青のすみか

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用語一覧(34件)

001

どこまでも続くような青の季節は

どこまでもつづくようなあおのきせつは

4つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない

002

4つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない

よっつならぶなまこのまえをさえぎるものはなにもない

アスファルト、蝉時雨を反射して

003

アスファルト、蝉時雨を反射して

あすふぁるとせみしぐれをはんしゃして

きみとういう沈黙が聞こえなくなる

004

きみとういう沈黙が聞こえなくなる

きみというちんもくがきこえなくなる

この日々が色褪せる

005

この日々が色褪せる

このひびがいろあせる

僕と違う君の匂いを知ってしまっても

006

僕と違う君の匂いを知ってしまっても

ぼくとちがうきみのにおいをしってしまっても

置き忘れてきた永遠の底に

007

置き忘れてきた永遠の底に

おきわすれてきたえいえんのそこに

今でも青が棲んでいる

008

今でも青が棲んでいる

いまでもあおがすんでいる

今でも青は澄んでいる

009

今も青は澄んでいる

いまでもあおはすんでいる

どんな祈りも言葉も

010

どんな祈りも言葉も

どんないのりもことばも

近づけるのに、届かなかった

011

近づけるのに、届かなかった

ちかづけるのにとどかなかった

まるで、静かな恋のような

012

まるで、静かな恋のような

まるでしずかなこいのような

頬を伝った夏のような色の中

013

頬を伝った夏のような色の中

ほほをつたったなつのようないろのなか

きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる

014

きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる

きみをのろうことばがずっとのどのおくにつかえてる

「また会えるよね」って、声にならない声

015

「また会えるよね」って、声にならない声

またあえるよねってこえにならないこえ

昼下がり、じめつく風の季節は

016

昼下がり、じめつく風の季節は

ひるさがりじめつくかぜのきせつは

思い馳せる、まだ何者でもなかったら僕らの肖像

017

思い馳せる、まだ何者でもなかったら僕らの肖像

おもいはせるまだなにものでもなかったらぼくらのしょうぞう

何もかも分かち合えたはずだった

018

何もかも分かち合えたはずだった

なにもかもわかちあえたはずだった

あの日から少しずつ

019

あの日から少しずつ

あのひからすこしずつ

きみと違う僕という呪いが肥っていく

020

きみと違う僕という呪いが肥っていく

きみとちがうぼくというのろいがふとっていく

君の笑顔の奥の憂いを

021

君の笑顔の奥の憂いを

きみのえがおのおくのうれいを

見落としたこと、悔やみ尽くして

022

見落としたこと、悔やみ尽くして

みおとしたことくやみつくして

徒花と咲いて散っていくきみに

023

徒花と咲いて散っていくきみに

あだばなとさいてちっていくきみに

"さよなら"

024

"さよなら"

さよなら

今でも青が棲んでいる

025

今でも青が棲んでいる

いまでもあおがすんでいる

今でも青は澄んでいる

026

今でも青は澄んでいる

いまでもあおはすんでいる

どんな祈りも言葉も

027

どんな祈りも言葉も

どんないのりもことばも

近づけるのに、届かなかった

028

近づけるのに、届かなかった

ちかづけるのにとどかなかった

まるで、静かな恋のような

029

まるで、静かな恋のような

まるでしずかなこいのような

頬を伝った夏のような色のなか

030

頬を伝った夏のような色のなか

ほほをつたったなつのようないろのなか

きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる

031

きみを呪う言葉がずっと喉の奥につかえてる

きみをのろうことばがずっとのどのおくにつかえてる

「また会えるよね」って、声にならない声

032

「また会えるよね」って、声にならない声

またあえるよねってこえにならないこえ

無限に膨張する銀河の星の粒のように

033

無限に膨張する銀河の星の粒のように

むげんにぼうちょうするぎんがのほしのつぶのように

指の隙間を零れた

034

指の隙間を零れた

ゆびのすきまをこぼれた

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