五色百人一首 緑札

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百人一首だけだと長過ぎるので、五色百人一首にしてみました。一文が結構長いです。

用語一覧(20件)

001

君がため 春の野に出でて若菜摘む 我が衣手に雪は降りつつ

きみがためはるののにいでてわかなつむわがころもでにゆきはふりつつ

002

心あてに 折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる 白菊の花

こころあてにおらばやおらむはつしものおきまどはせるしらぎくのはな

003

心にも あらでうき世にながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな

こころにもあらでうきよにながらへばこひしかるべきよはのつきかな

004

恋すてふ わが名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか

こいすてふわがなはまだきたちにけりひとしれずこそおもひそめしか

005

契りきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山浪越さじとは

ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつすえのまつやまなみこさじとは

006

ちはやぶる 神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは

ちはやぶるかみよもきかずたつたがわからくれないにみずくくるとは

007

月見れば 千々にものこそ悲しけれ 我が身一つの秋にはあらねど

つきみればちぢにものこそかなしけれわがみひとつのあきにはあらねど

008

夏の夜は まだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月宿るらむ

なつのよはまだよひながらあけぬるをくものいづこにつきやどるらむ

009

花の色は 移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに

はなのいろはうつりにけりないたづらにわがみよにふるながめせしまに

010

人はいさ 心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける

ひとはいさこころもしらずふるさとははなぞむかしのかににほいける

011

やすらはで 寝なましものを小夜更けて かたぶくまでの月を見しかな

やすらはでねなましものをさよふけてかたぶくまでのつきをみしかな

012

世の中は 常にもがもな渚こぐ あまのを舟の綱手かなしも

よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのおぶねのつなでかなしも

013

我がいほは 都のたつみ鹿ぞ住む 世を宇治山と人はいふなり

わがいほはみやこのたつみしかぞすむよをうじやまとひとはいふなり

014

わが袖は 潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾く間もなし

わがそではしおひにみえぬおきのいしのひとこそしらねかわくまもなし

015

忘らるる 身をば思はずちかひてし 人の命の惜しくもあるかな

わすらるるみをばおもはずちかひてしひとのいのちのをしくもあるかな

016

忘れじの 行く末まではかたければ 今日を限りの命ともがな

わすれじのゆくすへまではかたければけふをかぎりのいのちともがな

017

わたの原 八十島かけて漕ぎいでぬと 人には告げよあまの釣舟

わたのはらやそしまかけてこぎいでぬとひとにはつげよあまのつりぶね

018

わびぬれば 今はた同じ難波なる 身をつくしても逢はむとぞ思ふ

わびぬればいまはたおなじなにはなるみをつくしてもあはむとぞおもふ

019

夕されば 門田の稲葉おとづれて 芦のまろやに秋風ぞ吹く

ゆふさればかどたのいなばおとづれてあしのまろやにあきかぜぞふく

020

小倉山 峰の紅葉葉心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ

おぐらやまみねのもみじばこころあらばいまひとたびのみゆきまたなむ

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コメント(2件)

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アドバイスありがとうございます‼
タイピングテキストがローマ字だと打ち方が決められてしまうので、ひらがなにすることをお勧めします!