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命に嫌われている。 カンザキイオリ feat.初音ミク 作詞:カンザキイオリ 作曲:カンザキイオリ 発売日:2017/08/06 動画https://www.youtube.com/watch?v=0HYm60Mjm0k
用語一覧(69件)
「死にたいなんて言うなよ。」
しにたいなんていうなよ
「諦めないで生きろよ。」
「諦めないで生きろよ。」
あきらめないでいきろよ
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
そんなうたがただしいなんてばかげてるよな
実際自分は死んでもよくて
実際自分は死んでもよくて
じっさいじぶんはしんでもよくて
周りが死んだら悲しくて
周りが死んだら悲しくて
まわりがしんだらかなしくて
「それか嫌だから」っていうエゴなんです。
「それか嫌だから」っていうエゴなんです。
それがいやだからっていうエゴなんです
他人が生きてもどうでもよくて
他人が生きてもどうでもよくて
たにんがいきてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
誰かを嫌うこともファッションで
だれかをきらうこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
それでも「平和に生きよう」
それでもへいわにいきよう
なんて素敵なことでしょう。
なんて素敵なことでしょう。
なんてすてきなことでしょう
画面の先では誰かが死んで
画面の先では誰かが死んで
がめんのさきではだれかがしんで
それを嘆いて誰かが歌って
それを嘆いて誰かが歌って
それをなげいてだれかがうたって
それに感化された少年が
それに感化された少年が
それにかんかされたしょうねんが
ナイフを持って走った。
ナイフを持って走った。
ナイフをもってはしった
僕らは命に嫌われている。
僕らは命に嫌われている。
ぼくらはいのちにきらわれている
価値観もエゴも押し付けて
価値観もエゴも押し付けて
かちかんもエゴもおしつけて
いつも誰かを殺したい歌を
いつも誰かを殺したい歌を
いつもだれかをころしたいうたを
簡単に電波で流した。
簡単に電波で流した。
かんたんにでんぱでながした
僕らは命に嫌われている。
僕らは命に嫌われている。
ぼくらはいのちにきらわれている
軽々しく死にたいだとか
軽々しく死にたいだとか
かるがるしくしにたいだとか
軽々しく命を見てる僕らは
軽々しく命を見てる僕らは
かるがるしくいのちをみてるぼくらは
命に嫌われている。
命に嫌われている。
いのちにきらわれている
お金がないので今日も
お金がないので今日も
おかねがないのできょうも
一日中惰眠を謳歌する。
一日中惰眠を謳歌する。
いちにちじゅうだみんをおうかする
生きる意味なんて見出だせず、
生きる意味なんて見出だせず、
いきるいみなんてみいだせず
無駄を自覚して息をする。
無駄を自覚して息をする。
むだをじかくしていきをする
「寂しい」なんて言葉で
「寂しい」なんて言葉で
さびしいなんてことばで
この傷が表せていいものか
この傷が表せていいものか
このきずがあらわせていいものか
そんな意地ばかり抱え
そんな意地ばかり抱え
そんないじばかりかかえ
今日も一人ベッドに眠る
今日も一人ベッドに眠る
きょうもひとりベッドにねむる
少年だった僕たちがいつか青年に変わっていく。
少年だった僕たちがいつか青年に変わっていく。
しょうねんだったぼくたちがいつかせいねんにかわっていく
年老いていつか枯れ葉のように
年老いていつか枯れ葉のように
としおいていつかかれはのように
誰にも知られず朽ちていく。
誰にも知られず朽ちていく。
だれにもしられずくちていく
不死身の身体を手に入れて、
不死身の身体を手に入れて、
ふじみのからだをてにいれて
一生死なずに生きていく。
一生死なずに生きていく。
いっしょうしなずにいきていく
そんなSFを妄想してる
そんなSFを妄想してる
そんなsfをもうそうしてる
自分が死んでもどうでもよくて
自分が死んでもどうでもよくて
じぶんがしんでもどうでもよくて
それでも周りに生きて欲しくて
それでも周りに生きて欲しくて
それでもまわりにいきてほしくて
矛盾を抱えて生きてくなんて
矛盾を抱えて生きてくなんて
むじゅんをかかえていきてくなんて
怒られてしまう
怒られてしまう
おこられてしまう
「正しいものは正しくいなさい。」
「正しいものは正しくいなさい。」
ただしいものはただしくいなさい
「死にたくないなら生きていなさい。」
「死にたくないなら生きていなさい。」
しにたくないならいきていなさい
悲しくなるならそれでもいいなら
悲しくなるならそれでもいいなら
かなしくなるならそれでもいいなら
ずっと一人で笑えよ。
ずっと一人で笑えよ。
ずっとひとりでわらえよ
僕らは命に嫌われている。
僕らは命に嫌われている。
ぼくらはいのちにきらわれている
幸福の意味すらわからず、
幸福の意味すらわからず、
こうふくのいみすらわからず
産まれた環境ばかり憎んで
産まれた環境ばかり憎んで
うまれたかんきょうばかりにくんで
簡単に過去ばかり呪う。
簡単に過去ばかり呪う。
かんたんにかこばかりのろう
僕らは命に嫌われている。
僕らは命に嫌われている。
ぼくらはいのちにきらわれている
さよならばかりが好きすぎて
さよならばかりが好きすぎて
さよならばかりがすきすぎて
本当の別れなど知らない僕らは
本当の別れなど知らない僕らは
ほんとうのわかれなどしらないぼくらは
命に嫌われている。
命に嫌われている。
いのちにきらわれている
幸福も別れも愛情も友情も
幸福も別れも愛情も友情も
こうふくもわかれもあいじょうもゆうじょうも
滑稽な夢の戯れで全部カネで買える代物。
滑稽な夢の戯れで全部カネで買える代物。
こっけいなゆめのたわむれでぜんぶカネでかえるしろもの
明日、死んでしまうかもしれない。
明日、死んでしまうかもしれない。
あしたしんでしまうかもしれない
すべて、無駄になるかもしれない。
すべて、無駄になるかもしれない。
すべてむだになるかもしれない
朝も夜も春も秋も
朝も夜も春も秋も
あさもよるもはるもあきも
変わらず誰かがどこかで死ぬ。
変わらず誰かがどこかで死ぬ。
かわらずだれかがどこかでしぬ
夢も明日も何もいらない。
夢も明日も何もいらない。
ゆめもあすもなにもいらない
君が生きていたならそれでいい。
君が生きていたならそれでいい。
きみがいきていたならそれでいい
そうだ。本当はそういうことが歌いたい。
そうだ。本当はそういうことが歌いたい。
そうだほんとうはそういうことがうたいたい
命に嫌われている。
命に嫌われている。
いのちにきらわれている
結局いつかは死んでいく。
結局いつかは死んでいく。
けっきょくいつかはしんでいく
君だって僕だっていつかは
君だって僕だっていつかは
きみだってぼくだっていつかは
枯れ葉のように朽ちていく。
枯れ葉のように朽ちていく。
かれはのようにくちていく
それでも僕らは必死に生きて
それでも僕らは必死に生きて
それでもぼくらはひっしにいきて
命を必死に抱えて生きて
命を必死に抱えて生きて
いのちをひっしにかかえていきて
殺してあがいて笑って抱えて
殺してあがいて笑って抱えて
ころしてあがいてわらってかかえて
生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。
生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。
いきていきていきていきていきろ
↺ 「死にたいなんて言うなよ。」