軍服が発祥のミリタリーファッションアイテム9選

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街を歩けばミリタリーカラーや迷彩柄の服に身をつつみ、ミリタリーテイストのバッグを持つ人を多く見る。迷彩柄はここ数年でファッションとして浸透した感もあり、ミリタリーファッションはファッションの1カテゴリーと言ってもいいのではないだろうか。戦場での機能性を重視して開発されてきた軍服は実用性の高さから古くから普段着として一般の間でも人気があり着用されていた。今回は実は知らず知らずに着ていた軍服発祥の服を紹介する。

用語一覧(9件)

001

ネクタイ

ねくたい

ネクタイの起源と言われているのが、17世紀、ルイ13世を守るためにフランスに来たクロアチア兵が首に巻いていたスカーフでクラバットと呼ばれた。当時は今のようなネクタイではなく、首に四角い布を巻いたにすぎないものになる。第一次世界大戦頃までには、これが兵士の正装になっていた。

002

セーラー服

せーらーふく

女子中高生の制服として着用されているセーラー服はもともとは1800年代にイギリス海軍に採用された軍服であり、今では世界中の海軍に広まり、海上自衛隊も士の階級が制服として着用している。女性のイメージが強いセーラー服は基は男性の服だったのだ。日本で女子学生が初めてセーラー服を着用したのは1920年の京都にある平安女学院だといわれており、それが日本中に広まった。今

003

カーディガン

かーでぃがん

こちらも女子高生の定番の服装のカーディガン。考案したのは英国陸軍軽騎兵旅団長の第7代カーディガン伯爵だ。1853年のクリミア戦争において怪我をしたイギリス兵が保温のための重ね着として着られていたVネックのセーターを着脱しやすいようにと、前開きにしてボタンでとめられる様にしたのが始まりと言われている。

004

ブレザー

ぶれざー

ブレザーでもシングルとダブルがありますが、ダブルタイプの方はもともとはポーランドの騎兵隊が発祥とされている。風が入らないよう防寒的な側面があった。その後、イギリス海軍に採用され世界的に広まり、今でも将校クラスの制服として着用されている。

005

トレンチコート

とれんちこーと

男女問わず秋冬のファッションとして人気だが、トレンチ(Trench)は英語で塹壕を意味する。第一次世界大戦は塹壕戦が多く冬季の雨の中、泥濘地での戦いは兵を疲弊させた。そこでイギリス軍が防水で対候性のある軍用コートとして開発したのがトレンチコートだ。実用性が高かったため、終戦後は秋冬のファッションとして広まった。

006

Pコート(ピーコート)

ぴーこーと

1800年代末期にイギリス海軍が艦上用の軍服として考案、着用していた。Pコートというとボタンの留め方で右合わせ、左合わせどちらでも着用できるのが特徴だが、これは風が激しい甲板上で風向きに合わせて着用できるようにするためだ。漁師の間でも広まることになる。

007

チノパン

ちのぱん

正式名称はチノ・パンツ。もともとはイギリス陸軍の制服として使われていた。チノパンの色というとカーキ色だが、初めは真っ白だった。しかし、戦場では汚れたり、目立つという事で土色に近い今の色に染められる形になった。

008

カーゴパンツ

かーごぱんつ

荷物船(カーゴ)の荷受け作業員の作業用に使用されたことが名前の由来。その後1942年にアメリカ陸軍の空挺部隊に採用される。今の左右の太もも分にポケットが付くシックスポケットの形になるのは1951年に戦闘用ズボンM-51からで、シックスポケットの配置は現在のBDUやコンバットパンツにも引き継がれている。

009

Tシャツ

てぃーしゃつ

世界中で普段着と着られているTシャツは実はアメリカ海軍が発祥。第一次世界大戦頃に制服の下に着用する下着として発案された。あくまで下着なので、この頃は服としてこれ一枚で着ることはなかった。

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