き込んでください。 いろはかるたタイピング- 江戸-の方も遊んでくれるとありがたいです。
用語一覧(48件)
一寸先は闇
いっすんさきはやみ
将来は、ほんの少し先のことでも何が起こるか、まったくわからないことのたとえ。
論語読みの論語知らず
ろんごよみのろんごしらず
書物を読んではいても、その精神を十分理解できず、実生活に生かせないことのたとえ。
針の穴から天を覗く
はりのあなからてんをのぞく
針の穴の小さなすきまから広大な天をのぞいても、全体が見えるはずはなく、見えないところは推測してしまう。 自分の狭い見識を基準にして、広大なことについて勝手な推測を下すことのたとえ。
二階から目薬
にかいからめぐすり
二階にいる人が階下の人に目薬をさす。なかなか思うような結果がえられずもどかしいことのたとえ。また、やり方があまりに遠回しで効果がおぼつかないことのたとえ。
仏の顔も三度
ほとけのかおもさんど
どんなに穏やかな人でも、面と向かって顔をなでるような失礼なことを三度も繰り返されては怒りだす。 これまで大目に見てきたことも、度重なればただではすまないというたとえ。
下手の長談義
へたのながだんぎ
話が下手な上に長々と続いて、はた迷惑なこと。 また、口下手な人にかぎって人前に出ると長話をすること。
豆腐に鎹
とうふにかすがい
力を入れても、手ごたえやききめがないことのたとえ。
地獄の沙汰も金次第
じごくのさたもかねしだい
地獄の閻魔様の裁きも金で左右されるというくらいだから、この世では、金さえあればたいていのことは何とでもできる。
綸言汗の如し
りんげんあせのごとし
天子が一度口に出したことばは汗と同じで、元に戻し取り消すことはできない。
糠に釘
ぬかにくぎ
力をいれて意見や忠告をしたり、強く抗議しても、まるで手ごたえや効果がないことのたとえ。
類を似て集まる
るいをもってあつまる
気の合った者や趣味などが似かよった者は、おのずから集まるものである。
鬼も十八
おにもじゅうはち
醜い者や武骨な者も、年頃になれば相応に美しくなり、また、男女の情を解するようになる。 一八歳頃の女性は娘盛りである。
笑う門には福来たる
わらうかどにはふくきたる
なごやかで笑いのたえない家には福の神が訪れ、繁盛する。
蛙の面に水
かえるのつらにみず
非難されたり罵倒されても平気で、反応がないことのたとえ。
夜目遠目笠の内
よめとおめかさのうち
夜見る時や遠くから見る時、また笠をかぶっている者を見ると、姿かたちがいっそう美しく見える。女性の容貌についていうことが多い。
立て板に水
たていたにみず
弁舌が流りゅう暢ちょうで、よどみなく話すこと。 また、たて続けにものを言うことのたとえ。
連木で腹を切る
れんぎではらをきる
不可能なことのたとえ。 連木で腹を切る。 杓子で腹を切る。
袖振り合うも他生の縁
そでふりあうもたしょうのえん
道を歩いていて見知らぬ人とすれ違うのも、前世からの因縁による。 行きずりの人との出会いやことばを交わすことも単なる偶然ではなく、縁があって起こるものである。
月夜に釜を抜く
つきよにかまをぬく
明るい月夜に大切な釜を盗まれてしまう。 そんなことはあり得ないと思い、はなはだしく油断してしくじることのたとえ。 また、油断して被害をこうむりながら、どんな状況なのか、よくのみこめず、間の抜けた顔をするたとえ。
猫に小判
ねこにこばん
猫に小判をあたえても少しも喜ばず、ありがたみがない。 高価なものや貴重なものをあたえても、価値のわからない人には何の意味もないことのたとえ。
済す時の閻魔顔
なすときのえんまがお
他人から金品を借りるときはにこにこしているが、返済するときには渋い顔をする。
来世の事を言えば鬼が笑う
らいせのことをいえばおにがわらう
来年のことは、どうなるかわからないから、めったなことで口にするものではないというたとえ。
馬の耳に念仏
うまのみみにねんぶつ
馬にありがたい念仏を聞かせても無駄である。 いくら意見をしても全く効き目のないことのたとえ。
氏より育ち
うじよりそだち
人柄や立ち居ふるまいは、生まれついた家柄や身分よりも、育った環境や教育による影響が大きい。
鰯の頭も信心から
いわしのあたまもしんじんから
鰯の頭のようにつまらないものをあがめるのも信仰しているからである。 つまらぬものを信じ込んで疑わない者を皮肉に批判することば。
鑿と言えば槌
のみといえばつち
「鑿」といわれたら、槌も一緒に使うに決まっているから、槌も用意せよ。 何事もいちいち言われなくても気をきかせよ、というたとえ。 また、気がきくことのたとえとしても使われる。
負うた子に教えられて浅瀬を渡る
おうたこにおしえられてあさせをわたる
背負った子どもに浅瀬を教えてもらいながら川を渡る。 自分より年少の未熟な者に教えられることのたとえ。
臭い物に蠅がたかる
くさいものにはえがたかる
臭いものに蠅が集まるように、悪い者どうしは寄り集まるものであるというたとえ。
闇夜に鉄砲
やみよにてっぽう
目標の定まらないこと。 また、やっても効果や意味のないことをたとえていう。
蒔かぬ種は生えぬ
まかぬたねははえぬ
原因のない所に結果はない。 準備や努力を何もせずによい結果が得られるわけがないというたとえ。
下駄と焼き味噌
げたとやきみそ
形は似ていても、内容はまったく違っていることのたとえ。
武士は食わねど高楊枝
ぶしはくわねどたかようじ
武士たるもの、たとえ貧しくて食べるものに事欠いても、じゅうぶん食べたふりをして楊枝を使うものだ。 武士はたとえ生活に窮しても気位は高くもち、恥ずべきことをしてはならないというたとえ。
此れに懲りよ道才坊
これにこりよどうさいぼう
撮棒に打たれて懲りよ、の意。
縁の下の力持ち
えんのしたのちからもち
人には見えないところで力をつくし、苦労すること(人)のたとえ。脚光を浴びていないが、陰で重要な役割を果たす者のたとえ。
寺から里へ
てらからさとへ
里の檀家から寺へ金品を贈るのがふつうなのに、寺から檀家に物が届けられる。 物事があべこべで、立場が逆であることのたとえ。
足元から鳥が立つ
あしもとからとりがたつ
身近なところから、突然思いがけない出来事が起こるさま。 また、急に思い立って物事を始めたり、あわてて物事を始めたりするさま。
竿の先に鈴
さおのさきにすず
騒がしいこと。 おしゃべりなことをたとえ。
義理と褌欠かされぬ
ぎりとふんどしかかされぬ
男に褌が欠かせないように、人に対する義理は欠くことのできない大切なものだ。
幽霊の浜風
ゆうれいのはまかぜ
海辺の強い風にあった幽霊のように、しょんぼりとして迫力のない様子にたとえ。
盲の垣のぞき
めくらのかきのぞき
何の役にも立たないこと、やってもむだなことをたとえ。
身は身で通る裸ん坊
みはみでとおるはだかんぼう
貧富や賢い愚かの差はあっても、人はそれぞれにふさわしい暮らしをしてゆくものであり、けっきょくは、自分を中心とする生活しかできぬものであることをいう。
吝ん坊の柿の種
しわんぼうのかきのたね
無用の柿の種まで物惜しみするほどのひどいけちんぼう。極度の吝嗇家を非難していう。
縁と月日
えんとつきひ
良縁や人生の良い機会は、あせらず落ち着いて待つのがよいというたとえ。
瓢箪から駒
ひょうたんからこま
意外な所から意外の物が出ることのたとえ。 冗談半分のことが事実となってしまう場合などにいう。
餅は餅屋
もちはもちや
餅は餅屋のついたものがいちばんうまい。 その道のことはやはり専門家が一番であるというたとえ。
性は道によって賢し
せいはみちによってかしこし
人の性質は、各自の専門によって、おのずから練磨され向上する。 どの分野の人でも、それぞれ仕事に精進することで、素人には及びもつかない技芸や知恵を身につけていることをいう。
雀百まで踊り忘れず
すずめひゃくまでおどりわすれず
雀はちゅんちゅん跳びはねて歩き回るが、その癖は生涯変わらない。 幼いころや青年時代の習慣は、年を取っても抜けないことをいう。
京に田舎あり
きょうにいなかあり
都のようなにぎやかな街でも、田舎のような習慣や場所をもつところがあるとのたとえから、よい土地にも、よい場所とそうでない場所があることをいう。