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用語一覧(59件)
「いつか人は死ぬ」
いつかひとはしぬ
それだけが僕の
それだけがぼくの
脳髄に蔓延ってカビになっていますが
のうずいにはびこってかびになっていますが
この度特効薬が選ばれました
このたびとっこうやくがえらばれました
性欲と食欲と睡眠と金
せいよくとしょくよくとすいみんとかね
憎しみとか全部忘れました
にくしみとかぜんぶわすれました
悲しみとか全部捨てました
かなしみとかぜんぶすてました
思い出すことは微かにありますが
おもいだすことはかすかにありますが
僕はもう大人になりました
ぼくはもうおとなになりました
生きる意味はそれなりにあるし
いきるいみはそれなりにあるし
死んでしまう時に
しんでしまうときに
死ねばいい話だろ
しねばいいはなしだろ
必死に働いて金を稼いで
ひっしにはたらいてかねをかせいで
過去は許されたのに
かこはゆるされたのに
人生発展途上の僕らは
じんせいはってんとじょうのぼくらは
常識の芽生えに戸惑ってばかり
じょうしきのめばえにとまどってばかり
梅雨は明けて日々は乾き
つゆはあけてひびはかわき
そのすべてに君がいる
そのすべてにきみがいる
鬼灯は爆ぜて
ほおずきははぜて
獣たちは旅をする
けものたちはたびをする
初夏未完の蜘蛛の囲が絡まる
しょかみかんのくものいがからまる
手で撫でた草の匂いを思い出す
てでなでたくさのにおいをおもいだす
晩夏散り際を思い出す
ばんかちりぎわをおもいだす
君の肌にくしゃみをした
きみのはだにくしゃみをした
仕事終わりはビールを飲んで
しごとおわりはびーるをのんで
大団円の映画で夜に染まる
だいだんえんのえいがでよるにそまる
友だちとそこそこ仲良くやれてる
ともだちとそこそこなかよくやれてる
干乾びる日々の裏で鳴り響く
ひからびるひびのうらでなりひびく
「なあ、どうか恨まないでくれ」
なあどうかうらまないでくれ
あの匂いがいつまでも鼻をくすぐる
あのにおいがいつまでもはなをくすぐる
「僕は今を生きるんだ。
ぼくはいまをいきるんだ
君はもう、死んでいるんだ」
きみはもうしんでいるんだ
生きた証が蜃気楼に踊って
いきたあかしがしんきろうにおどって
意味が過ぎ去る日々が
いみがすぎさるひびが
人生満了未遂の僕らには
じんせいまんりょうみすいのぼくらには
到底生き地獄にしか思えない
とうていいきじごくにしかおもえない
正義ってなんだ
せいぎってなんだ
道徳ってなんだ
どうとくってなんだ
日々が流れ
ひびがながれ
今では導く側だと
いまではみちびくがわだと
獣たちは気づかない
けものたちはきづかない
「さようなら。
さようなら
今は憧れがある。
いまはあこがれがある
人間らしさが身体中に染み付いた。
にんげんらしさがからだじゅうにしみついた
しかし、君の言葉は忘れない」
しかしきみのことばはわすれない
「シアワセの4文字なんてなかった。
しあわせの4もじなんてなかった
今となっちゃ、どうでもいいさ」
いまとなっちゃどうでもいいさ
愛がなんだ
あいがなんだ
夢がなんだ
ゆめがなんだ
それが金になるのか
それがかねになるのか
人生発展途上の僕らは
じんせいはってんとじょうのぼくらは
正しさと成長を天秤に掛ける
ただしさとせいちょうをてんびんにかける
何度忘れて何度嘆けど
なんどわすれてなんどなげけど
過去は輪廻するから
かこはりんねするから
死ぬとき死ねばいい
しぬときしねばいい
だがしかし今は生きたい
だがしかしいまはいきたい
人間らしく
にんげんらしく
人間らしく
にんげんらしく
そう思わないと前に進めない
そうおもわないとまえにすすめない

