「僕が死のうと思ったのは」

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「生きることに真面目過ぎるから」 とても素敵だと感じました。僕たちは生きることについて深く考えすぎて、いろいろなものを見失ってしまっているのかもしれません。大事な人を思い浮かべて、世界を少し好きになる。生きるにはそれで十分なのかもしれませんね。 amazarashiさん↓ https://www.youtube.com/watch?v=xIFoDnxxAyc&list=RDxIFoDnxxAyc&index=1 中島美嘉さん↓ https://www.youtube.com/watch?v=ZH-amYi7_o4

用語一覧(42件)

001

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

ウミネコが桟橋で鳴いたから

002

ウミネコが桟橋で鳴いたから

ウミネコがさんばしでないたから

波の随意に浮かんで消える

003

波の随意に浮かんで消える

なみのまにまにうかんできえる

過去も啄んで飛んでいけ

004

過去も啄んで飛んでいけ

かこもついばんでとんでいけ

僕が死のうと思ったのは

005

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

誕生日に杏の花が咲いたから

006

誕生日に杏の花が咲いたから

たんじょうびにあんずのはながさいたから

その木漏れ日でうたた寝したら

007

その木漏れ日でうたた寝したら

そのこもれびでうたたねしたら

虫の死骸とになれるかな

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虫の死骸と土になれるかな

むしのしがいとつちになれるかな

薄荷飴 漁港の灯台 錆びたアーチ橋 捨てた自転車

009

薄荷飴 漁港の灯台 錆びたアーチ橋 捨てた自転車

はっかあめぎょこうのとうだいさびたアーチきょうすてたじてんしゃ

木造の駅のストーブの前で どこにも旅立てない心

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木造の駅のストーブの前で どこにも旅立てない心

もくぞうのえきのストーブのまえでどこにもたびだてないこころ

今日はまるで昨日みたいだ 明日を変えるなら今日を変えなきゃ

011

今日はまるで昨日みたいだ 明日を変えるなら今日を変えなきゃ

きょうはまるできのうみたいだあすをかえるならきょうをかえなきゃ

分かってる 分かってる けれど

012

分かってる 分かってる けれど

わかってるわかってるけれど

僕が死のうと思ったのは

013

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

心が空っぽになったから

014

心が空っぽになったから

こころがからっぽになったから

満たされないと泣いているのは

015

満たされないと泣いているのは

みたされないとないているのは

きっと満たされたいと願うから

016

きっと満たされたいと願うから

きっとみたされたいとねがうから

僕が死のうと思ったのは

017

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

靴紐がほどけたから

018

靴紐がほどけたから

くつひもがほどけたから

結びなおすのは苦手なんだよ

019

結びなおすのは苦手なんだよ

むすびなおすのはにがてなんだよ

人との繋がりもまた然り

020

人との繋がりもまた然り

ひととのつながりもまたしかり

僕が死のうと思ったのは

021

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

少年が僕を見つめていたから

022

少年が僕を見つめていたから

しょうねんがぼくをみつめていたから

ベッドの上で土下座してるよ

023

ベッドの上で土下座してるよ

ベッドのうえでどげざしてるよ

あの日の僕にごめんなさいと

024

あの日の僕にごめんなさいと

あのひのぼくにごめんなさいと

パソコンの薄明かり 上階の部屋の生活音

025

パソコンの薄明かり 上階の部屋の生活音

パソコンのうすあかりじょうかいのせいかつおん

インターフォンのチャイムの音 目をふさぐ鳥かごの少年

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インターフォンのチャイムの音 目をふさぐ鳥かごの少年

インターフォンのチャイムのおとみみをふさぐとりかごのしょうねん

見えない敵と戦ってる 六畳一間のドンキホーテ

027

見えない敵と戦ってる 六畳一間のドンキホーテ

みえないてきとたたかってるろくじょうひとまのドンキホーテ

ゴールはどうせ酷いものさ

028

ゴールはどうせ酷いものさ

ゴールはどうせひどいものさ

僕が死のうと思ったのは

029

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

冷たい人と言われたから

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冷たい人と言われたから

つめたいひとといわれたから

愛されたいと泣いているのは

031

愛されたいと泣いているのは

あいされたいとないているのは

人の温もりを知ってしまったから

032

人の温もりを知ってしまったから

ひとのぬくもりをしってしまったから

僕が死のうと思ったのは

033

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

あなたが奇麗に笑うから

034

あなたが奇麗に笑うから

あなたがきれいにわらうから

死ぬことばかり考えてしまうのは

035

死ぬことばかり考えてしまうのは

しぬことばかりかんがえてしまうのは

きっと生きることに真面目過ぎるから

036

きっと生きることに真面目過ぎるから

きっといきることにまじめすぎるから

僕が死のうと思ったのは

037

僕が死のうと思ったのは

ぼくがしのうとおもったのは

まだあなたに出会ってなかったから

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まだあなたに出会ってなかったから

まだあなたにであってなかったから

あなたのような人が生まれた

039

あなたのような人が生まれた

あなたのようなひとがうまれた

世界を少し好きになったよ

040

世界を少し好きになったよ

せかいをすこしすきになったよ

あなたのような人が生きてる

041

あなたのような人が生きてる

あなたのようなひとがいきてる

世界に少し期待するよ

042

世界に少し期待するよ

せかいにすこしきたいするよ

~end~

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