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_生死、命、価値...貴方はどう思うんでしょう。 年月が過ぎていくと同時に命について考えられるところがあったり共感できる部分のある曲です。 歌詞の薄暗い雰囲気と全体的に明るめな伴奏やテンポがクセになるかもです😆 (括弧や句読点は打たなくて大丈夫です) 葵木ゴウ様 →https://youtu.be/IweZMGsnoUw?si=zjbtfOivAVvM6SOQ
用語一覧(50件)
二十二を過ぎたあたりから
にじゅうにをすぎたあたりから
体の重さを感じないんだ
からだのおもさをかんじないんだ
死んだ魚の目で四季の経過を眺めてる
しんださかなのめでしきのけいかをながめてる
命に重さがあるとするならば
いのちにおもさがあるとするならば
僕のそれは秋風に吹かれて舞う
ぼくのそれはあきかぜにふかれてまう
枯れ葉と同じだ
かれはとおんなじだ
驟雨に溶けてなくなってしまうほど
しゅううにとけてなくなってしまうほど
薄弱なものだ
はくじゃくなものだ
何かを成し遂げたり
なにかをなしとげたり
努力を惜しまなかったり
どりょくをおしまなかttaり
二つとない才能や誇れる物があったり
ふたつとないさいのうやほこれるものがあったり
それらが命の重さに
それらがいのちのおもさに
延いては人としての価値になるんなら
ひいてはひととしてのかちになるんなら
あぁ
あぁ
僕はたかが知れてるよな
ぼくはたかがしれてるよな
十月二十日の赤橙に染まる
じゅうがつはつかのせきとうにそまる
相模原と六畳間
さがみはらとろくじょうま
金木犀の匂い
きんもくせいのにおい
はしゃぐ子供たちの声
はしゃぐこどもたちのこえ
「命は等しく尊いものだ」と
いのちはひとしくとうといものだと
教えられはしたけど詭弁だろ
おしえられはしたけどきべんだろ
なぁ、神様とやら
なぁかみさまとやら
空疎な僕と彼らの未来が
くうそなぼくとかれらのみらいが
同等なものか
どうとうなものか
誰かを愛してたり
だれかをあいしてたり
誰かに愛されてたり
だれかにあいされてたり
必要とされてたり
ひつようとされてたり
期待、未来があったり
きたいみらいがあttaり
それらで人を量るなら
それらでひとをはかるなら
"生きているかどうか"の解になるんなら
いきているかどうかのかいになるんなら
あぁ
あぁ
僕は疾うに死んでたのか
ぼくはとうにしんでたのか
二十四を過ぎたあたりから
にじゅうしをすぎたあたりから
薬がないと寝れなくなった
くすりがないとねれなくなった
微睡みの最中で理想ばっかり描いてる
まどろみのさなかでりそうばっかりえがいてる
書き捨てた歌詞の残骸を枕代わりにして
かきすてたかしのざんがいをまくらがわりにして
朝を迎えるといつも文字が滲んでる
あさをむかえるといつももじがにじんでる
「生きたい」と思えないのに
いきたいとおもえないのに
命に縋り付く手に
いのちにすがりつくてに
刻まれた傷跡は寂寥の年月
きざまれたきずあとはせきりょうのとしつき
未練を焼べる、夕日に
みれんをくべるゆうひに
「この街ごと全部を焼き尽くせばいい」
このまちごとぜんぶをやきつくせばいい
ただ
ただ
春の桜吹雪に
はるのさくらふぶきに
夏の蝉時雨に
なつのせみしぐれに
秋の黍嵐に
あきのきびあらしに
冬の白雪に
ふゆのしらゆきに
かき消されないくらいの命が
かきけされないくらいのいのちが
命がずっと欲しかった
いのちがずっとほしかった
ただ、それだけ
ただそれだけ